※この記事は、12月6日 損賠紛争審査会:自主避難も自宅滞在も一律8000円/月、18歳以下のお子さん・妊婦さんについては4万円/月との指針・・・などに関連しています。

東電賠償:宮城県南部の2市4町が地域拡大を要望
毎日新聞 2011年12月12日 20時56分
 東京電力福島第1原発事故による避難指示対象区域外の賠償について、福島県に隣接する宮城県南部の2市4町は12日、賠償の対象に加えるよう求める要望書を政府の現地対策本部に共同提出した。要望書は「放射能汚染と影響に県境はない」と訴えている
 要望書を提出したのは▽白石市▽角田市▽七ケ宿町▽大河原町▽丸森町▽山元町--の市町長。

 原発事故を巡る賠償指針で政府は6日、福島県内23市町村については自主避難者も含め、一律に賠償を認める方針を発表している。
 これを踏まえ、宮城県6市町長は要望書で、空間放射線量は福島県の23市町村と同量か、それ以上だと指摘。政府に対し「賠償対象は福島県内に限定せず、6市町も含めるべきだ」と主張している。【宇多川はるか】
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111213k0000m040073000c.html


東日本大震災:宮城県の被害8兆円超す 中間試算を発表
毎日新聞 2011年12月12日 20時54分
 宮城県は12日、東日本大震災による県内の被害総額が8兆4130億円に上ったとの中間試算を発表した。住宅など建築物関係が約6割にあたる4兆6827億円を占めた。次いで、農林水産関係1兆2286億円▽公共土木施設・交通基盤施設関係1兆386億円--などと続いた。来年3月までに被害総額を確定させる方針。
 試算は5日現在のまとめで、県議会に報告した。県は前回の試算(10月20日現在)で被害総額を7兆3781億円としていたが、今回は自動車と船舶の被害を追加した。被災車両は約8万6000台で、被害額を1930億円とした。遊漁船など漁船以外の被災船舶は約7300隻で、348億円と算定した。【宇多川はるか】
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111213k0000m040072000c.html

宮城県が2市4町が県を超えて避難指示対象地区外でも賠償対象にするよう、要望を出しました。
本当に放射能汚染に境は何もないですね。県境だけでなく、国境も何もない。
気候次第でどんどん広がる。

政府や東電は「言われなければ黙っておこう」としています。
納得いかないことがあれば、自分で声を挙げるしかないんです。
残念ながら、何も言わなければ何もなかったことにされます。

Bochibochiは敵対するよう煽っているつもりはありません。
しかし主張すべきところはしっかり主張し、守るべきものが何なのかを自分の中ではっきりさせる必要があると思っています。

これだけの被害を出している東日本大震災のみならず、原発災害。
しかもこの原発災害は、これからもずーっと私たちが背負っていかなければいけないものです。

何がもっとも優先されるべきものなのか、私たちの社会の在り方が問われている気がしてなりません。

失礼します。
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