※この記事は、12月6日 【内容起こし】小出氏:粉ミルクから出たセシウム汚染、給食の40ベクレル新基準と暫定基準値@たねまきの続報です。


11月中旬にセシウム情報把握 粉ミルクから検出の明治
朝日新聞社 2011年12月9日21時41分 
 食品大手の明治は9日、同社の粉ミルクから放射性セシウムが検出された問題で、これまで公表していたきっかけより2週間早い11月中旬に検出の情報が寄せられていたことを明らかにした。同社は詳細な情報が得られなかったため詳しい検査はしなかったとしている。
 明治によると、11月14日に「インターネットに明治の粉ミルクからセシウムが検出されたという情報がある」といった複数の連絡があった。同社はこのサイトを確認したが、情報が掲載されていなかった。このため、「普段の定期検査で放射性物質が検出されていないこともあり、その時点で製品の検査はしなかった」という。
 明治はこれまで11月28日に放射性物質の検出について連絡があったため、検査に乗り出したと説明していた。広報担当者は「28日の通報は検査機関名や当該商品の賞味期限など、より具体的な情報があったため検査した」としている。
http://www.asahi.com/national/update/1209/TKY201112090580.html

粉ミルクから放射性セシウム検出 発端は福島のNPO法人による放射線量の測定でした。
FNN (12/08 02:13)最終更新: 2011/12/11 06:46
粉ミルクから放射性セシウムが検出された問題。その発端は、福島県内のNPO(民間非営利団体)法人による放射線量の測定でした。
数値は国の基準値を大幅に下回っていますが、「この粉ミルクも測ってほしい」という母親の依頼が増えているといいます。

子どもを持つ親は、「こればっかりは、自分たちでチェックできるものではないですからね」、「ちょっと心配な部分が大きいですね」と話した。
小さな子どもを持つ保護者たちに衝撃を与えた、粉ミルクからのセシウム検出。
国の暫定基準値の200ベクレル(Bq)は大幅に下回っているが、保護者たちの不安は拭えない。
実は、粉ミルクからのセシウム検出も、こうした保護者の不安がきっかけだった。
福島・二本松市にあるNPO法人では、山芋やカボチャなど、市民が持ち込んださまざまな食材に放射性物質が含まれていないかどうか、機械を使って調べている。
食品の放射能測定が行われているのは、二本松市のNPO法人「TEAM二本松」の市民放射能測定室。
メンバー全員が二本松市民というこの団体は、原発事故後、市民から持ち込まれた飲食物の放射能測定や、除染活動を行っている。

TEAM二本松の佐々木 道範理事長は「僕もやっぱり、自分の子どもたちには、放射性物質のない食べ物を食べさせてあげたいなと」と話した。
佐々木理事長が検査していた粉ミルクの中の1つ、明治の「ステップ」から、セシウムが検出され、6日の発表につながった。
発表後、粉ミルク測定依頼の問い合わせが、すでに7件あったという。
佐々木理事長は「やっぱり、皆さん不安でしょうね。お母さんたちが持ち込むのは、『これを子どもに食べさせていいものなのかどうなのかを測りたい』と。今回(粉ミルク)の場合は、対象が赤ちゃんですから、きちんと測って、公表していくべきだと思います」と話した。
7日、森永乳業や雪印メグミルク、和光堂など、粉ミルクを製造するメーカーが、自社製品について、これまで放射性セシウムが検出されていないことや、今後の監視・検査体制を強化することを発表した。
また、年内をめどに、食品に含まれる放射性物質の規制値の見直しが進んでいるが、放射線の影響を受けやすい乳児用の食品の値は、より厳しくなる見通しとなっている。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00213098.html

粉ミルクやベビーフード 定期的に放射性物質の検査実施へ 日本産科婦人科学会「心配の必要なし」
産経ニュース 2011.12.9 19:15
 食品大手、明治の粉ミルク「明治ステップ」から、1キロ当たり最大で30・8ベクレルの放射性セシウムが検出された問題で、厚生労働省は9日、市販の粉ミルクやベビーフードなどの乳児向け食品について、定期的に検査を行っていく方針を明らかにした。これまでも検査は行ってきたが、今後は3カ月に1度程度の頻度で検査していくという。
 検出された放射性セシウムは、国が定める粉ミルクの暫定基準値(1キロ当たり200ベクレル)を大きく下回っている。小宮山洋子厚生労働相は同日の会見で「特にお母さん方をはじめ、消費者の関心が高い」と説明。「今後も検査をしていきたい」と述べた。
 厚労省によると、これまでに粉ミルクは7~8月に25検体、乳児向け食品については7~8月と11~12月に計63検体を検査したが、いずれも放射性セシウムは検出されていない。
     ◇
 日本産科婦人科学会は、今回の粉ミルクを飲み続けた場合の健康被害について「被(ひ)曝(ばく)量は微量であり、心配する必要はない」などとする見解を同学会のホームページに掲載した。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111209/trd11120919150016-n1.htm

粉ミルクに関する一連の流れをまとめました。
どう考えてもおかしいですね。
企業は、自社の製品に責任を持つことは当然ですし、消費者の要望に応える企業努力を怠るものは、淘汰されてしまうのが必然だとBochibochiは考えます。

しかし、国の対応はどうでしょう?
日本産婦人科学会の見解はどうでしょう?

どの親が自分の生まれたての子供に、体に害があるものを飲ませようというのでしょうか?
赤ちゃんの栄養源は、母乳か粉ミルクしかないのですよ?
私が母親なら・・・。

国は、『暫定基準値内だから安全だ、飲ませろ、食え』と言って、実数を公開しようとはしません。

それならば、メーカーが対応すべきだと皆さん、お考えになるでしょう。
『なぜ、企業が一生懸命測定をしないのだろう?』
その答えがここにあります。

【文科省/放射線審議会・基本部会資料より】
国際放射線防護委員会(ICRP)2007 年勧告(Pub.103)の国内制度等への取入れ(現存被ばく状況関連)に係る論点整理
【P.7】

1


http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/housha/002/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2011/09/05/1310658_1.pdf

【このページの後半部分より抜粋】
・汚染された食品の販売に対して制限を課すことによる地域経済の混乱、消費者の選択や汚染されていない食品の提供による市場占有率の喪失は、線量低減に有益という観点から正当化されてはならない。(チェルノブイリ事故後のノルウェーにおけるラップ民族が生産するトナカイ肉に関する参考レベルの事例参照)(Pub.111 para87、付属書A.7.)

これ、どういう意味かわかりますか・・・?
噛み砕いて言うと、
『食品汚染度によって、企業間の競争を正当化しない』
『「汚染が低いから、うちの商品買ってください」というような競争の仕方はしないでください。』
ということを、文科省の放射線審議会の基本部会で話し合っているんです。
これは、汚染地域の企業を守るためのようなのですが、どういうことかご理解いただけますね・・・?

これ、Bochibochiも全く知らなかったんです。
ある方から教えていただいて、最初意味が分からなかったんです。文章も複雑ですし、何を言ってるのかわからなかったんです。
ですが、これはICRPという機関が出している文章の解釈をしたものであり、日本は基本的にICRP勧告を全面的に信じて、3.11以降対応してきてます。

国は、私たちに汚染レベルを知らせて食品を選ばせるつもりなどさらさらないのだろうと、この見解を見て絶句しました。

Bochibochiは、
『子供を守るためには、暫定基準値を厳しくし、食品全品計測を実施し、カロリー表示のようにどの時点でどのような計測機器でどのような数値が出たかを明確に表示し、子供にはより汚染の少ないものを食べさせる』
ということが必須であると、ずっと考えてきましたし、政府にもその旨のことを申し上げています。

でも、そんな気はさらさらないのかと思うと、本当にこの国はどうなっているのか?と、言葉を失ってしまいます。

しかし、今現在も子供たちは日本で暮らしているし、子どもたちを守るためには、地元行政かTEAM二本松のような市民団体が計測したものをデータ化していって、共有するか・・・。
本当に限られた方法しか思い浮かびません・・・。

皆さん、この現実にどう向き合われますか・・・?

失礼します。
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