※この記事は、9月23日 福島県二本松市:土壌3000ベクレルの土壌から500ベクレルの米を検出・・・【移行係数0.1の信ぴょう性】に関連しています。
放射性セシウム:福島市のコメから規制値超630ベクレル
毎日新聞 2011年11月16日 21時58分(最終更新 11月16日 23時49分)
◇政府が出荷停止検討
福島県は16日、福島市大波地区産のコシヒカリ(玄米)から国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウム630ベクレルを検出したと発表した。コメの暫定規制値超過は全国で初めて。政府は同地区のコメを出荷停止にする検討を始めた。【清水勝、佐々木洋】
県は同日、大波地区の稲作農家154戸に出荷自粛を要請。厚生労働省は県に対し、同地区や周辺で収穫したコメのサンプル検査の強化と、既に流通したコメの追跡調査を要請した。
大波地区は東京電力福島第1原発から約60キロ離れた中山間地で、154戸の稲作農家がある。原発事故による放射線量が比較的高く、福島市は10月18日から地区の全世帯を対象に、本格的な除染作業を進めている。この農家の水田はくぼ地にあり、沢水を使っているといい、周囲の放射性物質が蓄積された可能性があるとみられる。コメは収穫後に天日干ししていたが、市は「セシウムの濃度が高かったこととは関係がない」としている。
原発事故を受け、政府は17都県を対象に収獲前の予備検査と収獲期の本検査を実施。大波地区では9~10月に予備検査を1地点、本検査を2地点で行い、検出値は28~136ベクレルだった。県内すべての検査が終了し、佐藤雄平知事は10月12日、県産米の「安全宣言」をしていた。
厚労省監視安全課は「予備検査と本検査で何カ所も調べ、すべて規制値以下だったのに、なぜ今ごろ規制値を超えるコメが出るのか。消費者の信頼を得るには、いったん出荷停止とし原因を究明する必要がある」と話している。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111117k0000m040086000c.html
コメの検査の在り方 課題に
NHKニュース 11月17日 5時27分
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、この秋、福島など17の都県が新米の放射性物質の検査を行いましたが、これまで国の暫定基準値を超えたケースはありません。基準超えが判明したコメは福島県の検査をすり抜ける形になったことから、今後、自治体で行う検査の在り方が課題になりそうです。
福島など17の都県が行った検査は、収穫の前と後の2段階でコメに含まれる放射性セシウムを調べるものです。収穫前の「予備検査」は、農地の放射性セシウムの濃度が1キログラム当たり1000ベクレル以上だった市町村などが対象で、数か所の水田を選んで行われます。「予備検査」で放射性セシウムの濃度が200ベクレルを超えると、その市町村は「重点調査区域」となり、15ヘクタールごとに1か所、「本検査」が行われます。本検査で食品の暫定基準値の500ベクレルを超えた場合、コメが収穫された地域に出荷制限が行われることになっていました。基準超えのコメが見つかった福島市の大波地区でも、2か所で本検査が行われましたが、いずれも基準を大幅に下回っていたということです。新米の検査は、埼玉県の一部を除きすべて終わっていますが、これまで国の暫定基準値を超えたケースはありません。今回、基準超えが判明したコメは、福島県の検査をすり抜ける形になったことから、今後、対象となる水田の選び方や抽出検査の在り方など自治体で行う検査方法が課題になりそうです。これについて、農林水産省は「検査のサンプル地点の選び方など、より効果的な検査体制を整備できるよう来年に向けて検討していきたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111117/t10014014841000.html
是非スウェーデンでの対応を見てみてください。
子供を守るために何をすべきか。
【6月24日~チェルノブイリ事故の際 スウェーデンはどう動いたか~@FM797京都】
※5月30日UP 日本の暫定基準値がいかに異常か【暫定基準値を信じるか】もご参考まで。
こんなことでは、いつまでたっても国民は安心して食品を買うことができません。
政府は「足りない、できない」ではなく、「やる」と腹を決めてください。
失礼します。
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