※この記事は、
11月2日 小出氏:キセノン検出と核分裂反応・核の暴走、について@たねまき【日本の沸騰水型原子炉で爆発的事象は恐らくない…】
11月2日 【追記:内容起こし】東電:2号機原子炉格納容器から採取したガスからキセノン133・135を検出【再臨界の可能性】に関連しています。

福島第1原発:キセノン検出、臨界ではなく「自発核分裂」
毎日新聞 2011年11月3日 13時23分(最終更新 11月3日 18時50分)
 東京電力は3日、福島第1原発2号機で核分裂が起きたことを示す放射性のキセノンが検出されたことについて、核分裂反応が連鎖して起き出力が上昇する「臨界」ではなく、一定の割合で自然に起きる「自発核分裂」という現象でできたものだと発表した。
 東電は「炉の不安定化や、外部の放射線量上昇などにつながるものではない。冷温停止や(収束に向けた工程表の)ステップ2終了時期への影響はないと考えている」と説明しているが、炉内の状況把握が不十分な状況は依然続いている。

 東電は自発核分裂と判断した根拠として、溶融した燃料内のキュリウム242や244という物質が散発的に核分裂を起こしてできるキセノンの量を推定すると、今回の検出結果と合うことや、臨界が起きた場合は1万倍以上の濃度で検出されるはずだと指摘
 継続的な核分裂の発生に必要な中性子を吸収するホウ酸水を入れても、なおキセノンが検出されたことや、原子炉の温度、圧力に異常な変化がないことも挙げた
 自発核分裂は正常に停止した原子炉でも起きる現象だが、2号機の燃料は事故で損傷し外側を覆う被覆管が溶けているため、キセノンが格納容器内に出てきたとみられる。東電は炉内の気体を継続的に監視する計画だとしている。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111103k0000e040024000c.html

福島第1原発:東電、一時的「臨界」の可能性否定
毎日新聞 2011年11月3日 21時09分
 東京電力福島第1原発2号機の原子炉格納容器内で、核分裂によって生じる放射性のキセノン135などがごく微量検出された問題で、東電は3日、中性子が当たらなくても単発で起きる「自発核分裂」でキセノンが生じたとする見解を明らかにした。継続的な核分裂が起きる「臨界」が一時的に生じた可能性は否定した東電が分析したところ、検出されたキセノンの濃度は、臨界になっていたと仮定した場合よりかなり低かったという
 東電は、検出されたキセノン135が、損傷した核燃料などにあるキュリウム242とキュリウム244の自発核分裂で生じたと仮定し、容器内のキュリウムの量を推計。核分裂で生じるキセノンの濃度を試算したところ、今回検出されたキセノンの濃度(1立方センチあたり約10万分の1ベクレル)とおおむね一致したという。一方、臨界が起きていたと仮定した場合、キセノンは今回検出された濃度の約1万倍に達するという結果になった。
 東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「容器内の中性子が臨界の必要量を維持していない点からも、一時的な臨界はない」と説明。2日の会見で臨界の可能性に触れた点について「詳細な分析ができていない中、可能性があったので言及した。『臨界』は一般の方が危険な状態と考えやすい言葉で、不安を与えたのは申し訳ない」と陳謝した。
 東電によると、キュリウムはウランやプルトニウムが中性子を吸収して生成され、通常運転時や定期検査中でも自発核分裂が起きる。健全な炉内では、キセノンは燃料棒の被覆管内に閉じ込められているが、今回は事故で被覆管も溶けたため検出された。1、3号機についても、2号機と大きく変わらない状態だという。
 松本氏は「自発核分裂は平常時にもみられる現象なので、冷温停止などへの大きな影響はない」と話している。【奥山智己】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111104k0000m040054000c.html


自発核分裂 (Wikipediaより一部抽出)
自発核分裂は、その名の通り原子核分裂反応と全く同じ物理過程であるが、中性子やその他の粒子による衝撃を受けることなく分裂が始まる点が通常の核分裂と異なっている。陽子が多く中性子があまり多くない核種では陽子同士に働くクーロン力の影響で原子核全体が不安定な状態にある。このような原子核が量子力学的な揺らぎによって自発的に核分裂を引き起こす過程が自発核分裂である自発核分裂では他の全ての核分裂反応と同様に中性子が放出される。そのため、臨界量以上の核分裂性物質が存在する場合には自発核分裂が核分裂の連鎖反応を引き起こしうる
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%99%BA%E6%A0%B8%E5%88%86%E8%A3%82

5

(11月1日 崎山比早子氏の資料より)

いずれにしても、やっぱコントロール不可ってことで、よろしいでしょうか・・・?

失礼します。
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