※この記事は、
10月14日 文科副大臣:もんじゅを視察「(安全検証の委員会組織について)安全評価もあるが、年内に初会合を」、
7月23日 小出氏講演:「原爆・原発と憲法9条」@堅田9条の会【その③】の続報です。
もんじゅ、研究開発に軸足 原子力機構理事長
2011/10/30 18:58 【共同通信】
核燃料サイクルの中核を成す高速増殖炉の原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)を運営する日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長は30日までに共同通信のインタビューに答え、実証炉や実用炉の建造を目指す従来路線は「なかなか国民には理解してもらえない」との認識を示し、発電の実用化とは別の研究開発に軸足を移す方向性を明言した。
鈴木氏は「いろいろな新しい技術を試す原子炉として使った方が、日本だけでなく世界のためになるのではないか」と語った。核燃料サイクルを支える高速増殖炉について、運営主体のトップが路線修正の必要性に言及したことで抜本的な政策見直し論議が加速しそうだ。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011103001000501.html
そうですね。
3.11以降、原発の安全性や、存在そのものを考えるようになってから、
『商業炉として存続させる意味』
を考えていました。
原発が必要だとおっしゃる方には、
「技術開発のためにも、原発は必要だ」
とおっしゃる方がいます。
それは、Bochibochiも否定しません。
少なくとも、完全に廃炉ができるようにする、または、放射性物質を無毒化させるなど、研究レベルでは、必要な分野だと思っています。
しかし、それは商業用である必要があるでしょうか?
原子炉については、、すでにその段階の話にまで来ているとBochibochiは思っています。
ましてや、高速増殖炉は原発ありきで、無理矢理核燃サイクルを成立させるために研究しているように見えます。
もう壮大な夢物語です。
しかし、もうすでに、日本中にあるこういった炉をどうやって処理していったらいいのか、現時点では、とてもじゃないですが、道が見えません・・・。
失礼します。
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