※この記事は、10月12日 小出氏:世田谷区の2.7μSv、横浜市のストロンチウム195Bq、お米とサンマとベラルーシの基準@たねまきに関連しています。

軽井沢 比較的高い放射線量
NHKニュース10月13日 5時20分 
長野県軽井沢町の学校の敷地で、周辺より比較的高い放射線量が計測され、町はすべての小中学校などの放射線量を13日から測定することになりました
軽井沢町によりますと、今月、町内の一部の教育施設で放射線量を調べたところ、1つの学校で排水口近くにある地表の放射線量が、1時間当たり1.7マイクロシーベルトと周辺より比較的高い値を計測しました。このため町は土の一部を撤去しました。町は雨水によって放射性物質が集まったのが原因とみていて、町内すべての小中学校と保育園、そして児童館について排水口近くの地表や溝などの放射線量を13日から測定することになりました。軽井沢町は、年間の放射線量が1ミリシーベルトを超すおそれがある場所があった場合は土壌の入れ替えなどの除染作業を行うことにしています。軽井沢町教育委員会の荻原勝教育長は「今月いっぱいをめどに放射線量の測定を進めながら、値が高い場所については土を取り除いていきたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111013/t10013223331000.html

ホットスポットなのかどうかは、今後の調査によりますが、小出先生がおっしゃるとおり、生活圏の中に雨などで濃縮された汚染ポイントがあると予想されます。
汚染地図とはまた別に、生活レベルでの計測が必須です。

この作業をずっと続けていかなければいけません。

雨が降るたびに、濃縮されていく可能性があるからです。
セシウム134は半減期約2年ですので、2年後には減りますね。
しかし、セシウム137は、半減期30年です。そう簡単には消えてくれません。

これを人が生活している圏内に埋め立てたり、焼却処分場で処理すると、人間のサイクルの中にずっと入ってくるということになります。

封じ込めることを放棄している政策を変えさせるには、みなさんお一人お一人の声が必要です。
どうか、たった一つのメールでいいんです。
民意で政府を動かしましょう。

政府に対して何度でも言います。
 ・国策として、子どもたちを即刻疎開させること。
 ・福島に人の住めない地域があることを認め、謝罪し、その地域の住民に補償を約束すること。
 ・その場所で焼却灰や汚泥などの汚染されたものを国が管理すること。
 ・食品の線量測定体制を早急に確立し、全ての食品に汚染数値を記載するようにすること。
【参考記事】
 ・7月23日 【追記あり】完全に間違った優先順位
 ・7月24日 福島県・長野県:汚泥・がれき処理に限界近づく【非人道的な状態】

 ・8月12日 食品安全委員会にパブリックコメントを送りました【生涯100mSvの件】

失礼します。
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【追記】
新潟、県境・北部に高いセシウム蓄積 汚染マップ公表
2011年10月12日21時29分
 東京電力福島第一原発事故による放射能汚染をめぐり、文部科学省は12日、航空機で測定した放射性セシウムの蓄積量について新潟県と秋田県の汚染マップを公表した。新潟県では福島県境や北部などに比較的、高い蓄積の地域があった。
 8月30日から9月28日にかけて、ヘリコプターで両県上空から高感度の検出器で地表から出る放射線を測った。実際に地上で土壌も調べ蓄積量を割り出した。原発から出た放射性物質が風で流れ、雨や雪と共に地上に落ちたとみられる。
 放射性物質量が半分になる半減期はセシウム134が2年で同137は30年。長く影響が出る137の土壌の蓄積量をみると、新潟県で高かったのは魚沼市や阿賀町の一部のほか、北部の関川村、村上市などにまたがり、1平方メートルあたり3万~6万ベクレルにのぼった。
http://www.asahi.com/national/update/1012/TKY201110120568.html

マップ

10月12日 新潟汚染地図


http://www.asahi.com/national/gallery_e/view_photo.html?national-pg/1012/TKY201110120661.jpg

http://www.asahi.com/national/gallery_e/view_photo.html?national-pg/1012/TKY201110120574.jpg