※この記事は、
10月12日 小出氏:世田谷区の2.7μSv、横浜市のストロンチウム195Bq、お米とサンマとベラルーシの基準@たねまき
10月11日 小出氏:東京都のセシウム汚染状況、二度と戻れない地域、子供たちの甲状腺ガンとチェルノブイリハート@たねまき
10月6日 福島県二本松市:玄米の本格調査開始【288検体を検査予定】
10月4日 狭山茶橋本園:自己破産申請していた・・・【暫定基準値を超えるセシウム検出で消費激減・・・】
9月15日 政府:福島県内43市町村の野生キノコを出荷停止【栽培キノコは対象外】に関連しています。

放射性セシウム:我孫子と君津産原木シイタケ出荷停止指示
毎日新聞 2011年10月11日 22時00分
 政府は11日、国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出した千葉県我孫子市と君津市の露地栽培の原木シイタケの出荷停止を同県に指示した。原木シイタケの出荷停止は福島県に次いで2例目。
 厚生労働省によると、9月26日に採取した我孫子市産の原木シイタケから規制値の約4倍の1955ベクレル10月5日に採取した君津市産からは734ベクレルのセシウムを検出した。千葉県産の食品については6~7月、野田市や勝浦市など6市の茶が出荷停止となり、現在も続いている。【佐々木洋】
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20111012k0000m040106000c.html

東日本大震災:福島米、安全宣言 規制値下回る 知事「自信持って作って」
毎日新聞 2011年10月13日 東京朝刊

 福島県は12日、新米を対象にした放射性セシウムの本検査が終了し、県内1174地点すべての検体で国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を下回ったと発表した。これにより、作付け制限された避難区域を除く県内48市町村でコメの出荷が可能となり、佐藤雄平福島県知事は県産米の安全宣言を表明した。
 同日夕、記者会見した佐藤知事は「福島県のコメの安全性が確保された。トップセールスで安全性とおいしさを強調したい」と述べ、県内農家に「自信を持って農産物を作ってほしい」と呼びかけた。
 国のコメ検査は収穫前の予備検査と、収穫後に出荷の可否を判断する本検査の2段階で実施。本検査で規制値を超えた地点があれば、1950年時点の旧市町村単位で出荷停止となる仕組みだ。福島県では9月23日の予備検査で二本松市小浜地区の1地点から500ベクレルを検出。国が本検査重点調査区域の基準とした200ベクレルを超えたため、二本松市は全国で初めて同区域に指定され、本検査を当初予定の約40地点から288地点に増やした
 本検査の結果は1174地点中964地点(82・1%)で、機器の検出限界値(5~10ベクレル)以下100ベクレル以上は7地点あり、出荷されるコメの最大値は、伊達市小国地区の1地点で検出された163ベクレルとなる。
 一方、予備検査で500ベクレルを検出した二本松市小浜地区の地点では、今回も同じ水田で470ベクレルを検出県はこの水田周辺の9アールで収穫されるコメを研究用として全量買い上げる。この水田は山あいにあり、県は「セシウムをよく吸着する粘土質ではなく砂が多かったため、セシウムが稲に吸い上げられやすかったのでは」とみる。農林水産省は「地形的な問題など複数の要因が絡んでいる可能性がある。来年の作付けの問題もあり、できるだけ早く原因を確かめたい」としている。
 福島産米の本検査は早期出荷米が8月25日、一般米は9月16日から実施。問題がないと確認された自治体のコメから順次流通を始めている。来年産米の作付けについて県農林水産部は「今回の結果を分析し、土壌改良策も盛り込んで計画をまとめたい」と話している。【関雄輔、曽田拓】
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111013ddm001040123000c.html

東日本大震災:セシウム検査、狭山茶10銘柄で暫定規制値超え
毎日新聞 2011年10月13日 東京朝刊
 埼玉県産ブランド茶「狭山茶」について、県は12日、新たに放射性セシウム検査をした347銘柄のうち、10銘柄で国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回ったと発表した。県はこれまでに検査した計365銘柄の製造者名、放射性物質の数値、銘柄名、市町村名を県ホームページに公開する。
 全銘柄検査結果の2回目。いずれも放射性物質が集まりやすいとされる「若芽・早摘み」。
 既に計約512キロが販売されており、県は各業者に回収や廃棄を要請する。県の検査で規制値を上回ったのは計19銘柄となった。【西田真季子】

 規制値を上回ったのは以下の銘柄。

  ▽岡田園(川越市)「特上煎茶 小江戸のお茶」
  ▽丸甚園製茶所(所沢市)「彩 1500」
  ▽岡野園(狭山市)「特上茶」
  ▽やまみや宮岡園(同)「高級煎茶」
  ▽知 浅見園(同)「慈風」と「上慈風」
  ▽長寿園製茶所(同)「煎茶15号」
  ▽明日香(同)「おてがる抹茶」
  ▽有限会社山 丸山園(入間市)「特撰初摘み茶」
  ▽田村園(皆野町)「緑茶」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111013ddm012040061000c.html

この三つすべて、暫定基準値500ベクレルです。
キノコ類は、土壌からの移行係数が高いとされています。
お米は移行係数0.1だと言われていますが、どうでしょうか。二本松市のお米については、3000ベクレルの土壌から500ベクレルのお米が生産されているため、その数値が怪しいということは、推測がつきます。さらに、狭山茶。ブランドイメージとしては、厳しいですね。破壊的ダメージだと思います。
そんな中、以下のようなニュースもあります。
いったいどうしたらいいのでしょうか・・・。

震災倒産が370社超える
NHKニュース 10月12日 6時4分
ことし3月の東日本大震災で倒産した全国の企業の数は判明している分だけで370社を超えていることが民間の信用調査会社のまとめで分かりました。
民間の信用調査会社「帝国データバンク」によりますと、震災の影響で自己破産するなどして倒産した企業の数は、今月10日までに判明している分だけで373社となり、負債総額は6250億円余りに上っています。阪神・淡路大震災のときには、地震から3年の間で倒産した企業の数は394社でしたが、今回の震災ではわずか半年で倒産件数がほぼ同じ程度まで確認されたことになります。業種別では、
▽建設業が63社、
▽旅館・ホテルなどが32社、
▽衣料品が23社などとなっており、特に震災後の自粛ムードや節約志向が強まったことで、被災地とは遠く離れた場所でも小売り業やサービス業が倒産するケースが目立っています。これについて帝国データバンクは、「被災地では、津波の壊滅的な被害を受けて連絡がとれない企業も多く、事実上、営業ができない状態に陥っている企業の数は、少なくとも2500社近くに上ると見られ、震災による倒産はさらに増えるだろう」と分析しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111012/k10013195001000.html

失礼します。
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