※この記事は、10月7日 全国さんま棒受網漁業協同組合:福一から半径100キロの海域を操業禁止に・・・。に関連しています。

大津漁協、シラス漁の年内再開断念 築地市場が入荷難色
茨城新聞 2011年10月7日(金)
北茨城市の大津漁協は6日、福島第1原発事故の影響で休漁が続いているシラス漁について、年内は再開せず休業することを決めた。同漁協によると、取引先の東京・築地市場が本県産シラスの買い入れに難色を示したためという。これを受け、大津港で水揚げする平潟漁協(北茨城市)、川尻漁協(日立市)も、同様に年内のシラス漁再開を断念した。

先月26日に北茨城市・高萩市の各沖で採取したシラスの放射性物質検査で、暫定基準値を大きく下回った結果を踏まえ、大津漁協は今月4日に築地市場を訪問。本県産シラスの受け入れを要請したが、市場側が難色を示したという。

同漁協は6日、「大津小型船主会」を開き、今後の対応について組合員約25人と協議。シラス漁の年内再開を断念する方針を確認した。平潟・川尻漁協も同意。3漁協による年内休業が決まった。

大津漁協は今後の対応について「シラスの安心・安全をPRし、消費者ニーズに応えていきたい」と説明。来年1月から禁漁期間に入ることから、サンプリング調査を継続しながら、禁漁が解禁となる来年2月のシラス漁再開を目指す。

同港の昨年1年間のシラス水揚げ量は1135トン。そのうち、約40%が平潟・川尻の小型船で、同港では計約60隻が水揚げを行う。
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13179091634884

漁港で水揚げの生シラス堪能 「大洗復興しらす祭」 茨城
産経ニュース 2011.10.9 14:52
 茨城県大洗町磯浜町の同町魚市場で9日、「大洗復興しらす祭」が開かれ、会場前の漁港に水揚げされたばかりのシラスを使った「生しらす丼」や「しらす天ぷら」が販売され、来場者が新鮮なシラスの味を楽しんだ
 東日本大震災で、大洗漁港は船着き場が崩落し、魚市場前の店舗も津波で人の背丈ほどの高さまで浸水するなど大きな被害を受けた。復旧が進んだ後も原発事故の風評被害を受けており、漁業だけでなく、海水浴客が例年の8割減となるなど観光への影響も大きい。この日のイベントは、漁港や町の観光を復興させようと企画された。
 会場内では「生しらす丼」が超特価の500円、「しらす天ぷら」が100円で販売された他、海産物や地元の野菜を販売するテントが並び、大勢の来場者でにぎわった。
 シラスは春先と8~10月が旬で、漁港近くなど新鮮な状態でしか味わえない生シラスはぷりぷりした食感が特徴だ。福島県いわき市から家族で来た菅野久男さん(62)は「シラス干しもおいしいが、生シラスは新鮮でおいしい。復興は大変だけど、たまには英気を養い、頑張りたい」と話していた。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111009/ibr11100915020008-n1.htm

本当は、こんな記事二つ並べたくありません。
しかし、現実ですのでご紹介いたします。

食べるかどうかを決めるのは、ご自身で結構ですが、お子様だけはご両親の判断によって変わってくること、それがとても心配です。

失礼します。
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