※この記事は、
9月27日 環境省:年間5mSvの土を除染した場合、東京ドーム23倍分と試算【1mSvはもう守れないのか】に関連しています。

放射性廃棄物「8都県に中間貯蔵施設」宮城・福島・岩手など
河北新報社 2011年09月29日木曜日
 東京電力福島第1原発事故を受け、環境省の南川秀樹事務次官は28日、各県で発生した放射性物質を含む焼却灰や汚泥などの保管について、福島県を含む8都県にそれぞれ中間貯蔵施設を設置する必要があるとの認識を示した

 訪問先の福島県で首長らとの会談後、明らかにした。福島以外の7都県は岩手、宮城、茨城、栃木、群馬、千葉、東京。今後各都県に伝え、来月10日に環境省で開かれる検討会で正式に方針を示す
 中間貯蔵施設で保管するのは、ごみの焼却や下水処理に伴って発生した焼却灰や汚泥のほか、除染作業で出るごみなども含まれる見通し

 南川次官は「福島県だけの問題ではなく、宮城や栃木、茨城などにも波及しており、各県ごとの対応が必要」と述べたが、施設の定義や保管の基準があいまいなため、福島県だけでなく7都県から困惑の声も上がりそうだ。
 中間貯蔵施設をめぐっては、菅直人前首相が退陣間際の8月、福島県に対して除染作業で出た土壌などを保管する場所を県内に設置するよう求めたが、県や地元が反発し設置のめどは立っていない。
 南川次官は報道陣に「福島県に責任があるわけではなく、他の県のものを(福島県に)持ってきて埋めることは考えていない」と強調。福島第1原発の敷地を貯蔵先に利用するかどうかについては「廃炉過程を考慮すると設置がいつになるか不明で賛成できない」とした。
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110929t71020.htm


中間貯蔵施設、県内に複数必要 環境次官、放射性廃棄物9000万立方メートル
福島民報(2011/09/29 09:51)
 環境省の南川秀樹事務次官は28日、来県し、東京電力福島第一原発事故により放射性物質の付着した廃棄物総量が県内で9000万立方メートルに上る可能性があるとの試算を示した。その上で、1カ所に保管することは難しく、複数の中間貯蔵施設を設ける必要があるとの見通しを明らかにした
 郡山市で取材に応じた南川事務事務次官は、避難区域をはじめ県内全域で実施されている除染作業の結果、最大で東京ドーム72個分に当たる9000万立方メートルの廃棄物が発生する可能性があるとした。「(土などをかぶせるため)余裕を見て3キロ×3キロ×深さ10メートル(9000万立方メートル)を想定した」と述べた上で「1つの施設としては大規模のため1カ所では厳しい」として中間貯蔵施設を複数カ所に設置する考えを示した。
 さらに、岩手、宮城、栃木、群馬、茨城、千葉、東京の1都6県にも中間貯蔵施設を設置する方針を示し、「(放射性物質の付着した廃棄物を)他県から持ち込まない」と明言した。
 一方、政府が当初検討していた福島第一原発敷地内への中間貯蔵施設の設置については、事故が収束して大規模な工事ができるなどの条件が整えば「検討の対象になる」とした。しかし、廃炉までの作業が長期間を要するため、私見として「候補地にすることに賛成でない」と語った。
 南川事務次官はいわき、浪江、富岡、川内の各市町村長と懇談した後、郡山市のJR郡山駅で質問に答えた。
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4147&blockId=9892881&newsMode=article

そうですか・・・。
各都県で保管ですか・・・。
中間貯蔵施設は、いったいどのくらい貯蔵するんでしょう。
いったい誰が管理するんでしょう。

この流れは、もう止められないんですか・・・ね・・・?

失礼します。
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