※この記事は、9月15日 【起こしUP】小出氏:放射性核種の違い、福島の除染の現実、川内村の帰還宣言とひまわり@たねまきに関連しています。

除染土、最大東京ドーム23杯分 環境省が試算
2011/09/27 20:04   【共同通信】
 環境省は27日、東京電力福島第1原発事故で放射性物質に汚染され、今後の除染で土をはぎ取るなどして発生する汚染土壌量をめぐり、試算した結果を有識者検討会に示した。年間5ミリシーベルト以上の区域を中心に除染した場合、土壌量は最大で東京ドーム23杯分に相当する2879万立方メートル除染が必要な面積は福島県の17・5%に当たる2419平方キロメートルに上る野田佳彦首相は福島県内に中間貯蔵施設を設置する方針で、地元自治体と協議する意向を示しているが、広大な施設が必要になる可能性もあり、調整は難航が予想される。
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092701000910.html

どうして年間5ミリシーベルト基準での試算なんでしょうか・・・?
やっぱり年間1ミリシーベルトはもう守れないということですか?

では、なお一層子供たちを中心に避難を進めてください。そのために、税金を使ってください。

【上の関連記事より一部抜粋】
それでは、今日のニュースに関する質問。
放射性物質を除染する対象になる可能性のある地域、つまり、毎時1マイクロシーベルト以上の放射線が観測されている地域が、福島県全体の7分の1にあたる、およそ2000平方キロに及ぶことが、専門家の試算でわかったというニュースが新聞などで伝えられていますが、この面積について、小出先生はどう受け止められましたか?
(小出氏)それは、あまりにも高すぎます。毎時1マイクロシーベルトを許してしまうとですね、1年間に8ミリシーベルト、或いは9ミリシーベルトになってしまいます。
それは、いわゆる一般の人々に対する国が定めた線量限度のほぼ一桁も高いようなものになってしまいますので、どうしてそんな基準でいいのか、まずそれを問わなければいけません。

あの、それくらい高い地域を考えてもですね、その区域全体の土のセシウムをほぼ除去できると言われる深さ5㎝まで剥ぎ取ったとしたとして、その体積は東京ドーム80杯分のおよそ1億立方メートルになるとのことなんですけれども、もし、これだけ大量の土を例えば剥ぎ取ったとして、処分する施設を建設するという話は、現実性があるんでしょうかね?
(小出氏)私は無いと思います。

専門家は、中間貯蔵施設というものを作るとして、その施設については、コンクリート製容器の汚染された土を入れて、浅い土の中に埋める方式などがあるとしているんですけれども、これ、また放射性廃棄物をこんなやり方で貯蔵した例というのは、あるんでしょうか?
(小出氏)いろいろなことを考えてきて、コンクリート製の容器、そうですね、プールのようなものに入れてしまうという案ももちろんありましたし、今回の場合には、そういうことも取らざるを得なくなるかもしれないと思います。

(近藤氏)先生、中間貯蔵施設そのものなんですけれども、政府はこれはあくまで福島県内に、あくまで中間で作った後に、県外へ最終処分という言い方をしているんですけれども、現実には、また沖縄の普天間を連想してしまうんですけれども、そのあたり、政府の説明というか、地元の人に与える心理的なもの、先生はどう見てらっしゃいますか?
(小出氏)近藤さんが今おっしゃったとおりだと、私も思います。
仮に、中間貯蔵施設というようなものを福島県内に作ってしまえば、二度とそこから動かないと覚悟する以外にありません。
【抜粋終了】

失礼します。
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【追記】
除染範囲などの取りまとめへ
NHKニュース 9月28日 5時3分  
原発事故で拡散した放射性物質を取り除く除染が必要な場所として、環境省は、被ばく線量が年間5ミリシーベルト以上の地域とする方針を示し、これに基づいて取り除く土の量は、最大で東京ドームおよそ23杯分に当たる2870万立方メートル余りに上ると試算しています。環境省は今回の試算を基に専門家による議論を進め、除染を行う範囲や具体的な方法を年内に取りまとめることにしています。

これは、27日に開かれた専門家による検討会で環境省が示したものです。試算にあたって環境省は、面的な除染が必要な場所について、被ばく線量が年間5ミリシーベルト以上の地域とする方針を示しましたその理由として、線量がこれを下回る場所では、時間の経過や風雨などで自然に年間1ミリシーベルト以下に減ることが期待できるとしています。これに基づいて除染を行う面積や取り除く土の量を試算しました。対象とする地域は、最も広い場合で、被ばく線量が年間5ミリシーベルト以上の地域と、1ミリシーベルト以上5ミリシーベルト未満でも側溝など線量が局所的に高い地点を加えた範囲と想定しました。さらに、こうした地域で建物の敷地内や農地の土を深さ5センチまで削り取るほか、森林については全域で枯れ葉などを取り除く方法で除染を行った場合を計算しました。その結果、除染する面積は最大で、福島県をはじめ、宮城県や山形県、栃木県、茨城県で合わせて2419平方キロメートル、取り除く土の量は東京ドームおよそ23杯分に相当するおよそ2879万立方メートルに上るとしています。一方、環境省は放射線量が高い警戒区域と計画的避難区域については、国が除染のすべてを行う方針を決めました。

今回の環境省の試算について、27日、11万世帯すべてを対象に除染を進めるという計画を公表した福島市の瀬戸孝則市長は「自治体は除染の手法や財政的な裏付けがなくて困っている。さらに除染で出た泥などの仮置き場を作るにしても、どれぐらいの期間、仮置きしておかねばならないか、分からなければ場所も決められない。これはどの自治体にも共通の喫緊の課題だ。国には中間貯蔵施設を至急決めて欲しい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110928/k10015891422000.html


東日本大震災:被ばく年5ミリシーベルト以上で除染--政府方針
毎日新聞 2011年9月28日 東京朝刊
 ◇汚染土、5県2878万立方メートル
 東京電力福島第1原発事故による放射性物質の除染について、環境省は27日、事故に伴う被ばく量が年5ミリシーベルト以上の地域を対象とする方針を固めた。年5ミリシーベルト以上の地域と年1~5ミリシーベルトでも局所的に線量が高い場所を除染する場合、汚染土壌などの量は福島、宮城、山形、茨城、栃木の5県で、最大2878万立方メートルに上る。汚染土壌などを運ぶ中間貯蔵施設が大規模になり、立地自治体との調整は難航しそうだ。
 8月に成立した除染やがれき処理に対処する特措法では、著しい汚染地域を「除染特別地域」と環境相が指定し、国が直轄で除染するとしている一定の汚染地域を「汚染状況重点調査地域」に指定し、自治体が汚染状況を調べ、除染区域や計画を定め除染する
 環境省は、両地域での除染計画の策定にあたり、追加被ばく量が年5ミリシーベルト以上を除染が必要な場所と位置づけた。理由について、環境省は「5ミリシーベルト以下なら、時間経過による減量や風雨による拡散で、政府目標の追加被ばく量の年間1ミリシーベルト以下になる」と説明した。
 こうした前提で除去すべき範囲で土壌を深さ5センチはいだ量を試算。また、森林を除染する割合を面積で10%、50%、100%に分け除去量を算出した。
 その結果、100%なら土壌などの除去量は、東京ドーム23個分の2878万5000立方メートルになることが分かった。内訳は住宅地や市街地が102万立方メートル▽農地が1742万立方メートル▽森林が875万立方メートル--など。対象面積は福島県の17%に相当する2419平方キロになった。
 環境省は「年内に具体的な除染方針を作成したい」としている。【江口一、藤野基文】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110928ddm001040036000c.html