※この記事は、9月20日 山口・上関町長選:原発建設が争点に!反対・賛成、両者一騎打ちの様相!に関連しています。

原発推進派の現職3選=立地の是非争点―山口・上関町長選
時事通信 9月25日(日)21時17分配信
  中国電力上関原発の建設が予定されている山口県上関町の町長選は25日投開票され、無所属現職の柏原重海氏(62)が、無所属新人で元町議の山戸貞夫氏(61)を破り、3選を果たした。任期満了に伴う選挙で、原発立地の是非が争点。東京電力福島第1原発の事故後、新規原発立地計画がある自治体で行われる初の首長選となったが、原発推進派の現職が1868票を獲得、反対を訴える新人に963票の差をつけ一騎打ちを制した
  投票率は、前回を0.53ポイント下回る87.55%で過去最低を更新した。同町長選で原発推進派が当選するのは、計画が持ち上がった1982年以降9回連続。原発予定地での推進派の当選が、今後の国の原子力政策に影響を与える可能性もある
  柏原氏は「(原発関連の)交付金に代わる財源はない」と交付金の必要性を強調。2期8年の実績や地域活性化策の推進などを掲げ、支持を集めた。
 一方、3回目の町長選立候補となった反原発団体代表の山戸氏は「原発事故は収束しておらず、原発を前提とした町づくりはあり得ない」と脱原発を訴えたが、及ばなかった。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110925-00000091-jij-pol

これが交付金の威力ですね。
このニュースを起き抜けに見て、絶句しました。
得票数もダブルスコア。
競った様子も見られません。

人は、弱い・・・。
目の前の幸せを見て、遠く長く続く将来より、自分の当面の幸せを選択してしまいます。
自分の住んでいる町では、福島のようなことは起こらないと信じています。
仮に起こるかもしれないと思っていても、経済を優先できるほどのものだと認識しているんじゃないでしょうか。
そういう意味で、まだ、『安全神話』は崩れていません。
私たちをまだ『安全神話』が縛り続けています。

失礼します。
にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村