※この記事は、
9月21日 IAEA:2050年の世界の原発依存度予測を発表、EU諸国から行動計画の実効性に疑問の声
9月20日 【動画あり】野田首相のインタビュー@WSJをご紹介【野田首相の方針】
9月16日 野田首相:国連総会での一般討論演説の骨組み「震災復興と原発事故収束に取り組む」【「国際社会への公約」】・・・に関連しています。

IAEA、原子力安全向上の行動計画を正式承認
(2011年9月22日20時44分  読売新聞)
 【ウィーン=末続哲也】国際原子力機関(IAEA)加盟国は22日の年次総会で、東京電力福島第一原発事故を受け、IAEA理事会が先に採択した原子力安全向上のための「行動計画」を正式承認した。
 行動計画の優先的実施や、福島の事故の検証作業の重要性などをうたった「原子力安全に関する決議」も全会一致で採択した。

 行動計画は原発の信頼回復が狙いで、原発を持つ加盟国が3年以内に最低1回、IAEA調査団を自主的に受け入れることなどが柱となっている。履行に向けた態勢づくりが今後の焦点で、進展状況は来年9月のIAEA定例理事会と年次総会に報告される。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110922-OYT1T01122.htm
 

IAEA 原発安全確保へ行動計画
NHKニュース 9月23日 6時44分
IAEA=国際原子力機関の年次総会は、世界の原発の安全を確保するための具体的な方策、「行動計画」を承認しました。しかし、IAEAが行う安全評価についての考え方では原発推進国と脱原発の国との間で立場の違いが浮き彫りとなりました

オーストリアのウィーンで開かれているIAEAの年次総会は22日、先の理事会で可決された今後の原発の安全を確保するための具体的な方策、「行動計画」の審議が行われ、計画は全会一致で承認されました。行動計画にはIAEAが各国の自主的な要請に基づいて原発の安全性を評価する調査チームを定期的に派遣することなどが盛り込まれました。しかし、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて脱原発を決めたドイツなどからはIAEAによる安全評価の義務化を加盟各国に求めた一方、原発の安全に第三者の関与を嫌うロシアなどの原発推進国はIAEAの権限強化だとして反発するなど、各国の足並みは最後までそろいませんでした。福島第一原発の事故から半年、世界規模で原発の安全評価を行う必要性については一致したものの、その進め方については各国の立場の違いが浮き彫りになりました。原発の安全性確保に向けてIAEAが実効性のある安全評価を行うことができるのか、今後IAEAには立場が異なる加盟各国を一つにまとめるリーダーシップが問われることになります
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110923/t10015799151000.html


野田首相:原子力安全会合演説(要旨)
毎日新聞 2011年9月23日 東京朝刊
 野田佳彦首相が国連の「原子力安全会合」で行った演説要旨は次の通り。

 ◆福島第1原発事故
 巨大地震と津波に被災した日本国民は、世界中から心温まる励ましと支援をいただいた。全国民を代表し、深く感謝する。わが国は半世紀以上にわたって原子力の安全な活用の方途を研究・応用し、原子力産業を育成・発展させてきた。それだけに今回の事故は日本国民に深い衝撃を与えた。
 関係者のひたむきな努力により、事故は着実に収束に向かっている。原子炉の冷温停止状態は予定を早めて年内を目途に達成すべく全力を挙げている。津波への備えに過信があったことは疑いがない。炉心損傷に至る過酷事故を想定した準備も不十分で、ベントの作業に手間取り、貴重な時間を失った。何よりも急がれるのは、教訓に基づいて内外で原発安全性の総点検を進めることだ

 ◆事故情報の開示
 事故の全てを迅速かつ正確に国際社会に開示する。事故調査・検証委員会が来年には最終報告を示す。国際原子力機関(IAEA)と共催の国際会議を来年、わが国で開催し、原子力の安全利用への取り組みの方向性を国際社会と共有する。

 ◆エネルギー政策
 原子力発電の安全性を世界最高水準に高める。原子力利用を模索する国々の関心に応える。新興諸国をはじめ世界の多くの国々が原子力の利用を真剣に模索し、わが国は原子力安全の向上を含めた支援をしてきた。今後とも、これらの国々の高い関心に応えていく。
 再生可能エネルギーの開発・利用の拡大も主導。中長期的なエネルギー構成の在り方は来夏を目途に具体的な戦略と計画を示す。

 ◆核セキュリティー
 核セキュリティー確保に積極的に参画。来年の核セキュリティー・サミットに参加し、国際社会の共同作業に積極的に参画するとともに核物質や原子力施設に対する防護の取り組みを強化する。

 ◆結び
 人類が英知によって原発事故の突きつけた挑戦を克服し、福島が「人々の強い意志と勇気によって人類の未来を切り開いた場所」として思い起こされる日が訪れると確信する。日本は事故の当事国として全力で責務を担い、行動する。【共同】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110923ddm005010129000c.html

野田首相、原発安全性「最高水準に」=再稼働念頭、国連会合で表明
時事通信(2011/09/22-22:06)
 【ニューヨーク時事】原子力安全に関する首脳級会合が22日午前(日本時間同日夜)、国連本部で開かれた。冒頭に演説した野田佳彦首相は、東京電力福島第1原発の事故について、年内の原子炉の「冷温停止」に全力を挙げていると表明。また、「日本は、原子力発電の安全性を世界最高水準に高める」と述べ、停止中の原発の再稼働や新興国への原発輸出を念頭に、安全対策に取り組む意向を強調した
 首脳級会合は原子力の安全対策について各国で議論するため、潘基文国連事務総長が呼び掛け、国連総会に合わせて開かれた。首相は既に来夏に向けて原発再稼働の意向を示しており、国際社会の場で、日本が直ちに「脱原発」の方向に進むのではなく、原発の安全性を高めて利用していく考えを明確にした。
 首相は演説で、福島第1原発事故について「人類が原子力にどのように関わっていくべきかという深刻な問いをわれわれに投げ掛けている」と指摘。「事故の早期収束のため、国家の総力を挙げて取り組んできた」とし、原子炉の冷温停止も来年1月までとしていた予定を前倒ししたことなどを説明した。
 事故原因については「津波への備えに過信があった」と述べた上で、今後、原発安全性の総点検を進め、「事故の全てを迅速かつ正確に国際社会に開示する」と表明。「原子力安全庁」を創設するなどして安全規制の強化を図る考えも示した。
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011092200989

やはり骨組みと同じ内容の演説になってしまいましたね。
残念でなりません。
事故の収束など全く見えず、名ばかりの冷温停止、原発輸出も進めて、まるで事故がなかったかのようにふるまっているようにBochibochiには見えます。
やはりこの国の政府は、国民の意思より経済を優先させたいようです。

厳しい時代に突入しています。
よく考えて行動しなくてはいけませんね。

失礼します。
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