福島第1、地下水5百トン流入か 壁ひび割れ、建屋に
2011/09/20 13:05   【共同通信】
 東京電力は20日、福島第1原発の原子炉建屋やタービン建屋の地下に、1日当たり200~500トンの地下水が、立て坑や壁のひび割れなどから流入しているとみられると発表した。
 これまでの汚染水の処理実績に比べ、建屋内の水位の低下ペースが鈍いのが判断の根拠。東電は「1日に千トン近い処理能力があるため、現時点で困難な状況になることはない」と説明するが、今後の収束作業に影響を与える可能性もある

 経済産業省原子力安全・保安院は「地下水の流入量を評価して、汚染水処理の全体計画を再整理する必要がある」と指摘した。
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092001000323.html


放射能、事故直後の400万分の1=工程表5回目改定-福島第1原発
時事通信(2011/09/20-17:07)
 福島第1原発事故で、政府と東京電力の統合対策室は20日、事故収束に向けた工程表を改定した。その中で、現時点の1~3号機の放射性物質の放出総量を毎時約2億ベクレルと評価。事故直後の同800兆ベクレルから約400万分の1に減少したとした。会見で、園田康博・内閣府大臣政務官は「冷温停止を年内に達成すべく、全力で取り組む」と述べた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011092000675

200~500トンの地下水が原子炉建屋に流入とありますが、何を今更と思ってしまいます。
コンクリートは地震で割れていると推測します。
流入する経路だけだと思いますか・・・?流出する経路はありませんか・・・?
そう考えただけで恐ろしいですが、恐らくはそうなんだとBochibochiは推測しています。

相変わらず放射性物質の総放出量は、2億ベクレル評価ですね。
これになんの意味があるのか、ちょっとよくわからなくなっています。

失礼します。
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【追記】
「冷温停止」年内達成目指す=工程表5回目改訂-福島第1原発
時事通信(2011/09/20-21:05)
 福島第1原発事故で、政府と東京電力の統合対策室は20日、事故収束に向けた新たな工程表を発表した。園田康博内閣府政務官は記者会見で、「(原子炉の)冷温停止状態を年内に達成すべく、全力で取り組む」と述べ、来年1月までとしていた工程表の目標達成の前倒しを目指す方針を明らかにした。
 4月に策定された工程表の改訂は5回目。新たな工程表は1、3号機で原子炉圧力容器底部の温度が100度を切ったことや、冷却に伴って生じる高濃度放射能汚染水の処理が進み、建屋地下などの水位が下がっていることなどから、今後冷却を強化し100度以下の安定を目指すとした。
 1~3号機からの放射性物質の推定放出量については、前回まで使っていた原発西門付近の測定値から、より高い精度が期待できる原子炉建屋上部や海上の測定値を使った推定に変更。1、2号機では毎時0.4億ベクレルだったが、3号機で測定がうまくいかなかったことなどから、多めに見積もって前回と同じ毎時2億ベクレル(1~3号機合計)とした
 この量は、原子力安全委員会が8月22日に公表した事故直後の推定放出量毎時800兆ベクレルの400万分の1に相当する。既に放出された分を除く、敷地境界付近での影響は1年間で0.4ミリシーベルトと推定され、目標の1ミリシーベルトを下回っている。
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011092000675

改定工程表:冷温停止「前倒し」記さず 汚染水処理が壁
毎日新聞 2011年9月20日 21時44分
 政府と東京電力は20日、福島第1原発事故収束に向けた工程表を一部改定し、発表した。原子炉圧力容器底部の温度を100度以下にする「冷温停止状態」実現を年内に前倒しする意向を示した。だが、原子炉建屋からの放射性物質放出は依然続き、汚染水を減らす取り組みも思うように進んでいない。
 「3カ月以内には全号機で100度以下を達成する」。内閣府の園田康博政務官は工程表の改定を発表した会見でこう強調したが、「前倒し」については工程表に明記せず、「大雨や余震のリスクもあり、努力目標」(園田政務官)と位置付けた
 各号機の圧力容器底部の温度は20日現在、1号機82度、2号機111度、3号機88度。1号機は7月20日以降、3号機は今月4日に初めて100度を切った。政府は100度以下になれば、放射性物質を含む蒸気の発生を抑制できるとしており、残る2号機の冷却に全力を挙げる。
 ただし、冷温停止は健全な炉心(圧力容器)を100度以下に冷却するもので、メルトダウン(炉心溶融)で燃料の一部が圧力容器から格納容器に溶け落ちた第1原発に適用することには専門家から異論も出ている
 政府は「放射性物質の放出が管理・抑制されている」ことを、工程表のステップ2終了の条件にしているが、1、3号機が100度以下になっても放出は続いている。東電によると、第1原発からの放射性物質の放出量(9月1~15日)は毎時2億ベクレル、原発敷地境界での被ばく線量は推定で年最大約0.4ミリシーベルトで、8月の前回発表時と同レベルだった。東電は放出抑制のため、導入時期は未定だが、格納容器内のガスから放射性物質を除去するシステムの設置を工程表に盛り込んだ
 「冷温停止」実現の要となる「循環注水冷却」では、稼働率が低かった従来の汚染水浄化システムに加え、セシウム除去装置「サリー」が8月中旬に稼働。汚染水の処理量は毎時30立方メートルから同55立方メートルに増加し、今月7日から1週間の稼働率も83%に上昇した。
 しかし、原子炉建屋やタービン建屋の地下のひび割れなどから推定で1日当たり200~500立方メートルの地下水が流入していることが判明。東電は「流入量を上回る汚染水量(1日1000立方メートル)を処理しており、工程表や冷温停止状態実現のためのスケジュールに影響はない」とする。【中西拓司、関東晋慈】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110921k0000m010122000c.html

冷温停止 年内達成に向け課題は
NHKニュース 9月21日 4時4分 
国と東京電力は、福島第一原子力発電所の事故収束に向け、原子炉の温度を100度より低くするなどして「冷温停止状態」にする計画について、予定より前倒しし、年内の達成を目指すことになりました。専門家は「原子炉の外側だけでなく、内部の温度もシミュレーションで確かめる必要がある」と指摘しています。
国と東京電力が、20日見直した福島第一原発の事故収束に向けた工程表では、1号機から3号機で、新たに格納容器の中の汚染された気体を抜いて浄化する設備の工事を来週にも開始し、放射性物質の放出量を抑えることになりました。また原子炉への注水方法も改善し、1号機と3号機に加えて2号機でも、原子炉の温度が100度を下回るようにするとしています。国と東京電力は、原子炉の温度が安定的に100度を下回り、建屋からの放射性物質の放出を大幅に抑えた「冷温停止状態」にする計画について、予定の来年1月から前倒しし、年内の達成を目指すことになりましたしかし今回の事故では、燃料が溶け落ちたため原子炉内部の状態が詳しく分かっておらず、住民の安全を確保するためには対応が不十分だという指摘も出ています。原子炉が専門でエネルギー総合工学研究所の内藤正則部長は、「100度といっても今測定しているのは原子炉の外側で、内部が100度を下回っているかをシミュレーションで確かめる必要がある。また確率は低いが再び核反応が起きる『再臨界』などの危険性がないかを証明することも必要だ」と指摘しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110921/t10015727761000.html
 
【追記】
「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」の進捗状況(9月20日)について
平成23年9月20日
東京電力株式会社
                             
 「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」の進捗状況につきましては、以下の添付資料をご覧ください。
                                  以 上

添付資料
・資料1:東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋 進捗状況のポイント(PDF 141KB)
・資料2:東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋 進捗状況(PDF 1.61MB)
・資料3:東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋 当面の取組のロードマップ(改訂版)(PDF 219KB)
・参考資料1:対策別取り組み状況(PDF 155KB)
・参考資料2:課題別取り組み状況(写真・図面集)(PDF 5.12MB)
・動画:福島第一原子力発電所からの報告(9月20日)
 ※この動画で2号機の原子炉建屋カバー設置の作業を見ることができます。