※この記事は、
9月18日 WHO:原発の人体影響を担当した放射線健康局を09年に廃止していた【WHOとIAEAの力関係】@毎日新聞
9月16日 東電:2号機取水口付近でセシウム不検出、2・3号機で注水量増加→「冷温停止」へ・・・。に関連しています。

細野原発相「年内に冷温停止」 IAEA演説で前倒し表明
中国新聞 '11/9/20
 【ウィーン共同=大倉喬之】細野豪志原発事故担当相は19日、ウィーンで開幕した国際原子力機関(IAEA)の年次総会で演説し、東京電力福島第1原発事故の収束の目安となる原子炉の冷温停止について「年内をめどに達成すべく取り組む」と決意を述べ、従来「来年1月中旬まで」としていた「ステップ2」完了の前倒しを表明した。

 冷温停止は原子炉が安定して冷却され、放射性物質の放出が抑えられた状態で、前倒しの表明は事故収束への前進を国際社会にアピールする狙い。ただ、細野氏は演説後の記者会見で「ステップ2が終了しても、すぐに警戒区域を縮小できるということではない。慎重な検討が必要だ」と述べ、警戒区域、計画的避難区域の見直しや避難住民の帰宅はステップ2完了と別に判断する考えを示した
 政府と東電は20日に月1回の工程表改定を行い、冷温停止の年内達成への道筋を示す予定。
 細野氏は19日、総会に先立ってIAEAの天野之弥あまの・ゆきや事務局長と会談し、福島第1原発周辺の除染の本格化に向けて10月にIAEAの専門家チームを受け入れることで合意。現在停止中の原発の再稼働をめぐる安全評価への協力を得ることでも一致した。
 天野氏は総会の冒頭演説で、福島第1原発の冷温停止について「日本側の計画通りにいくと期待している」と述べた。
 細野氏は演説で、経済産業省原子力安全・保安院を再編し、来年4月に「原子力安全庁」を新設する規制組織改革の現状を報告。12年に新組織の機能を評価するIAEAの専門家チームを受け入れる方針を表明した。
 総会は5日間の日程。世界の原発の安全強化を目指し、IAEA理事会が13日採択した「行動計画」を承認するほか、北朝鮮の核開発の放棄を求める日本や米国などの決議案を協議する見通し。行動計画にはIAEAの原発安全調査チームを今後3年以内に全ての原発保有国に派遣することが盛り込まれている。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201109200044.html

IAEA 除染の専門家派遣へ
NHKニュース 9月20日 0時21分
細野原発事故担当大臣は、オーストリアのウィーンで、IAEA=国際原子力機関の天野事務局長と会談し、福島県で始まった除染活動への協力を要請したのに対し、天野氏は、IAEAの専門家を派遣する考えを示しました。

この中で、細野原発事故担当大臣は「除染作業が本格的に始まっており、これを推し進めるためには、国際的な経験や知見が必要だ。IAEAから専門家を派遣していただきたい」と述べ、協力を求めました。これに対し、天野事務局長も「積極的に支援していきたい」と述べ、IAEAから除染活動の専門家を派遣する考えを示しました。また、細野大臣が、原子力発電所の再稼働に関連して「ストレステストについてもIAEAとして積極的なアドバイスをいただきたい」と述べたのに対し、天野氏も前向きに対応する考えを示しました。会談のあと細野大臣は、記者団に対し、「今回の除染は、どの国も経験のない大規模なものになり、世界中の知恵をいただきたい。ストレステストについても原子力安全庁が立ち上がるまでの間、再稼動をどう国民に納得してもらえるのかについて、さまざまなアドバイスをいただきたいと考えており、IAEAへの期待は大きい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110920/t10015699751000.html

米仏に廃炉に向けた協力要請
NHKニュース 9月20日 0時21分
細野原発事故担当大臣は、訪問先のウィーンでアメリカやフランスの原子力の担当者と会談し、東京電力福島第一原子力発電所の事故で、冷温停止後の廃炉に向けた中期的な課題について協力を求めたのに対し、各国からは、前向きに協力したいという考えが示されました。
IAEA=国際原子力機関の総会に出席するため、ウィーンを訪れている細野原発事故担当大臣は、アメリカのヤツコ原子力規制委員会委員長や、チューエネルギー省長官、それに、フランスのベッソン産業担当大臣ら、各国の原子力の担当者と個別に会談しました。この中で細野大臣は、改めて、福島第一原発の原子炉の温度を100度以下に継続して保つ「冷温停止状態」について、当初、来年初めまでとしていた予定を前倒しして、年内の達成を目指す方針を伝えました。そして、細野大臣は、冷温停止状態の達成後について「廃炉に向けた取り組みや、除染や放射性物質を帯びた廃棄物の処理など中期的な課題についてもできるだけ幅広く協力をいただきたい。世界の英知を集めながら、問題の最終的な解決に向けて努力したい」と述べました。これに対し、アメリカやフランスの担当者からは、前向きに協力したいという考えが示されました
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110920/t10015699801000.html

なんでしょうね。
国際社会は、これを応援ムードで見守っているということなんでしょうか・・・?
冷温停止って使わないでほしいんですけど・・・。

失礼します。

にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村