※この記事は、
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7月4日 関西テレビ放送:"核のごみ”抱える村の現実-青森県六ヶ所村【見られるうちにご覧ください】に関連しています。

台湾:核の最終処分場計画…来年に住民投票
毎日新聞 2011年9月1日 2時33分 更新:9月1日 2時59分

 【台北・大谷麻由美、栗田慎一】台湾の馬英九政権が、台湾に計6基ある原子力発電所から排出される核廃棄物の最終処分場として、中国沿岸近くに領有する離島と台湾本島南端の計2カ所を選定、来年に建設の是非を問う住民投票を行うことがわかった。住民の中には処分場への反発があり、処分対象は「低レベル放射性廃棄物」としている。ただ、原発施設内に暫定保管されている高レベル放射性廃棄物の使用済み核燃料の貯蔵容量も限界に近づきつつあり、台湾は、中国を含めた「海外での処分」も本格的に模索し始めた

 ◇離島・南部が候補地
 住民投票が実施されれば、放射性廃棄物の処分がクローズアップされた東京電力福島第1原発事故の後、世界で初めて核廃棄物の最終処分場建設の民意を問うものとなる。台湾が核のゴミに自力で対応できるかを占う試金石にもなる。
 原発の安全性などを監督する台湾行政院(内閣)原子力委員会が毎日新聞の取材に明らかにした。
 それによると、最終処分場の建設が計画されているのは、人口約30人の離島、金門県烏※郷小※村と、人口約4000人の台東県達仁郷南田村の2カ所。原子力政策を進める経済部(経済省)が選定した。(※は土へんに丘)
 台湾は現在、78年運転開始の第1原発1号機をはじめ、第2、第3の三つの原発で原子炉計6基が稼働。東日本大震災で被災した福島第1原発の事故の後、日本企業などが参加している四つ目の原発建設が安全調査のため中断している。
 これらの原発から出た低レベル放射性廃棄物は、台湾南東沖の蘭嶼島と各原発敷地内にドラム缶に入れられて保管されており、計約12万3000本。現在、第1原発に中間貯蔵施設を建造中だ。また、使用済み核燃料も各原発の貯蔵プールに暫定保管されていて、今年6月現在で
  ▽第1原発5514本(貯蔵可能容量6166本)

  ▽第2原発7544本(同1万52本)
  ▽第3原発2401本(同4320本)と限界に近づいている。
 原子力委員会と経済部は、二つの最終処分場について「低レベル放射性廃棄物が対象」としている。
 住民投票は、処分地設置条例(06年制定)に従って実施され、投票は両県民を対象に投票率5割以上で成立。有効投票総数の過半数が同意すれば、建設が認可される仕組みだ
 候補地2カ所は花こう岩など強固な岩盤を持ち、遺跡や歴史的建築物などが無く、油田や断層、活火山など自然環境の危険性も少ない。土地の大部分が公有地で、用地の買収も容易とみられる。
 政府は、達仁郷南田村と近隣町村に20億台湾ドル(約53億円)、離島の烏※郷小※村には27億5000万台湾ドル(約73億円)の交付金を支給する計画だ。建設費は290億台湾ドル(約765億円)に上り、政府は雇用の創出にもなるとしている。(※は土へんに丘)
 だが、建設予定地の離島が中国沿岸から約50キロと近く、仮に住民の同意を得ても、中国側の反発が予想される。また、来年1月の総統選で再選を目指す馬総統にとって、住民の反発を招きかねない最終処分場建設を強く推進しにくいとの観測もあり、総統選の争点の一つに浮上する可能性が高い。
 ◇北朝鮮・露での計画は頓挫
 台湾は使用済み核燃料などの最終処分先を「海外」にすることも模索しているが、71年に国連を脱退し、国際原子力機関(IAEA)にも非加盟であるため、IAEA提唱のウラン濃縮や再処理、処分等の多国間管理の枠組みへの参加が困難なのが実情だ
 台湾が最初に海外での処分を目指したのは北朝鮮。契約を97年に結ぶ寸前に発覚し、北朝鮮の核開発を支える恐れがあるとの国際的な非難を浴びて断念した経緯がある。
 また、関係者によると、台湾の使用済み核燃料を07年から、米国の主導でロシア・シベリア中部のクラスノヤルスクに運んで再処理する極秘計画もあった。台湾電力は「台湾だけでなく、日本、韓国などの使用済み核燃料の再処理を実施するものだった」と説明。ただ、構想段階でストップしたままだ。
 日本同様にエネルギー資源に乏しい台湾にとって、経済発展を支える原子力への依存政策は変えにくく、今後も核のゴミの増加は避けられない。
 しかし、福島第1原発事故を契機に、原子力の安全性への信頼が揺らいでいる。台湾の原発は建設中も含めると、米国や日本の原子炉大手が建造にかかわっており、政府は核ゴミへの対応にも神経をとがらさざるをえない状況だ。
 馬政権は、まず、低レベル放射性廃棄物の最終処分場を確定したい考えだ。
http://mainichi.jp/select/today/news/20110901k0000m030169000c.html

日本と同じ構図ですね。
出てきたごみの処理を考えずに、先にどんどん作ってしまって、まさに『トイレのないマンション』。
人口が少ない地域を選び、お金や雇用をちらつかせて受け入れさせる。
どんな町でも、こんなもの進んで受け入れたいところがあるはずがないのに、そうやって天秤にかけさせる。

まだ住民投票をやるだけましかもしれません。

震災後の日本では、住民投票の話すらトンと聞きません。
Bochibochiは、本当は国民投票をやる前に、できるだけ各自治体で原発についての住民投票をやるのがいいのではないかと思ってきました。
自分は何ができるのか。(NHK/憲法改正・国民投票への働きかけ)
国民投票について
4月27日 陳情書を請願書にするために
などで触れています。

せめて住民投票をすれば、受け入れたとしても、ある種の納得というか民主主義が成立するんだろうと思います。

日本は・・・・。
これからも、政府のいいなりで受け入れ続けていくんでしょうか・・・。

失礼します。

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