8月23日放送分です。
原口一博(前総務大臣)がフリーダムでかなりの内容をぶっちゃけて話されています。福一の冷却装置手動停止の件は、どこかで指摘されていたので、知っていましたが、東海第二の件z(②の04:20頃から)、聞き捨てなりませんよ。

音源確保したので、後ほど起こそうと思います。

では、どうぞ。

ニュースの深層8/23(火)
原口一博(前総務大臣)
司会:上杉隆
http://www.youtube.com/watch?v=-tprK50kcTU
http://www.youtube.com/watch?v=7VngrzGROiI
http://www.youtube.com/watch?v=_unro_hwqwY

【追記】8月27日
起こしができたので、追記しておきます。ご参考まで。

(上杉氏)今日は原口さんに来ていただいたのは、テーマに民主党代表選挙の行方と民主党政治の今後と、なっているんですが、実は先ほどツイッターで早速質問。『代表選のことは地上波でいっぱいやってるだろう。それよりも原発事故などに関して原口さんが持っている情報を聞きたい』というツイートがあったので、そのあたりも含めて聞きます。もちろん民主党代表選のことも聞きます。よろしくお願いします。
本日取り上げるニュースは、当然ながら民主党代表選なんですが、その前に、さきほどツイッター上でも出たが、NHKの流れたニュースで、東電が電力の需要予測、この3月からずっとやっていたもの、それに基づいて計画停電などがあったわけですが、『プログラムミスで間違えていた』という報道があったんですが、本当に正直に言って、「何なの?それは?」というふうに驚いてしまった。プログラムミス、きちんとした情報だと思ったからこそ、皆節電に協力して、計画停電も含めて対応した。中には信号機がつかなかったために、事故で命を落とした方、或いは人工透析中の方で停電のために更に障害が重くなり、命を落とした方ということもあるんですが、それがたった少しの発表『プログラムミス』ということで許されてしまうというのは、一体どうなんだ?と。繰りかえし言いますが、なぜ東電には捜査が入らないのか?捜査でなくても、せめてこれまでも様々な情報隠蔽に関しての証拠保全をするべきではないか、東京地検特捜部にはいつも言っているんですが、なぜか東電ならびに電力関係になると、どこも書かないですし、そういう動きもしない、非常に恐ろしい国だなと改めて痛感しました。
で、ニュースですが、前原さん、正式に出馬を表明したということなんですが、これもびっくりするようなニュースです。一般のテレビ・新聞だけ見ていると、そうだなと思うんですが、わずか5ヶ月前に政治と金の問題で辞めた方です。さらには、もともと国土交通大臣時代に、八ツ場ダム、JALの処理などで結局持ち上げたものの、なんら力をはっきせず、もう一つ言うなら、尖閣ビデオの問題、情報公開と言っておきながら一切出さず、そして結果としてそれから外務大臣に移ったんですが、外務大臣になってから、前職の岡田大臣がオープンにした記者クラブも事実上閉じ、さらには、偽メール事件で同僚の議員の結果として死を招くような形でも責任をひとり取らず、とにかく何をやっても駄目だという印象しかないんですが、こと日本のメディアになると、それが「すばらしい政治家」となる。私も前原さんを古くから知っているから、あまり言いたくないんですが、なぜその政治と金の問題で辞めて、今回の原発事故の対応でもずっと沈黙を保って何ら発信しなかった人が、総理になる結果としての代表選に出られるのか?菅内閣の中では、やはり菅内閣を当初は支えた戦犯のひとりでもあるわけですね。その戦犯が、どうしてもう一度総理の座を狙えるか?というのが不思議でならない。基本、大手のメディアはこういうことを言わないので、敢えて多様な情報ということで言っておきますが、そういうような批評があってもいいのではないか?と思います。
と、ここまで言っておいて、その前原さんと同じ松下政経出身の原口前総務大臣に民主党代表選、今日前原さん出馬表明したので、このことに関してどうでしょうか?
(原口氏)そうですね、上杉さんのおっしゃっているところは、なかなか反論しにくいところでして、前原さん、この間、大臣を辞めたあとも、外交やいろんなとこでは、割と仁徳を積んできているんです。そこは見て欲しいと思います。
問題なのは、さっきの冒頭の東京電力のプログラムミスですね。あの時僕らは、
「本当に計画停電、明日からやるなんてことは許されるのか?これはむしろ原発のスピンコントロールではないか?スピンコントロール、つまり別のところに国民の目を逸らせて、本当は電車も止める必要があったのか?根拠を示しなさい」
ということで、総務省にチェックの機関ですからね。経産省から東電に対して、根拠を求めていた。しかし、その根拠たるや『プログラムミス』で許されるものではないですね。
(上杉氏)本当にもう唖然とするというか、一瞬、毎週このことを言って、毎週がっくりくるというニュースの深層火曜日が続いておりますが、今日は、もっとがっくりくるかもしれない話を原口さんにお伺いすることもあるんですが、その中で今やることをやるということで、私たちは報道の立場から、そして原口さんはこの間も前総務大臣、さらには総務委員長の立場から、本当に新聞テレビで取り上げない形で、汗を流して来られたということなんで、今日あらためてその部分も含めて、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
<CM>
(上杉氏)ツイッターで今日もたくさんの意見を募集しています。ツイッターというと、原口さん、ツイッターのヘビーユーザーというか、ツイッターを武器に政治の中の環境を変えたと、それは実際に総務省の中でのツイッターの使用でも切り開いていただいたんですが、世界では当然なんです。これまで世界中の政治家がやってますから。日本だけ原口さんのほうが異質になってしまうんですが、そのツイッターからたくさん同じ質問がきてるので、最初に聞いておきます。
「原口さんは、期待してます。なぜ代表選に出ないんですか?出ると言わないんですか?出馬はどうなんですか?」
多々来てますけど。今回の代表選に関して、出馬の・・・?
(原口氏)完璧に白紙です。まだ日程が仮置きされただけなんですね。さっき西田さんが読んでくださったニュースで26日に法律が通ったら、27日に告示をしてそして月曜日に選挙と。これが仮置きされただけなんですよ。
(上杉氏)菅総理はただ閣僚懇談で30日に総辞職するということを言ったということは、30日には新しい総理が決まるということですよね。
(原口氏)そうですね。ただそのときに次の代表がいつ首班指名を受けるか?というのは、臨時国会を開いてやるのか、ただ今回今年はもうこれで来年度の概算要求も遅れてるわけです。
(上杉氏)1ヶ月遅れてた・・・
(原口氏)1ヶ月遅れてるんです。だから待ったなしの状況の中で、或いは???リスクといって海外から非常に弱いところめがけた、いろんなマネーゲームのリスクも高まってる。或いは、帝国主義的に資源外交を展開しようと思えるような、ヨソの国の動きも高まってる。その中で待ったなしだっていうことは言えますね。
(上杉氏)で、白紙と?
(原口氏)そうです。
(上杉氏)じゃあそれは白紙ということで、この番組が終わる頃に色がついたら・・・。後ほどまたもう一回うかがうことにして、今日の本題なんですけど、是非伺いたいのは、3.11以降の東日本大震災発災以降、特に東電、福島第一原発の事故、これを受けて政府の対応っていうのは、正直なところ、完全に間違いだと思うんですね。これははっきり断言できるんですが。その中で、ただ政府全体、国会議員全体で間違えたかというと、そうでもない議員もたくさん居たわけです。それぞれ「いや違うんだ」と。そのうちの本当に中心的な人物は、実は原口さんで、これは火曜日の深層では何度も言っているので、省略しますが、ずっと放射能漏れ、それによる被曝、原発事故、情報隠蔽、これを追求してきましたね。
最近、ここ5ヶ月経ちましたが、そういうニュースも減ってきたように思うんですが、新しい情報とか或いは現在追っているもので、新しく何かわかったことってありますか?
(原口氏)そうですね。特に緊急冷却系です。
緊急冷却系、ICっていうんですけど、非常用復水器。これが『福島第一原発の1号機で、地震直後に3回にわたって止められていた』ということが判っているわけです。
(上杉氏)3回も、だって止められてて、冷却装置を止めるっていうことですか?
(原口氏)そうです。
(上杉氏)どういうことですか?それ。
(原口氏)それがよくわからないんです。質問をしてみると、55℃/時になると逆に危険だから、だから3回に渡って止めたんだといっているんですが、実はこれは、最後の最後の砦なんです。もし、そこでベンを閉じたりこれを止めたりしてなければ、自然に冷却していくわけです。その時間を稼ぐこともできる。しかしその時間を稼ぐための最後の砦を何で3回に渡って止めなければいけなかったか?という理由が、全く今日もさっきまで、川内さんや藤田さんや多くの専門家の人たちと検討してたんです。わからないんです。
(上杉氏)この話聞いたことあります?
(西田アナ)いや、初めて聞きますね。
(上杉氏)これ、サクッと入ったんですけど、視聴者の方もびっくりしてると思うんですが、この事実が報じられてないのか、或いはあまり発表されてないのか?
(原口氏)発表されてないですね。それで・・・
(上杉氏)最初から、要するに発災直後に冷却できなかったことは皆さんご存知でしょうけど、冷却システムを・・・
(原口氏)緊急冷却システムが動きますね。
(上杉氏)意図的に止めたっていうこと?
(原口氏)それが止められている。その向こうの説明からいうと、急激に下がると確かに炉が壊れてるとか、配管がどうのこうのっていうと怖いのかもわからないけど、本来急激に下げないで徐々に下げていくプログラムも自動で動くはずなんです。電源が喪失していても。それが動かないと、もう何が起きるかっていうと、2時間しか余裕がない。2、3時間の間にもう一回海水なり何なりを入れないと、今回のような事故になると。
(上杉氏)つまり当然ながら燃料棒が空気中に出てしまうわけですから、メルトダウンが始まるわけですよね。ずっと指摘してた。
(原口氏)そうです。それをわざわざ時間を稼ぐための、電源が無くても、その装置を何で3回に渡って止めなきゃいけないのか?吉田所長のビデオレターも検証したが、オペレーターが勝手に自分でそんなことができるのか?
(上杉氏)これ、一歩手前に戻りますと、3回止めたっていうのは事実なんですね?
(原口氏)事実です。発表されてます。
(上杉氏)それはもう政府のほうが認めたんですか?
(原口氏)発表されてます。A系B系2系統の自動起動するIC=自動用復水器というのがあるんですけど、その動作が止められている理由がわからない。
もっとわからない、1号機がこうなったから、2号機3号機もなかなか手がつかなかったという話なのかもわからないけれど、2号機については、それこそ1日半時間があるわけです。3号機については3日あるわけです。ところが1号機と同じような水素爆発。もう今、原子炉建屋見ればあんな状況になってるでしょ?それがわからない。
もっというと、
「検査機関、検証機関があるにも関わらず、オペレーターから聞き取りしてるんですか?と。マニュアルは検証してるんですか?同じようなICがある他の原子炉、島根であるとか、そういったところがどういうオペレーションになっているのか?」
これは極めて重要で、今回のような災害が起きた時に、福島第一だからこんな重篤になったのか、東電だからなのか、それとも原子力発電所そのものに内在する危機なのか?これを検証するためには、このICの動作によると思われる水位変動、そして原子炉の中の圧力容器。そこの説明はちゃんと受けないと駄目なんです。
(上杉氏)そうですね。東電のそこを説明しないと、仮に最後の3番目、原子炉自体のシステムに問題があるとしたら、今稼動してる全ての原発で同じことが起こる可能性があるわけですから、それを無視するのと、ツイッター上でもはやり爆弾発言となってます。やはり知られてない話なんですね。
仮に、仮と言うかもう確定ですけど、オペレーターが人為的に故意にそれを止めたとなると、これ完全に人災決定じゃないですか。
(原口氏)人災なのかなんなのか、これは私の同士の川内議員が様々なところで聞き取りもしてるんですね。だから、完璧にいろんなところでの議事録にもなっているんですが、なぜオペレーターが何をしたか?ということが、今もう5ヶ月経っているわけです。今日に至るまで判っていないのか?
(上杉氏)福島第一原発の吉田所長は、これを了解してたんですか?それとも知らなかったんでしょうか?
(原口氏)いや、ICがこんな動きをしていたということをつまびらかに知っておられたら、こんな結果にはなってなかったんではないか?いや逆に吉田所長がご存知ないということも、普通考えられませんね。オペレーターが勝手に所長の判断なしに出来るとも思えないんです。
もっというと、ICというものが最後の最後の砦って彼らが言って<②>僕らが原子力の安全性を聞いた時に、
「いや、5重の砦があります。その砦が何がおきても必ず作動しますから大丈夫です」
といっていたものが、なぜ作動してないかがまだわからない。いや、作動を止めたのかわからない。
(上杉氏)これちょっと本当に理解に苦しむんですけど。
(原口氏)随分、??な原子力でずっと研究してきた人です。たった今までやってたんです。でも、どうみてもわからない。
(上杉氏)この生放送のスタジオに入る前まで、誰かこれを理解して推測でも、これに対しての説明や解説をしてくださった方っていらっしゃらないんですか?
(原口氏)いや、いくつか外側のあれを見ると、東電の説明が「地震では壊れてません」と言いたげだというのは外形的にわかります。
「実は地震計はあるところではふりきれてるくらいだから、地震で壊れたかどうかは、本当は判らないっていうのが正しいんじゃないか?」
というのを僕らは疑っています。
しかし、このICが人の手によって3回止められた。だったらそのマニュアルがあるはずです。マニュアルを見せてくれといってるけど、まだ出てこない。
(上杉氏)地震で止まったか、津波で止まったかということに関しては、先々週、ここにも出たガンを押して出た日隅かずおさん、木野りゅういちさん、私もそうですが、3月の会見の時に、データが出たとき、津波じゃなくて津波が来る前に一旦落ちてるんですね。それは、どう考えても地震で一旦止まってる。でも、そこは大手メディアではもちろん報じられませんが、その先には原賠法も含めて東電の賠償逃れというのがあったんじゃないかと、ずっと指摘してたんですが、今回の件はそれを越えるようなことで・・・
(原口氏)3月11日に放射能の値が急速に上がってること、或いは炉の圧力のこともなかなか説明できないですよ。
(上杉氏)これちょっとツイッター上でも「なんだ?なんだ?」ということになって、本当にわからないですよ。これ原口さんも、ずっと実はこれだいぶ前から追いかけてらっしゃって、今日は正しい政府のほうの報告書もお持ちなんですよね。
(原口氏)回答書を・・・
(上杉氏)3回止めたというのはちなみに事実です。これは政府も認めてます。東電のほうも認めてますね。
(原口氏)で、保安院から回答をこうやって・・・。これは原子力安全保安委員長、深野さんのお名前で、科学技術イノベーション推進特別長、川内ひろしさんにこうやってきているわけです。
(上杉氏)これは、8月の?
(原口氏)8月19日付けです。これを見てみても、これを今日ずっと検証してたんですが、わからないんです。
(上杉氏)ツイッター上でも「嘘だ!嘘だ!」となってるんですが、嘘じゃなくて、実際に、原口さんが嘘をついているわけじゃなくて、公の回答なんですね。
(原口氏)回答にそって検討を加えたところ、ICが手動操作でどうしてこうなってるのか?保安院としても
「3回の温度低下が見られることから、東電の説明にあるとおりICの手動操作の影響と考えている」
そう答えてるわけですから。
(上杉氏)これは本当に理解できないんですが、これは引き続き原口さんのほうでも・・・。本当はジャーナリズムが追わなくてはいけないことなんですが、日本はジャーナリズムは大手メディアには無いので、今回よく判ったので、そこに期待せずに・・・。

【その②】に続きます。

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