※この記事は、8月23日 再生エネルギー法案:衆議院で可決に関連しています。
太陽電池の出荷 30%余増加
8月26日 5時45分
東京電力福島第一原子力発電所の事故などによる電力不足への懸念が強まったことを受けて、ことし4月から6月までに国内で出荷された太陽電池は、住宅向けを中心に去年の同じ時期より30%余り増えたことが分かりました。
太陽電池のメーカーなどが加盟する業界団体によりますと、ことし4月から6月までの3か月間に国内で出荷された太陽電池は、住宅向けを中心に、発電能力ベースでこの時期としては過去最大の25万8609キロワットとなり、去年の同じ時期より30.7%増えました。内訳を見ると、国内のメーカーの生産は29.3%、中国など海外メーカーからの輸入は39.1%、それぞれ増加しました。これは、東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故による電力不足への懸念が強まったことを受けて、太陽電池を設置する家庭や企業が増えたことが主な要因です。今後の見通しについて、業界団体では「電力会社に対して太陽光などによる電力の買い取りを義務づける再生可能エネルギー買い取り法案が成立すれば、自然エネルギー事業に参入する企業が増加し太陽電池の出荷数がさらに増えることも期待できる」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110826/t10015157361000.html
Bochibochiとしては、発送電分離のほうが大事だと思っています。
買取制度については、産業への介入といった意味でも多くの方が疑問を持っていらっしゃるようです。今日にも参議院を通過すると見られている再生可能エネルギー特別措置法案には、発送電分離は組み込まれていません。電力会社の独占は、今回の法案では変わらないわけです。
ポストさんてんいちいち日記というブログで問題点がきれいに説明されています。
是非ごらんください。
“再生エネルギー特別措置法”の目的・目標は?:http://icchou20.blog94.fc2.com/blog-entry-93.html
【動画】20110825 新総理候補は発送電分離ができるか@モーニングバード (18:37)
http://www.dailymotion.com/video/xkpg1b_20110825-yyyyyyyyyyyyyyyy_news
菅首相が退任した後、この発送電分離が議論されるのか、懐疑的にならざるをえません。
・・・苦しい時期がやってきます。
(参照記事:8月22日 赤旗:民主岡田氏、自民谷垣氏が原発依存を継続・・・【菅首相退任後、私たちに必要な覚悟】)
独占が諸悪の根源! 私もそう思います。
でも、発送電分離は利権の権化・原子力マフィアにすんなりと受け入れられるはずがありません。
他の新エネルギーには、それなりの資本、場所、組織、送電線が必要です。
太陽光は、個人負担レベルで、場所は自宅の屋根、送電線も不要で、個人が発電可能になります。
今はスマートグリッドではないから、不安定になるし、問題は多々あります。
でも、何よりこれが凄いのは、個人がエネルギーフリーに成る可能性を秘めている事です。
巨大資本にエネルギーを支配されている限り、
望まぬ争いに巻き込まれるでしょう。
でも、世界の人々がエネルギーフリーになれば・・・
私の夢です。
でじたるコミック
>>でじたるコミックさん
いつもコメントありがとうございます。
そうですね。発送電分離ができれば、既存電力会社の影響力は急速に衰えると推測します。だからこそ、その抵抗は必死なものとなるでしょう。
しかし、やらないと!
恐らく、次の首相はそんなことには手をつけず、原発事故に対しても、これまで異常に甘い認識になっていくのではないかと懸念しています。
気持ちを切らせないよう、頑張ります。
失礼します。