※この記事は、8月14日 【動画あり】7月13日放送アメリカNRCの緊急総点検の様子を取材「万全でないことも指摘」8月23日 【追記あり】アメリカNorth VerginiaでM5.9の地震!!【昼寝してた!!】に関連しています。

米アラバマ州で原発建設を承認、東日本大震災後で国内初
2011.08.21 Sun posted at: 16:47 JST
arabama集(CNN) 米国のテネシー渓谷開発公社(TVA)は21日までに、南部アラバマ州の北東部にあるベルフォンテ原子力発電所の建設再開を承認した。今年3月の東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故後、米当局が国内での原発建設を許可したのは初めて。

ベルフォンテ原発の工費は49億ドル(約3750億円)。工事は2013年以降に開始予定で、稼働までには少なくとも7年かかる見通し。周辺地域の約75万世帯への電力供給が可能となる。

TVAは建設再開の承認に当たり、工事が始まれば同州北部で2800人の雇用機会が生まれ、稼働が始まれば650人の就職口が確保されると説明した。工事の全面開始には米原子力規制委員会(NRC)の最終承認が必要。NRCは数カ月かけ建設許可の是非を検討する見通し。


TVAのキルゴア最高経営責任者(CEO)は声明で、ベルフォンテ原発の建設では福島原発事故の教訓を受けて修正された安全対策を取り入れると述べたNRCは福島原発事故後、米国内の原発運営企業などに対し安全検査を勧告したが、新たな対策や安全強化策は指示していなかった

ベルフォンテ原発の建設は37年以上前に始まり、施設の55%が既に完成していた。しかし、1988年に電力供給の増加が不必要となるエネルギー事情を受け、工事は中断していた。TVAの報道担当者は、電気需要が拡大するに伴い、同原発の工事再開を含む選択肢を検討してきたと述べた。

ベルフォンテ原発の建設地は、アラバマ州ハンツビルから東へ約64キロ離れたスコッツボロ近くにある。

原発工事再開の承認を受け、ハンツビルの産業界では売り上げ増につながるなどの期待が膨らんでいる。一方、工事再開については反対論もあり、クリーンエネルギー推進の団体は建設が途中で放棄された原子炉の放射能汚染対策や再利用に伴うコスト問題などへの懸念を示している。
http://www.cnn.co.jp/usa/30003748.html

さて、どうでしょうか。
昨日あった地震もありますし、この記事は、21日のものですから、NRCの見解がどうなるかで決まるでしょう・・・。
いやでも、しかし、37年も工事が止まっていたものをわざわざもう一度建設する理由がよくわからないんですが・・・。

失礼します。

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