※この記事は、7月4日 小出氏:玄海原発と圧力容器の老朽化(ガラス化)@たねまきに関連しています。

伊方原発1号機、炉壁もろさ測定前倒し 愛媛知事要請受け
日本経済新聞 2011/8/23 1:33

 四国電力の柿木一高・原子力本部長は、22日、愛媛県庁に中村時広知事を訪ね、伊方原子力発電所1号機(伊方町)の原子炉圧力容器の炉壁のもろさを示す指標の測定について、2011年9月上旬に開始予定の定期検査中に実施すると伝えた。当初計画した16年から5年前倒しする。四国電力によると、結果が出るのは13年ころの見通しだ。

 中村知事が12日に下記の柿木本部長を県庁に呼び、測定時期前倒しを要請していた。柿木本部長は中村知事に「県民の安全・安心を最優先に検討した上で決定した」と伝達。中村知事は「速やかな実現を評価する」と語った。
 圧力容器の金属は中性子線を浴び続けるため、稼動開始から時間が長くなればなるほど、金属が本来持っている柔軟性が失われる。柔軟性が失われた金属は、低温の環境下で、一種のひび割れ現象である脆性(ぜいせい)破壊を引き起こす
 脆性破壊が起こる可能性がある温度を脆性遷移温度と呼ぶ。この温度が高い圧力容器は、事故発生時に緊急炉心冷却装置(ECCS)が作動しても、容器自体が壊れる危険があるとされる
 伊方1号機の1995年の測定値はセ氏30度と電力業界が一定の目安とする93度を大きく下回った。ただ16年間にわたり測定されていないほか、九州電力限界原発1号機での測定値が前回測定に比べ、大幅上昇したことなどを理由に、中村知事が前倒しを要請していた。
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819890E0E0E2E09A8DE0E0E2EAE0E2E3E39E93E2E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4EB

【追記】
2011/8/19 井野博満先生『原発の寿命と照射脆性化について』@CNIC(116:42)
http://www.ustream.tv/recorded/16747599
※第1部、最初~『原発の寿命を金属材料学の観点から解説』
※第2部53:00頃~『原発圧力容器の照射脆化について(玄海1号炉を中心に)』
以下第2部の資料のみUPします。
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こんなふうに老朽化した原子炉圧力容器は、どうやったって修理することは出来ません。
出来るはずもありません。

中村知事の指示は正しいと思います。

なんて恐ろしいものを作ってしまったんでしょう。

失礼します。

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