※この記事は、
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7月14日 環境省:放射性がれきの埋め立て基準を一気に10万ベクレルへ引き上げを検討
に関連しています。

放射性物質含む灰、埋め立て可能…環境省原案
(2011年8月11日01時38分  読売新聞)

 東京電力福島第一原発事故により放射性物質が付着したがれきや汚泥の焼却灰について、環境省は10日、すべての焼却灰について技術的に埋め立ては可能とする処理方針の原案を公表した
 同日開催された同省の有識者会議「災害廃棄物安全評価検討会」に示され、早ければ今月中に処理方針を固める。

 同省は6月、放射性セシウム濃度が1キロ・グラム当たり8000ベクレル以下の場合、最終処分場に埋め立ててもよいとする方針を発表したが、8000ベクレルを超える場合は一時保管を求め、最終的な処分方法を示していなかった原案では、8000ベクレル超の焼却灰を埋め立てる場合、地下水の汚染を防ぐために、セシウムと水が接触しない状況を作るか、適切に排水処理をする必要があると指摘。
8000~10万ベクレルの焼却灰については、
 〈1〉雨水が入らない屋根付き処分場を用いる
 〈2〉耐久性がある容器に入れる
 〈3〉セメントを混ぜて固める――などの措置を求めた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110811-OYT1T00089.htm

環境省は、こういう方針です。
8000ベクレル~10万ベクレルもの瓦礫を焼却して空気中にばら撒いた後、なおその土地に埋めろと言う。
結局基準を引き上げたのと同じではないですか!?

信じられない。
作業する人たちは、皆被曝するのです。灰にする以上、内部被曝だってしてしまう可能性があるんです。
燃やした灰が飛び交う処理場の周辺の住民の健康被害は・・・?

一生そこに置いておけと言うのですか?

お願いですから、政府、戻れない地域があることを認めてください。
お願いです。

失礼します。

【追記】
各省庁へ意見を入れました。記録として残しておきます。

各府省への政策に関する意見・要望→
https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose

意見・要望;
環境省で放射性焼却灰の処分についての原案が出されたとの報道を見て、ご意見申し上げます。
まず、もう人が住めなくなった地域があることをお認めください。それなしに、このがれき・汚泥の処分場の問題の落としどころがないと考えます。8千Bq~10万Bq/kgもの汚染されたがれきを焼却する際に、いくらフィルタをつけても放射性物質は消えません。むしろ埋立て時には粉末となって内部被曝の恐れが高まります。その作業される方の被曝はもとより、焼却処分場、輸送時、埋立地で周辺に撒かれてしまいませんか?それとも、舞い上がる前に灰を防塵室にでもいれていただけるのですか?
どうか、全国の汚染汚泥、がれきを人の住めなくなった地域に集めて国が責任を持って管理されるよう、お願い申し上げます。
各自治体で限界が近づいています。縦割り行政を言い訳にせず、各省庁連携して、どうか早急にご対応願います。
送付先;
内閣官房・内閣府・法務省・文科省・厚労省・農水省・経産省・国交省・環境省

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