※この記事は、8月5日 児玉龍彦(東大先端研教授)×津田大介(ジャーナリスト) @現代ビジネス【その①】に関連しています。
天然鉱物使いプール除染 福島の小学校で島根の会社
2011/08/07 17:42 【共同通信】
放射性セシウムが検出されたプールの水を浄化しようと、松江市の汚水処理会社「ネオナイト」が7日、福島県南相馬市の市立上真野小学校で、天然鉱物ゼオライトを活用したプラント除染を公開した。ゼオライトは東北地方や島根県などで採れ、セシウムを吸着する特徴があるとされる。
ネオナイトによると、上真野小プールの水(約400トン)は、事前のサンプリング調査で1キログラム当たり50~5千ベクレル、沈殿物では最大3万6200ベクレルを検出。処理後は同30~50ベクレルと、飲料水の暫定基準値(200ベクレル)を下回ったといい、地元住民などの了解を得て雨水溝に放流した。
http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011080701000499.html
株式会社ネオナイト:
福島県へ放射性セシウム除染作業の支援を行います。
2011.7.28(木)
記事カテゴリー: 放射性セシウム
福島県教育委員会より小学校の除染要望がありましたので、支援に参ります。
放射性セシウムで汚染された小学校のプール水の除染を放射性セシウム除染処理プラント(ネオナイトクリーナー)で実施する事になりました。
既に、(独)日本原子力研究開発機構等の専門機関により、被災地内の小学校プール水の除染活動を展開されていますが、ネオナイトを使用した手作業での除染方式でした。この度は、小規模な処理機器ではありますが、機械的に処理を実施する事となりましたのでご案内申し上げます。
児童が安心・安全な学校生活をおくれる環境整備を実現させる為、自然にやさしい環境浄化技術として被災地復興の為にお役に立ちたいと考えています。
■除染場所:
福島県南相馬市鹿島 上真野小学校(福島県南相馬市鹿島区浮田字一丁田81)
■除染範囲:
放流基準を超えたプール内の水
■除染日時(天候が悪い場合は変更の可能性があります)
平成23年8月7日~8日(公開)
(学校施設内での除染作業となりますので、見学取材等をご希望の方はmail:n@neonite.jpまであらかじめご連絡をお願い致します。施設内見学方法などをご説明させて頂きます。)
■除染方式(ネオナイト工法)
放射性セシウム除染処理プラント ネオナイトクリーナー
プール内汚染水(最大36,200Bq/kg) → 凝集分離 → 吸着 → 放流基準(200Bq/kg 以下)
■事業主体
南相馬市立上真野小学校
HCR ハートケアレスキュー
■支援団体
㈱ネオナイト
全国ネオナイト工法振興協会
㈱イズカ
■分析評価・支援機関
東京工業大学 バイオ研究基盤支援総合センター
■後援
島根県
松江市
松江商工会議所
最後に被災地の放射性セシウム除染活動に関しまして、各機関から、ご支援、ご後援を頂きました事に御礼を申し上げます。
http://www.neonite.jp/omizu/2011/07/post_77.html
児玉先生の言うような民間企業の除染技術がこうして生かされています。しかし、その要請元は「自治体」。
政府は、未だに論文や研究書や学者さんを向いて話をしています。
今必要なことは、実際に動いて現状を改善できる技術者の力を結集させることではないのですか?
失礼します。
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