※この記事は、8月3日 農水省:米のセシウム検査2段階実施も基準は500Bq/kg・・・に関連しています。

岐阜県、コメの放射性物質を独自調査 長野は下旬から
(中日新聞)2011年8月4日 01時59分

 岐阜、長野両県は3日、県内でコメの放射性物質検査を実施すると発表した。生産者から歓迎の声が上がる一方で、検査方法に不安も出ている。

 岐阜県は、国が検査を指示した14都県には含まれておらず、当初は実施しない方針だったが、古田肇知事が「コメは消費量が多く、県民の関心も高い」と検査を決めた

 県農業技術センター(岐阜市)、県中山間農業研究所(飛騨市)、同研究所中津川支所(中津川市)で栽培された早生品種を対象に、収穫前の稲からコメ2キロ分を抽出して調べる。

 JAぎふ(岐阜市)の村瀬東三常務は「一歩前進」と喜ぶ。ただ生産者からは「地域ごとに検査しないと消費者は安心しないし、コメがさらに安くなる」と危機感を示す声が相次いで寄せられている

 20日ごろから、同県海津市や羽島市で早生米の収穫が始まる。「堆肥(たいひ)の放射能検査を民間会社に申し込んだが、1カ月待ちと言われた。後回しにしてもコメの検査を先にしたい。県には、緊急性の高いものを優先するなど、検査の交通整理をしっかりやってほしい」と注文をつけた。

 長野県は、早生米の収穫が始まる今月下旬から検査を始め、出荷が本格化する10月上旬まで続ける。各市町村にはそれぞれの検査結果が判明するまで出荷の自粛を要請する。

 全市町村のうち、コメを栽培していない川上村を除く76市町村ごとに玄米のサンプル2キロを検査。面積が大きい長野、松本両市はサンプルを2点にする。

 JAグリーン長野(長野市)の担当者は「全国的に検査する動きが広がっており、検査で安全性が保証されなければ長野県産のコメも買い手はつかなくなる。実施が決まって良かった」と安堵(あんど)した。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011080490015907.html

これが正常な感覚だと思います。
これをやらなければ、消費者は躊躇するばかりです。できることなら、計測された数値を基準値に関係なく全て公表してほしいと思います。

自分の県の米は大丈夫だという知事の方々、一度やってみればいいと思います。
やらずして、風評被害だという言い訳は通用しないのではないかと思います。

失礼します。

にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ
にほんブログ村