※この記事は、7月23日 環境省:福島県内のがれきは「県内で最終処分」への理解を求めるに関連しています。

【福島県】処理場で放射性物質検出から2ヵ月 下水汚泥の処分できず
河北新報 2011年07月24日日曜日
 福島県内2カ所の下水処理施設の汚泥から、高濃度の放射性セシウムが検出されて2カ月余りが過ぎた。汚泥は埋め立て処分などができず、施設内に仮置きされたままになっている。仮置き場が徐々に手狭になる中、関係者は「いつまで施設に保管すればいいのか」と頭を悩ませている。(矢嶋哲也)

◎防護服着て作業
福島下水処理場 「仮置き場は半年で満杯になる。敷地に余裕はなく、その後のことは考えられない」と福島市下水道管理センター(堀河町終末処理場)の滝田善章所長。センターの汚泥からは5月4日、1キログラム当たり44万6000ベクレルのセシウムが検出された。現在は10万ベクレル前後まで下がったが、依然として施設から搬出できる状態ではないという。
 汚泥は現在、飛散防止のため袋詰めにし、仮置き場のコンクリート槽へ運んでいる。作業に当たるのはセシウム検出後に新たに契約した専門業者。4、5人の作業員が防護服にマスクを着けた厳戒態勢で臨んでいる
 仮置き場は10槽で、容積は各255立方メートル。毎日汚泥を運び込み、既に一つ目の半分近くが埋まっている。
 4月28日、汚泥から1キログラム当たり2万6400ベクレルのセシウムを検出した県中浄化センター(郡山市)も、事情はあまり変わらない
 現在のセシウムの数値は晴天時の処理汚泥が2000~3000ベクレル、雨天時は1万ベクレルほど。汚泥は施設内の2500平方メートルの空き地に集積されている。鈴木正則所長は「一部はブルーシートで覆っている。粘土状なので簡単に飛散する恐れはない。周囲を土のうなどで囲み、流失も防いでいる」と説明する。
◎国の新方策必要
 ことし中に現在の仮置き場に隣接する7800平方メートルの敷地も、仮置き場として整備する予定。「それでも半年ほどで満杯になる」(鈴木所長)と言う。
 震災前、県中浄化センターの汚泥は全て溶融濃縮され、セメント材料などとして民間に売られていた。セメント会社は「放射性物質を含む汚泥は買わない」との姿勢を貫いており、放射性物質の濃度がある程度低くなっても従来の処理は不可能な状態だ。
 国は6月、汚泥に含まれるセシウムが1キログラム当たり8000ベクレル以下になれば、跡地を宅地にしない限り埋め立てできるなどの基準を示した。しかし「放射性物質の数値が下がっても、すぐには埋め立てを再開できないだろう」と堀河町処理場の滝田所長の表情は渋いままだ。
 施設の汚泥はもともと、福島県柳津町の最終処分場に持ち込まれていた。同町は現在、放射性物質を含む汚泥の受け入れに難色を示す。「放射性物質を含む汚泥の埋め立て」は契約条件にもなく、改める必要もある。
 いずれにしても仮置きしている汚泥は放射性物質の数値が高すぎ、国が新たな方策を示さない限り、施設から移せない。「セシウム134の半減期の2年が過ぎれば、状況は変わるんだろうか」。滝田所長は祈るように言う
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110724t65008.htm

【長野】汚染焼却灰、たまる一方 自治体「早く基準を」
中日新聞 2011年7月24日
 福島第1原発事故の影響から下水汚泥やごみ焼却灰から放射性セシウムが相次いで検出され、自治体が苦慮している問題は、現在も明確な対処法が見いだせずにいる。国は処理基準を示したものの、県などは「埋め立て後の管理方法まで決まらなければ、住民の理解は得られない」と慎重姿勢を崩さず、一刻も早い詳細な基準策定を求めている。

 「8月中には満杯になる」。長野市の県千曲川流域下水道上流処理区終末処理場で、ずらりと並ぶ焼却灰を詰めた袋を前に職員が嘆いた。1日に1・5トンのペースで排出され、現在は計104トン。今月11日の測定では1キロ当たり410ベクレルの放射性セシウムが検出された。長野市や上田市などの施設でも同様の状況で、保管用建屋を新設する案も検討されている。

 家庭ごみを含む一般廃棄物の焼却灰にも、放射性セシウムが含まれていた。環境省の要請で今月行った調査では、東北信地域を中心に16施設で1キロ当たり45~1970ベクレルを検出。産業廃棄物の検査も進めており、21日現在で5焼却施設から同36~820ベクレルが検出された

 国は6月、放射性物質を含む廃棄物について
  ▽1キロ当たり8000ベクレル以下は管理型最終処分場に埋め立て可能
  ▽100ベクレル以下の汚泥はセメント原料として使用可能-などの処理方針を打ち出した。数万ベクレルと高濃度が検出された関東地方と違い、県内の廃棄物はすべて埋め立てが可能だ。

 しかし、県環境部や各市の担当者は「人体への影響がないとしても、管理方法が具体的に定まり、処分場や周辺住民の同意を得なければ難しい」と、異口同音に話す。埋め立てた場合も「いつでも戻せるように厳重管理しなければならない」という。

 環境省は学識者らでつくる「災害廃棄物安全評価検討会」を開き、埋め立て後のモニタリングの仕組みなどを策定中。担当者は「早急に基準を示したい」と説明するが、8月上旬に開かれる次回会合で決定するかは不明という。

 こうした中、管理型最終処分場を運営する一部業者は、低濃度の廃棄物受け入れを表明。フジコーポレーション(佐久市)は「飛散しない一般・産業廃棄物の放射性セシウムは1キロ当たり5000ベクレル以下、焼却灰などの粉じんは内部被ばくの危険性を考慮して500ベクレル以下」との基準を独自に設け、県内外約70市町村から排出された廃棄物を処分している。今月上旬に処分場内の水を測定した際は放射性物質は検出されず、空間放射線量も毎時0・05~0・08マイクロシーベルトで一般的な値だったという。同社は「確実に遮へい処理を施し、定期的に測定を続けることで安全性を示したい」と話している。
 (妹尾聡太)
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20110724/CK2011072402000107.html

悲鳴が聞こえます。涙を禁じえません。

こんな場所が、日本のそこらじゅうにあるんです。
福島の数値は、もうどうしようもないくらい高いです。
これを防護服で作業していると書いてありますが、作業員の方々は大丈夫なわけないじゃないですか・・・。
ここも程度は違えど福島原発と同じ状態になっているじゃないですか・・・。

こんな場所をあちこちに作って、それぞれで管理させていくなんで、無理です。
人の考え方として間違っています。

お願いです。
政府の偉い人。
まずは、子供たちを避難させてください。
そして、明らかに人が住めなくなった地域の存在を認めて、原発敷地内、もしくはそこへ汚泥や汚染がれきを集めるようにしてください。

こんなことでは、誰も救われない・・・。

失礼します。

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