※この記事は、7月20日 中部電力:浜岡原発5号機の水漏れはホース曲げすぎが原因・・・に関連しています。
浜岡の防波壁、18メートルにかさ上げ 中電が来年12月
中日新聞 2011年7月22日
中部電力は22日、浜岡原発(静岡県御前崎市)の敷地海側に設置する防波壁の海面(基準水位)からの高さを、従来計画より3メートル高い18メートルに引き上げることなどを柱とした新たな津波対策を発表した。「2~3年後」としていた完成目標時期も、来年12月に前倒しした。
中電は東海・東南海・南海の三連動地震が発生した場合の津波の高さを最大8・3メートルと想定しているが、東日本大震災で福島第1原発に押し寄せた津波が約15メートルだったことなどを考慮し、防波壁の高さを引き上げる。敷地の海側に約1・6キロにわたって広がる高さ10~15メートルの砂丘についても、12メートルに満たない一部の区間に盛り土をし、全域が12メートル以上になるようにかさ上げする。
津波が砂丘や防波壁を越えた場合に備え、原子炉建屋への浸水防止や原子炉の冷却機能を維持するための対策も強化する。
原子炉を冷却する海水を取水するためのポンプは屋外に設置されているが、新たに3~5号機のそれぞれに防水構造の建屋を建設。その中に代替機能を果たすポンプを2基ずつ設置し、緊急時に使えるようにする。
中電の従来計画では津波対策への投資額を300億円程度としていたが、これらの追加対策も含め、約1000億円に膨らむ見通し。
中電は「安全性をいっそう向上させ、丁寧に説明することで地元住民や社会の安心につながるように全力で取り組む」と説明している。
浜岡原発は、想定東海地震の震源域に立地。菅直人首相が5月、地震や津波に対して十分な安全性が確保されていないことを理由に、3基すべての停止を要請し、中電も受け入れた。中電は防波壁設置などの津波対策完了後の運転再開を目指している。
御前崎市の石原茂雄市長は22日午前、市役所で水谷良亮浜岡原子力総合事務所長から説明を受けた。石原市長は「一歩踏み出した対策だと感じた」と評価し「今後、福島第1原発事故を検証して、さらなる対策を取ってもらいたい」と話した。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/denryoku/list/201107/CK2011072202000206.html?ref=rank
やっぱり、再稼動を目指しているんですね・・・。
本当に止めてほしい。
津波対策だけでなんとかなるという考えを捨ててほしい。
お願いします。
止めてください。
失礼します。
その超大型の津波が起きるような地震でも、問題なく制御棒が入る“つもり”なのか?と・・。
その一千億円を次世代エネルギーの開発に回せばいいのに。
特に中部電力は、原発依存度も低いでしょうに。
>>まるまるさん
コメントありがとうございます。
そうですね・・・。やはり皆誰かのせいにしたくてしょうがないようです。
国の方針が無ければ、方向転換できないような言い訳が聞こえてくるような気がします。
そんなことを言っている時間はないというのに・・・。
失礼します。