米、新式の未臨界核実験成功 地下実験場使わず、X線で
朝日新聞社 2011年5月23日1時12分
 米エネルギー省は、強力なエックス線を使う新しい形の未臨界核実験に成功したことを明らかにした。通常の未臨界実験は、ネバダ州の砂漠にある地下核実験場で火薬を爆発させて核兵器の性能などを調べるが、今回はニューメキシコ州の研究所で発生させたエックス線による超高温・超高圧状態を使った

 同省によると、実験は昨年11月と今年3月、サンディア国立研究所とロスアラモス国立研究所のチームが実施。「Zマシン」と呼ばれる装置が発生させる強力なエックス線をプルトニウムに照射し、データを収集した。

 同省国家核安全保障局(NNSA)のクック副局長は「実験の成功は、地下実験をしなくても保管中の核兵器の安全性や有効性を調べられることを意味し、オバマ大統領の核安全保障の考えの実現を支援するものだ」と述べた。
http://www.asahi.com/international/update/0522/TKY201105220343.html

米が未臨界核実験 事前告知なく昨年12月と今年2月
朝日新聞社 2011年7月20日10時10分
 米政府が、核爆発を伴わない「未臨界核実験」を昨年12月と今年2月に実施していたことが分かった。オバマ政権下での未臨界実験は、昨年9月を含めて計3回になった。米エネルギー省の国家核安全保障局(NNSA)は「定例的な実験だ」としているが、「核のない世界」を唱えるオバマ政権下での相次ぐ実験に批判も出そうだ

 NNSAはネバダ核実験場で昨年12月1日と今年2月2日に実験を実施。事前告知や直後の発表はせず、6月に発表した保管中の核兵器に関する実験報告書に記載した。実験は核兵器が爆発事故を起こさない「安全性」や、実際の使用時に設計通りの破壊力が出せる「信頼性」を確認することが目的だという。

 オバマ政権は、従来は行われていた事前の告知をしないため、実験の透明性を問う声もある。NNSAは「透明性や説明責任は、報告書への記載によって果たしている」としている。
http://www.asahi.com/international/update/0720/TKY201107200125.html

【参考資料】
NNSA Web Site:
http://nnsa.energy.gov/

未臨界核実験とは?
2000年9月14日「しんぶん赤旗」
 〈問い〉 アメリカやロシアの未臨界核実験に批判と抗議の声があがっています。未臨界核実験とは、どういうものなのですか。(茨城・一読者)

 〈答え〉 核兵器に装着される核弾頭は、核物質のプルトニウムやウランの核分裂の連鎖反応を急激に起こさせ、一挙にエネルギーを放出(核爆発)させることで、強烈な破壊力を生み出します。核分裂の連鎖反応が継続的に起きる状態になることを臨界といい、昨年の東海村の原子力施設の事故は、臨界事故として大問題になりました。

 未臨界核実験は、核爆発の起きない、臨界状態の手前の段階で核爆弾の性能を調べる実験だと当事者は説明しています。一九九七年七月におこなわれたアメリカの第一回の実験は、ネバダ州の実験場の地下三百メートルの実験室で、核弾頭の「引き金」になる高性能の爆薬を起爆剤に使い、その衝撃波をプルトニウムに当て、反応を確かめるというものでした。

 以後、アメリカの実験は、十二回に及び、最近は、八月十八日におこなわれました。ロシアも八月末から九月初めにかけて三回実験をするなどたびたび実施しています。

 一九九六年、国連で採択された包括的核実験禁止条約(CTBT)は、核爆発をともなう核兵器実験を全面的に禁止しています。アメリカは、未臨界核実験は核爆発を起こさないからCTBTに反しないと弁明してきました。しかし、同実験は、新たな核兵器開発を含め、核兵器の独占体制を維持・強化しようとするための核実験です。これが核軍縮と核兵器廃絶をめざすことをうたっているCTBTの精神に反することは明らかです。

 アメリカ、ロシアの未臨界核実験は、核兵器廃絶と核軍縮を願う国際世論に挑戦し、核戦力維持・開発競争の悪循環をもたらすものです。(豊)
http://www.jcp.or.jp/faq_box/002/200914_mirinkai_.html


NNSAのサイトを探してみたのですが、元記事を見つけられませんでした。
アメリカはいつもシレっとやってくれちゃうので、Bochibochiも知りませんでした。
核兵器、これ以上の技術開発が必要なのかどうか、全くわかりません。抑止力のために必要なら、技術革新はそんなに重要ではないような気がします。
アメリカが力を誇示したいのがよく判りますね・・・。

世界の闇が深すぎて、途方にくれてしまいます。

失礼します。

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