※この記事は、7月4日 関西テレビ放送:"核のごみ”抱える村の現実-青森県六ヶ所村【見られるうちにご覧ください】に関連しています。
原子力の表現、大幅に後退 11年版科学技術白書
2011/07/12 19:54 【共同通信】
政府が12日に閣議決定した2011年版の科学技術白書で、前年版で「高速増殖炉の実証施設を実現する」としていた記述を削除するなど、原子力研究開発に関する表現を大幅に後退させていることが同日、分かった。
収束が遅れている福島第1原発事故の影響を配慮したとみられる。文部科学省の担当者は「現在、エネルギー政策の見直しが進んでいるため記述を変更した」と話している。
10年版白書では高速増殖炉について「最重点課題の一つ」とし、「2025年ごろの実証施設の実現」「2050年よりも前の商業炉の開発」と目標を掲げていたが、いずれの表記も11年版で姿を消した。
http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011071201000941.html
これは、意外と大事なことなんじゃないでしょうか。
高速増殖炉の実現の明記が、核燃料サイクル成立の重要なファクターだったはずです。
それを削除したということは、事実上、原発を廃止していくと読むのは、考えすぎでしょうか・・・。
少しの希望が見えた気がして、反応してしまいました。
いずれにせよ、行動が伴うかどうかが問題ですね。
失礼します。
そもそも推進派は、ウラン資源が今世紀中に枯渇する事は認めており、それ故に使用したウラン235以上にプルトニウムを生成する増殖炉を必要としたはずです。
もんじゅが潰れれば原発に生き延びる道は無い。
ただ、原子力マフィアの巻き返し攻勢は非常に厳しい。
この地震・津波の教訓をろくすっぽ見もせず、原発再稼動を目指す経済産業省は『頭の無い牛』の暴走のようです。
推進派も、原子力に将来が無い事を承知の上で原発稼動にしがみつくのは、ひたすら利潤の為でしかありません。
ご承知のように、老朽化した原発は中性子による脆化で大変危険ですが、減価償却はされており、稼動すればする程利潤を生みます。
火山列島の上、活発化する地震活動、一日でも早く一基でも多く原発を停めて参りましょう。
いつも、キーとなる情報をありがとう御座います!
>>でじこむさん
コメントありがとうございます。
やっぱりそうですよね!!直感的に「これって大事なんじゃ?」と思ったのですが、核燃料サイクルのキーになる設備ですものね!
でじこむさんの科学的なご説明でさらに確信めいたものになってきました。
ありがとうございます。
失礼します。