※この記事は、6月30日 武田邦彦×岩上安身@IWJ 【議論に対する姿勢と「自分だけよければいい」教育】に関連しています。

ようやく出来ました。
私の考えていたことが、ここに詰まっています。
これを是非皆さんに伝えたいと思い、文字起こしをしました。
Bochibochiのブログを4月から読んでくれている方は、Bochibochiが何を考えてきたか、一緒に考えてきてくれたと思います。それがこうして形になっています。
先日も、武田先生と岩上さんの対談で同様の趣旨の話題が出ていました。
もしかしたら、国民投票に向かっていることを察知して、国民意識を上げようとしてくれているのかもしれないと邪推してしまいました(笑)

とにかく、これからも一緒に考えましょう。

2011/07/06(水) 開場18:50 開演 19:00 番組ID:lv54722201
『東京ディスカッション第2章?』~おもしろき こともなき政治を おもしろく~ 生中継
ジャーナリスト池上彰氏らによるディスカッション

池上彰氏、上杉隆氏との対談
主催:社団法人 東京青年会議所 国民主権確立特別委員会
http://live.nicovideo.jp/watch/lv55699182?ref=top
※恐らくニコニコ動画は早く見ていただかないと、プレミアム会員でないと見られなくなると思います。他に動画が見つかれば、追記でUPしようと思います。
【追記】
第二部部分だけYoutubeにUPされていたので、追記しておきます。
2011年7月6日 池上彰×上杉隆 『東京ディスカッ​ション第2章』 第2部 1 /4

2011年7月6日 池上彰×上杉隆 『東京ディスカッ​ション第2章』 第2部 2 /4

2011年7月6日 池上彰×上杉隆 『東京ディスカッ​ション第2章』 第2部 3 /4

2011年7月6日 池上彰×上杉隆 『東京ディスカッ​ション第2章』 第2部 4 /4


【以下、時間のない方のため、再考する際に必要だと思うので、文字に起こしています。】
(司会)本日司会をさせていただきます私、社団法人国民主権確立特別委員会のまつもとみさとと申します。よろしくお願いします。
本日は、池上彰様のコーディネートの下、皆様にディスカッションを行っていただきます。その際の注意事項が二点ございます。
まず、第一点ですが、皆様ご質問やご意見をおっしゃられる場合は、ご自分のお名前、出身校、出身の会社などはおっしゃっていただく必要はございません。直ちに意見や質問をおっしゃっていただきますようお願いします。また、本日は一人でも多くの方に発言をしていただくために、時間の制限を1分以内と決めています。1分になったら、ベルがなります。この合図がなりましたら、発言は終了となりますので、よろしくお願いします。
大変お待たせしました。
それでは、ただいまより東京ディスカッション第2章『おもしろき こともなき政治を おもしろく』を開催いたします。
<04:00頃>
(池上氏)
本日はようこそお越しくださいました。今から9時までこの日本の政治のことを考えていこうと思っています。最初、小一時間は会場の皆様とこれからの日本、さまざまな課題について議論をしていこうと思っています。それぞれのお立場でご発言を頂きます。サンデル教授の白熱教室のようにしてほしいというのが主催者側の意向ですが、それは私はサンデル教授ではないので、そうはいきませんが、それぞれの立場の意見を皆さんで白熱したやりとりができればなと思っています。そして、後半部分ですね、8時過ぎくらいからは、今度は上杉隆さんにも加わっていただいて、メディアとの付き合い方を考えていこうと思っています。
<マイク不良>
<05:20頃>
もし、マイクが駄目になった時のためにこれ(ハンドマイク)を用意してますからって言ってたら、本当にそのとおりになってしまいましたが、何の話だったか・・・、そうだ、その後メディアとの付き合い方、そしてその後、これから私たちはどうすればいいんだろうかということを考えていこうと思います。今映像でさまざまな問題が出ました。日本は一杯多くの問題を抱えている、そのとりわけ東日本の大震災、福島の原発、一刻も早く復興の道筋をつけなければいけないのに、復興担当大臣がその復興の道筋を邪魔しているような状態になってしまっている、本当に情けないことだなと思うんですが、そういう政治家を選んだのは誰だっけ?という話に結局はなってくるんですね。
 私は明日からイラクに取材に行くことになっていまして、今日実はイラク情勢について専門家からレクチャーを受けてきました。そうしましたら、イラクは今、電力不足であると、計画停電で大変なんだ。ところが政治家は連立政権がなかなかうまくいかなくて、政治家同士の信頼関係が築けていないために、戦後復興がうまく進まない・・・。うーん、どこの国の話だろうと思いながら聞いておりました。この日本をどうすればいいのかということを考える上で、やはり日本は民主主義の国のはずなんですね。民主主義の国と言うのは、みんなの議論でそれぞれの民意を形成していく、そういう国であるはずなんです。
その日本の民主主義の成熟度は一体世界の中でどれくらいなのか、いろんな味方があると思いますが、イギリスの経済週刊誌『The Economist』という週刊誌を出しているシンクタンクが、毎年世界の民主主義国ランキングというのを発表しています。去年日本は世界の中で、民主主義のランキングが22位でした。さぁ、22位って・・・。『Economist』が取り上げている国は150各国ほどですが、その中で22位という順番は、果たしてどうなのよ?こう思う。民主主義の国である、それが民主主義ではなかったり、独裁国家だったり、いくつかのランキングに分かれていて、とりあえず、26位までが民主主義の国という分類になっていました。ですから、日本は世界の中で民主主義の中にはいっているが、しかし22位なんです。ちなみに1位はノルウェーでした。その後北欧諸国が上位を占めていました。何で22位なんだろうかと思って、私はそのランキング評価の一覧表をよく見たんですね。そうしましたら、日本が順位を下げている一つの理由は、投票率が非常に低いということでした。北欧諸国というのは、投票率が非常に高い。投票率が低いという点で、日本は民主主義ランキングが落ちていました。
もう一つ、これはへーッと思ったんですが、日本は政党に所属している党員の数が非常に少ない。これが民主主義のランキングを落としているんですね。びっくりしました。例えばアメリカですと、自分は共和党員だ、自分は民主党員だと堂々と名乗って党員になっている。政治活動をしている人たちが大勢いる。日本というと、「私は何々党の党員です」と言うとなんとなく周りから「えぇー?」という感じで引いてしまうようなそういう状態がどこかにありますね。私は別にどこかの党員になれと言っているわけではないのですが、世界の中でどこかの党に所属をして政治活動をするというのが、民主主義の成熟度を測る一つの基準になるんだ、そういう見方があるんだというのが非常に意外な感じがしました。
そして三つ目、もう一つランキングを落としているのが、女性の国会議員が極めてに少ないということでした。
そういうことから日本は22位とランキングを下げていることがわかりました。ただもちろんこれは、あくまでそこのシンクタンクが作った基準によってそうなっているわけです。それぞれの基準をかえれば、また大きく変わってくるだろうと思います。日本は一体民主主義なのかどうなのか、とりあえず民主主義の国ではあるようだ。だって政権交代も行われたし。でも政権交代が行われた後のこの体たらくを見ていると、決して成熟した民主主義の国とは言えないのかもしれない。成熟した民主主義ってなんだろうか?それは、私たち国民一人一人が極めて冷静に議論できる、それぞれがいろんな意見を持って戦わせることによって、決定的に対立するのではなく、合意点を見出して、何らかの合意形成を測っていく、そういうことが私たちはまだまだニガテなのではないか?それを少しでもやっていくことが、これから日本が民主主義として進んでいくために避けて通れない道ではないかと私は考えています。
 その上で、今日は皆さん方と冷静な議論・討論が出来ればと思っています。最初に主催者側から皆さん方へのアンケートも含めてさまざまなテーマを考えました。そのテーマをちょっとこちらにご覧いただきます。
この9項目がテーマとして挙がっています。
 1)エネルギー問題
 2)日本が求めるべき価値とは何か?
 3)経済政策の在り方
 4)社会福祉・保障問題
 5)食糧問題
 6)国防と日米関係
 7)領土問題
 8)政治とマニフェスト
 9)復興財源
9項目あります。本当はこの9項目の一つ一つについてきちんと議論をしていけばいいんですけれども、なかなかそういうわけにもいきません。残念ながらいくつかのテーマに絞りこんで議論をしていこうと思います。
そこでやはりまず何としても考えなければいけないことは、1)エネルギー問題かなという気がしております。
福島原発の事故以来、日本の原子力政策はどうあるべきかということが、いろいろ議論になっていますね。一説には、菅総理が脱原発かどうかを国民の意見を聞いてみようじゃないかといって、夏に解散総選挙に打って出るのではないかという穿った見方というべきなのかもしれませんが、そういう議論もあります。さぁ、解散総選挙になるかどうかはともかくとして、これからのエネルギーはどうしたらいいかということを私たちは考えていかなければいけないですね。考えてみれば、原発をどうするかということ、原子力発電所を作ると言うことになりますと、そこの場所では反対運動がおきて、原発、是か非かの議論は巻き起こっていたんですが、日本全体での議論が一体どこまできちんと行われていたのかといいますと、疑問ナシとしません。ふと気が付いたら、日本全国、商業用の原子炉が54基出来ていたというのが実態だったのではないか。今こそこのエネルギーを考えなければいけない。
そこで、皆さん方からこの原発をどうするか?ということについて、それぞれ意見を出していただこうと思うのです。その前にとりあえず、会場の世論を伺ってみましょう。
とりあえず簡単なYesかNoかの質問を用意しました。こちらです。
『原子力発電はこれからも必要だ。はい/いいえ』
皆さんの手元に紙がありますね?白と青が一枚になっている紙があると思います。皆さんお手元にありますか?
(司会)本日お渡しした資料の中に、青と白のフリップがございますので、そちらのほうをご使用ください。
(池上氏)これはね、もちろんあくまでこの会場に来ている人たちの世論というに限られるわけですが、原子力発電はこれからも日本に必要か?必要だと思う人は白い紙を、いや、そういうわけにはいかないだろうという人は、青い紙をだしてください。よろしいですか?ちょっと考えなきゃいけないですね。すぐにYesかNoかなかなかいえないかもしれないですが、ちょっと考えて、はい、じゃあ挙げてください。
<15:00>
おぉー、白のほうが多いですね。で、青もかなり多いですね。さ、すいません。私は日本野鳥の会ではないので、よくわからないですが、ざっと目分量でいいますと、これからも必要だという人が6割、いや必要ではないという人が4割というのが、大まかな私の目分量でした。
さぁ、ではどうして必要なのか、どうして必要ではないのか、会場の皆さんからご発言をいただきます。
そこで、何らかの議論になればいいなと思っています。
では、原子力発電所はこれからも必要だという人?発言したいという方?皆さん発言したくて来ているんでしょ?どうでしょうか?はい、ではこちらの方。
最初にお名前だけ言っていただけますか?別に所属とか出身とか職業をいう必要はありませんが、お名前だけよろしくお願いします。

第一部【その②】に続きます。