※この記事は、6月28日、30日 もんじゅ落下装置の最下部に傷が・・・。の続報です。

もんじゅの装置回収完了を報告 敦賀市長に原子力機構幹部
福井新聞 (2011年7月4日午後7時00分)
 日本原子力研究開発機構の野村茂雄理事は4日、敦賀市役所を訪れ、河瀬一治市長に高速増殖炉「もんじゅ」で原子炉容器内に落下した炉内中継装置の回収完了を報告した。河瀬市長は東京電力福島第1原発事故に触れ「福島原発とは炉型は違うが、原子炉には変わりない。(落下での)原子炉への影響を評価し報告してほしい」と求めた。

 同装置は6月24日に回収を終えた。冷却材のナトリウムの洗浄を終え4日から、分解点検を始めた。原子力機構は約10日間かけて装置の状況を詳しく調べる方針

 野村理事は昨年11月の内面、外面観察で判明した接合部の変形について、同装置の引き抜き作業中に目視で確認したと説明。つなぎ合わせている8本のピンは全て残っており「原子炉内へ脱落はしていない」と強調した。その上で、試運転の第2段階となる40%出力確認試験の開始に向け、水・蒸気系設備機能確認試験を確実に行うとした。

 これに対し、河瀬市長は「回収が無事終わったことは一安心。市民が安心できるよう(調査結果も詳しく)説明してほしい」とした上で、水・蒸気系の機能確認試験について「試験は工程にとらわれず、安全最優先で取り組んでほしい」と求めた。

 原子力機構は今秋には復旧作業を完了させる計画。その後、年度内の40%出力試験開始を目指してきたが、福島第1原発事故の影響などでスケジュールが遅れる見通しとなっている。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowermonjuresume/29057.html

今のところ、落下物はないようですね。
落下地点の損傷はどうなっているんでしょうね。

続報を待ちます。

もんじゅ、こわい・・・。

失礼します。