被曝量上限超の可能性の原発作業員、計8人に
読売新聞 6月13日(月)19時19分配信

 東京電力は13日、福島第一原子力発電所の事故で、緊急作業時に認められている被曝(ひばく)量の上限250ミリ・シーベルトを超えた恐れのある作業員が、計8人になったと発表した。

 このほかに6人が200~250ミリ・シーベルト、88人が100~200ミリ・シーベルトを被曝した可能性がある。厚生労働省は同日、3月中に同原発で作業を行った3700人全員の測定と被曝量の評価を今月20日までに終えるよう、東電に指導した。

 3月中に同原発で働いた社員・作業員3726人のうち、5月中に一次検査を終えた2367人について同社が暫定調査結果をまとめたもので、同日、厚生労働省に報告した。報告によると、8人はいずれも同社の男性社員。うち2人はすでに600ミリ・シーベルト以上の被曝量が確定している。残る6人は、放射線を体外から浴びる外部被曝と、放射性物質を体内に吸引する内部被曝を合わせた数値が265~498ミリ・シーベルトだった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110613-00000717-yom-soci

被曝限度超え計8人に 福島第1原発で作業の男性社員 最大497ミリシーベルト
日本経済新聞 2011/6/13 21:28
 東京電力は13日、福島第1原子力発電所で作業していた男性社員中、新たに5人が今回の事故対応の被曝(ひばく)限度量である250ミリシーベルトを超えたと発表した。3月中に原発施設内で被曝した可能性がある約3700人中、約2300人を調べた暫定値。作業員の安全管理が不十分だった可能性がある。累積被曝量が増え続ければ、作業の遅れにつながる恐れもある。
 東電は同日、被爆者の情報を厚生労働省などに報告した。5人の線量の暫定値の最大は497.6ミリシーベルト。すでに2人の社員で被曝限度の2倍を超えたことがわかっており、1人が超えた可能性が高い。新規判明分を加えると計8人となった。いずれも同原発で作業していた当直長や運転員、放射線の管理担当ら。
 事故直後に中央制御室などで作業していたとされ、空気中の放射性物質を吸い込むなどして被曝したとみられる。新たな5人のマスク着用の有無や、体内取り込みを防ぐヨウ素剤を服用していたかどうかについては不明
という。
 今後、正確な被曝量を算定するため、日本原子力研究開発機構で詳細な被曝量の検査を受ける。東電の現在の規定では、170ミリシーベルトを超えると現場作業を禁止し、200ミリーベルト超で同原発の敷地内の作業から外している。
 東電によると被曝した可能性があるのは計3726人。約1400人はまだ測定できていない。測定機器が不足しているほか、連絡が取れない協力会社の作業員もいるという。厚労省は遅くとも20日までに報告するよう指導した。経済産業省の西山英彦審議官は「極めて遺憾だ。東電には徹底した原因究明や再発防止策の策定を指示していきたい」と述べた。
 このほか6人が、200~260ミリシーベルトの被曝の可能性がある。4人は東電社員で、建屋内で足を水につかりながら作業していた関電工の社員2人も含まれるという。100~200ミリシーベルトの可能性がある人も88人いた
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E3E1E2E7E78DE3E1E2E4E0E2E3E39180EAE2E2E2

どうしてここまでの状況になっても、政府は東電にまかせっきりなのですか?
どうして?
東電では管理しきれていないことが明白なのに、どうして政府が介入しないのですか?

これは何度でも何度でも言います。
作業員の方々の健康を奪いながら、私たちは日々の生活をつづけています。

彼らのことは、常に私の心の中にあります。
何をしていても、どこにいても。

その彼らをまだ東電に放置しようというのですか・・・?

何度、意見したらいいのでしょう。
いや、諦めちゃだめです。諦めないで続けないと・・・。

失礼します。