<福島第1原発>2号機の二重扉開放へ 換気作業着手
毎日新聞 6月11日(土)11時3分配信

 東京電力は11日、高い湿度が作業の妨げになっている福島第1原発2号機の原子炉建屋で同日午後から換気作業を始めると発表した。建屋に2カ所ある二重扉の外側にビニールなどの覆いを設置した上で扉を開け、放射性物質を取り除くフィルター付き換気装置を使って内部の空気を浄化する。空気中の放射性物質濃度の低下が確認されれば覆いを外し、1号機と同様に二重扉を完全に開放する

 2号機の建屋は大きな破損がなく、使用済み核燃料プールから発生したとみられる水蒸気がこもって作業に取りかかれずにいる。4日の調査で湿度は99.9%、空気中の放射性物質濃度は1立方センチあたり0.16ベクレルだった。濃度は1号機で二重扉を開放した際の20分の1程度だが、さらに低下させる予定という。

 換気装置の運転は3日間程度を予定。二重扉の開放後は、作業員が建屋に入って原子炉水位計の調整や水素爆発を防ぐための窒素注入に着手する。

 東電は、1号機でも5月上旬に換気装置を使って放射性物質の濃度を下げて扉を開放し、建屋内での作業を本格化させている。【関雄輔】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110611-00000016-mai-soci

どうかうまくいきますように。
作業員の方の被曝が少しでも少なくなりますように。

失礼します。