※この記事は、6月8日東電:2号機扉開放と、またデータ公表漏れの続報です。

湿度99・9%、2号機原子炉建屋二重扉開放へ
(2011年6月9日20時16分  読売新聞)
 東京電力は、高い湿度で作業員の立ち入りが困難な福島第一原子力発電所2号機の原子炉建屋内の作業環境を改善するため、同建屋とタービン建屋の接続部にある二重扉を今月後半にも開放する方針を決めた。
 大気中に放射性物質が放出される可能性があり、経済産業省原子力安全・保安院は、東電に対し、具体的な作業手順と予想される環境影響を報告するよう求めた。建屋の扉開放は先月8日、1号機で行われている
 2号機の原子炉建屋内は、地下の原子炉格納容器の破損部分から噴き出したとみられる蒸気や、使用済み核燃料一時貯蔵プールからの湯気が充満し、湿度が99・9%と極端に高くなっている。内部での作業ができないばかりか、ロボットもカメラが曇って使えなくなり、放射線量の測定さえできない状態だった。内部の放射性物質濃度は1立方センチあたり0・16ベクレルで、外部への影響を極力抑え、作業員が一定時間立ち入るためには濃度を10分の1程度まで下げる必要があるという。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110609-OYT1T00897.htm?from=navr

こうやって、扉を開けないと、もう作業が出来ない状態です。
これから先の作業のために、放射性物質を外気へ放出するのです。
風向き、天候などに注意して、作業日時を決められると思います。(SPEEDI使うんですかね?)

TBS/JNNカメラで見守りたいと思います。

失礼します。