運転員2人 被ばく量限度超す
NHKニュース 2011年6月3日 19時31分  
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、2人の運転員が緊急時の被ばく限度を超えていた疑いがある問題で、放射線医学総合研究所で分析を行った結果、被ばく量は2人とも限度の250ミリシーベルトを超えていたことが分かりました。今回の事故で限度を超えたのが確認されたのは初めてで、今後、東京電力の被ばく管理が厳しく問われることになりそうです。

この問題は、福島第一原発の3号機と4号機の中央制御室で働いていた30代と40代の2人の運転員の体内から、高い値の放射性ヨウ素が検出されたもので、2人は千葉市にある放射線医学総合研究所で精密検査を受けていました。分析の結果、放射性ヨウ素などを吸い込んだ「内部被ばく」による被ばく量は、30代の男性が210から580ミリシーベルト40代の男性は200から570ミリシーベルトと推定されるということです。2人はこれまでの検査で、体の表面にもそれぞれおよそ74ミリシーベルトと89ミリシーベルトの被ばくをしたことが分かっていて、この値と合わせると、少なくとも緊急時の被ばく限度の250ミリシーベルトを超えていたことが確実な計算になります。今回の事故のあと、福島第一原発で作業に当たる人たちの緊急時の被ばく限度は、100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げられていました。今回の事故で限度を超えたのが確認されたのは初めてで、今後、東京電力の被ばく管理が厳しく問われることになりそうです。2人の被ばくは、甲状腺に対する内部被ばくがほとんどで、子どもの場合と違って、将来、甲状腺に障害が現れるおそれは小さいとみられるということです。2人とも健康状態に問題はないことから、研究所では引き続き経過を観察することにしています。運転員が緊急時の被ばく限度を超えたことについて、東京電力は「事故の発生直後に、マスクや防護服の着用に不十分な点があったのではないかと考えている。2人と同じような作業をしていたおよそ150人についても放射性物質を体内に取り込んだかどうか詳しく分析したい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110603/t10013308511000.html

30代の方、内部被爆580mSV+外部被爆74mSV=654mSV・・・
40代の方、内部被爆570mSV+外部被爆89mSV=659mSV・・・

管理をちゃんとできなかった東電は、当然避難されるべきだし、今後彼らの人生の補償をしていかなかればなりません。

しかし、それ以上に、「管理できなかった」意味が、ただ単に「怠った」のなら改善できます。

でも、もし、「管理することが不可能だった」のなら?
今更ですが、放射能は目に見せません。
辛うじて、外部被爆の決められた放射性物質を測定しているのが実態です。
それに併せて内部被爆・・・。現場ですべてを把握できているわけがないと思っています。

今回の内部被爆は、「ヨウ素剤を飲みつづけなかった」せいにして、恐らく片付けるでしょう。
しかし、これからは・・・?他の150名の作業員の方々は?

人の手で制御できないものと戦う。

どうなっていくんでしょうか・・・。

失礼します。