線量3千マイクロシーベルト超も 原発敷地内の未公開値発表
【共同通信】2011/05/28 14:14 
 東京電力は28日、福島第1原発敷地内で、3月11日の地震発生後から同月17日までに測定していた未公表の放射線量データ計1509項目を発表した。公表済みの10分ごとの測定値の間を埋める2分ごとの値などが含まれ、新たに公表されたデータのうち最高線量は3月17日午後3時55分の事務本館北の毎時3699・0マイクロシーベルト

 毎時3699マイクロシーベルトは、その場に20分いるだけで一般人の年間被ばく限度を超える放射線量。事務本館は1号機原子炉建屋の北側にある。

 東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「申し訳ない。今回の地震の中で電源がなく、手作業で集計していたことを理解してほしい」と述べ、関係者に聞き取って経緯を調べることを明らかにした。

 東電によると、測定時に紙に記録したが、その後紛失したものもあり、既に報告していた経済産業省原子力安全・保安院から取り寄せたり、社内で見つけたりしたとしていた。だが28日の会見では紛失はなかったと説明を変更した。

 公表済みの最高観測値である3月15日午前9時の毎時1万1930マイクロシーベルトを超えるものはなかった

 東電の情報公開をめぐっては今月26日、1号機で地震翌日に海水注入を一時中断していたとするそれまでの発表を翻し、所長の独断で続いていたことも判明するなど、混乱が続いている。

 このため枝野幸男官房長官が「こうしたことが繰り返されているのであれば(東電は)国民から到底信用されない。日本の原子力行政にとって深刻な事態だ」と対応を厳しく批判。データを公表しなかった経緯の徹底調査を指示した。
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011052801000377.html

また、ため息ですね。

東電に原発を運転する資格はないでしょう。
それは明白です。

失礼します。