※この記事は 孫氏と関西が繋がれるか!?・・・さらに埼玉も!【追記あり】5月23日参議院行政監視委員会のまとめ(小出氏・後藤氏・石橋氏・孫氏が参考人)(孫氏部分)の続報です。



メガソーラー 来年度にも稼働へ 県など参加「自然エネ協」
東京新聞 2011年5月26日
 ソフトバンクの孫正義社長の提唱で、埼玉など19道県の参加が決まった「自然エネルギー協議会」。25日に東京都内で孫社長らと会見した上田清司知事は「県も太陽光発電に絞ったプロジェクトを進める」と自然エネルギー普及に意欲をみせ、孫社長が全国各地での建設を表明した大規模太陽光発電所(メガソーラー)についても「県内では来年度から稼働できるのでは」との見通しを示した。 (杉本慶一)
 松岡進県産業労働部長は会見後、約五十ヘクタールの建設場所について「七月上旬までに候補地を絞りたい」と述べ、県北部などの十数カ所をリストアップしていることを明らかにした。
 建設が想定されるメガソーラーは二十メガワット(二万キロワット)規模で、住宅約六千戸分の電力を賄える。ソフトバンク側と県などが共同事業体を設立し、県内での建設費約八十億円のうち県が約一億円を負担する見通しだ。
 県はこれまでも太陽光発電の普及に力を入れ、県独自の補助制度などを創設。設備を導入した県内の住宅は約三万九千戸(昨年十二月末現在)で、都道府県別では愛知県に次いで多い。県は行田浄水場(行田市)で千キロワットのメガソーラー建設も進めており、来年度に稼働する予定だ。
 東日本大震災と福島第一原発事故を受け、協議会設立を提唱した孫社長は「日本には(自然エネルギー普及の)技術も経済力もある」と強調し、普及に向けた規制緩和などを国や電力会社に働き掛ける考えを示した。
 上田知事は「(自然エネルギーの利用普及で)コストを下げ、全世界に発信する仕組みを国としてやるべきだ」と主張。県内の特定の市町を「エコタウン」として太陽光発電を一気に普及させる実験を行いたい、との構想も披露した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110526/CK2011052602000058.html

5月25日自然エネルギーの普及活動に関する緊急記者会見 主催:Soft Bank
http://www.ustream.tv/recorded/14946680 (79:53)

一応、書き出したのでご参考にされてください。
【登壇者】
SB代表 孫正義氏
秋田県 中野たかし副知事
埼玉県 上田清司知事
神奈川県 黒岩祐治知事
長野県 阿部守一知事
静岡県 川勝平太知事
三重県 江畑けんじ副知事

【列席者】※ひらがなでご容赦ください。
北海道 さかくちおさむ経済部長
山梨 やまきてつや東京事務所所長
岡山 ふじいおさむ東京事務所所長
佐賀 にしおかたけし首都圏営業本部副本部長
長崎 えむらじゅん環境部次長
大分 かがまさみ商工労働部審議官
宮崎 うめはらせいし東京事務所所長

孫氏より挨拶 00:02:30-
日本の自然エネルギーのために重要な日になるだろう。
政府も従来の政策方針を見直さざるをえないことになった。
自然エネルギーを増やし、節電量もふやす。
この方針に沿うよう具体的に迅速かつ多いく広めていくきっかけ作りのために協議会を設立することを発表します。

孫氏プレゼン開始 00:04:25-
3月11日再生可能エネルギー法案 閣議決定されている。
これを国会でとおす手順になる。
その日の午後に震災が起こった。

2本柱(原子力・火力)から4本柱(2本柱+α自然エネルギーと省エネ)へ10年でシフト
現在10%しかない自然エネルギーを2020年までに30%へ上げるようにするような国家的ビジョンが必要なのではないか?

アフリカ・サファリ砂漠の一部に太陽パネル、または太陽光熱発電を置くと全世界の電気をまかなえるらしい。
実は太陽光はそのくらい大きな自然の力
日本にはサハラ砂漠はないが、日本には知恵がある。
お互いが協力できる思いと技術、経済力もある。

あらゆる自然エネルギーを適材適所で生かせばいい。

日本の日照時間を紹介

雨が降ってガラスの埃を流してくれるほうがいいと考えると日本の気候は適度に雨が降り、適度に日照時間がある。

優れた風が吹く場所もある。

地熱も世界で有数の地熱に恵まれた日本。世界の地熱技術の7割は日本のものといわれている。世界一すぐれた地熱の技術を持っている。
地熱の資源が8割国定公園になっているので生かされていない。
これも県知事のみなさんと国と話し合いながら有効活用していきたい。

自然エネルギー協議会を2011年6月26日設立予定、これが今日発表することです。

・自然エネルギーによる分散型エネルギー社会の実現
・発電所の立地リスクの抑制へ(大規模集中立地→中・小規模分散型へシフト)
・今日現在、賛同自治体数は19
 (北海道・秋田・埼玉・神奈川・福井・山梨・長野・静岡・愛知・三重・岡山・広島・香川・高知・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎)
・自然エネルギーを普及させるには以下3点が必要
  ①全量買取制度・・・今国会で通してもらいたい
  ②送電網への接続義務
  ③用地の規制緩和
電田プロジェクトの説明 00:13:20-
・自然エネルギー構成比+20%にできる可能性は充分ある
・子供たちに安全な未来を提供したい

登壇者の挨拶 00:17:10-
 ・秋田中野副知事の挨拶
  →秋田県の再生可能エネルギー導入目標を説明
 ・埼玉県上田知事の挨拶
  →今回の孫氏のプロジェクト全面的に賛同する
  (埼玉は太陽光に向いている)
 ・神奈川黒岩知事の挨拶
  →最大の公約として太陽光発電を一気に神奈川に広める。脱原子力発電!
 ・長野県阿部知事の挨拶 00:30:10-
  →信州エネルギー地産地消戦略(案)を説明
 ・静岡県川勝知事の挨拶
  →静岡は2月23日に自然エネルギー割合を5%→10%にすることを決定済だった。3.11や首相の浜岡停止を受け、分散自立型へ変換しなければならないと強く思っている。余っている畑も特区要請している。静岡県内では80%が原子力だった。これを変えざるをえない。今は転換点である。
 ・三重県江畑副知事の挨拶
  →欠席の知事の言葉を紹介、三重県エネルギー対策本部を設置した
 ・佐賀県古川康知事のビデオ紹介 00:42:50-


フォトセッション 00:47:00-
(孫氏)自然エネルギー協議会の設立月日は7月上旬になると訂正
    全国県知事会の開催日にあわせて正式設立する。


質疑応答開始 00:53:00-
主な質問事項 (全て孫氏あて)
・SBと協議会との関係は?SBから出資する資金面についてはどうか。
・光ファイバーとの関連は?
・反対した県はあったのか ? 
・サンライズ計画との兼ね合い?
・メガソーラを実施するにあたり、各県との財政負担は?
・協議会で討議されたことは、どこへ持っていくつもりか?政府に働きかけるのか。
・SBは。自然エネルギーを事業の柱とする考えがあるか。
・電力全量買取について、国の負担が相当大きくなりそうだが、見通しは?
・3兆円の数%を協議会に投資するということだが、今後はどうなるのか。


各県知事から一言 01:15:10-


書き出しは以上です。


今回は、関西広域連合が参加していませんね。まだ調整中なのでしょうか。
さらなる続報を待ちたいと思います。

失礼します。