※この記事は内閣官房参与の辞任福島で子供の被ばく20mSVについて交渉会を実施NHK ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月~」の続報となります。

20ミリシーベルト、「撤回を」=子ども被ばく量、文科省前で訴え
時事通信5月23日(月)20時53分
  小中学校などの屋外活動を制限する放射線量上限を年間20ミリシーベルトとした国の暫定方針は高過ぎるとして、福島県の住民が23日午後、文部科学省正面玄関前に集まり、暫定値の撤回を求めた。
 要請したのは市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」。主催者側によると、参議院議員会館内で開かれた集会と合わせ、子供を持つ父母ら500人以上が参加した。
 要請行動では、福島瑞穂社民党党主や民主党の衆院議員らも参加。福島氏らは大臣ら政務三役との対話を繰り返し求めたが、国会への出席などを理由にいずれも姿を現すことはなかった。
 父母らは子どもの安全を繰り返し訴え、上限値の撤回を求める1万5000人以上の署名を提出。土壌の除染や汚染された土壌を国が引き取ることのほか、疎開が必要な場合、その費用の負担などを文書で要請した。
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0523/jj_110523_0085833249.html
 

<福島第1原発>20ミリシーベルト基準 父母ら撤回要請
毎日新聞5月23日(月)20時39分
 東京電力福島第1原発事故で、学校の屋外活動を制限する放射線量を年間20ミリシーベルトとした文部科学省の基準は甘すぎるとして、福島県内の父母ら約650人が23日、東京・霞が関の文科省を訪れ、撤回を求める要請文を提出した。同省科学技術・学術政策局の渡辺格(いたる)次長は「最終的には1ミリシーベルトを目指して努力する」としたが、撤回の意思はないことを改めて示した。
 父母らは小雨の中、文科省前で約2時間にわたって「子どもの安全は保障できるのか」「大人と子どもの影響は違う」などと訴えた。福島市飯野町の斎藤夕香さん(38)は「基準を巡っては学校現場でも判断できない状況が起きており、撤回してほしい」と話した。
 文科省の基準は国際放射線防護委員会(ICRP)が原子力事故の収束段階で適用すべきだとして勧告した「年間許容量1〜20ミリシーベルト」を根拠に決めたが、内閣参与の小佐古敏荘(こさことしそう)・東京大教授(放射線安全学)が「大人と子どもの基準が同じなのは納得できない」と反発して辞任するなど混乱が続いている。【鈴木梢】
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0523/mai_110523_5125181074.html

この福島の20mSV問題は、とても気になっていました。ようやく全て見ることができました。
文科省の対応も全て動画で残っています。皆さんが知るべきことだと思います。
参加された方々、雨の降る中決して妥協せず、あきらめず活動されていることがよく伝わってきます。子供たちのために、私たちがあきらめるわけにはいかないですもんね!


さて、Ustreamさんで動画をUPされていたので、お時間のない方のために簡単な内容と一緒にご紹介します。

5月23日子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク主催
(全体で500名を超える方々が参加)
①文科省 正面玄関前(iwakamiyasumi3 05/22/11 11:11PM)
http://www.ustream.tv/recorded/14905983 (133:36)
※この動画の音声がかなり悪いので、全て見ることは難しいかと思います。
・00:24:00-福島みずほ議員の挨拶
 →大臣・副大臣・政務官が不参加
 科学技術政策室長 渡辺氏
 →大臣は国会出席、副大臣は外出で行き先は不明、政務官は中にいるが会議中
・00:40:00-嘆願スタート
・00:52:00-賛同議員の挨拶
・01:01:30-渡辺氏の要請に対する回答
 →5月2日の続きで20mSV問題に対する回答(夏休みまでの暫定としてICRPを採用している、20mSVは基準ではない)
・01:36:30-渡辺氏の発言「健康上問題があるのは100mSV、100mSV以下では健康上被害が認められない」
 →その後「1mSVを目指すことが文科省の方針」と発言
・01:58:00-1mSVを目指すことを政務三役へ進言すると渡辺氏個人に約束させようとする。
 →ICRPを採用して20mSVと言っているなら、この二ヶ月間、放射線を最大限低減するような努力をしていない文科省は法律違反であると猛抗議が出る。財政的にも国の責任で放射能低減措置をとれ。
②文科省前引き続き(iwakamiyasumi3 05/22/11 11:24PM)
http://www.ustream.tv/recorded/14907393 (10:22)
・政務三役へ進言し、結論をださせるよう詰め寄る。
・5名の政務官の予定について、4名は国会へ出席中、1名は16:00から国会対応の為準備中で今日の参加は無理ですとアナウンス。
③文科省前引き続き(iwakamiyasumi3 05/22/11 11:40PM)
http://www.ustream.tv/recorded/14907533 (10:29)
・渡辺氏に進言してもらうにあたり、期限を設定するよう要求。
・福島議員も政務三役へ国会の中で働きかけていくとアナウンス。
   ---怒号---
・今度は文科省へ来てもらおう!1mSVに撤回するまでは決してあきらめない!
・渡辺氏「先ほどまとめていただいたことは必ず政務三役へ伝える」
④参議院講堂へ移動(iwakamiyasumi3 05/23/11 01:22AM)
http://www.ustream.tv/recorded/14907841 (78:55)
・今日のまとめ
・00:23:00-主催者代表なかべせいいちさん、幹部のまとめスピーチ開始
・00:32:15-福島から参加された方々の話
・00:49:00-小出先生が参加、スピーチ(行政監視委員会後)
 →私がみなさんに伝えることは恐らくもうないと思う。やるべきことは子供たちを守ること。子供に責任は一切ない。責任は大人がとる。
・00:52:00-再び、福島から参加された方々の話
・01:10:30-記者から質問があればどうぞ。
   ・もし高木大臣に会えていたら言いたかったことは?
   ・(CNN含む)マスコミが多くきた。どれほど政府がひどい対応だったか世界中で報道されると思う。
小出先生が握手&サイン?

小出先生が登場したときの会場の高揚感はすごいですね。
ヒーロー登場!ですよwww

私もできることから頑張らねば!

失礼します。