原発事故調設置、委員長に「失敗学」の畑村氏
読売新聞 5月24日(火)10時12分配信
 政府は24日の閣議で、東京電力福島第一原子力発電所の事故原因などを検証する事故調査・検証委員会の設置を決定した。
 仙谷由人官房副長官は同日午前の記者会見で、委員長に「失敗学」の研究で知られる畑村洋太郎東大名誉教授(70)を起用すると発表した。
 畑村氏は「失敗学のすすめ」などの著書があり、事故や失敗の背景などを研究している。仙谷氏は起用理由について、「原発事故の当事者との利害関係がないことを重視した」と説明した。政府は他の委員については検察官や裁判官経験者などから人選を進めており、畑村氏の意見も踏まえて近く決定し、委員会を発足させる。年内には中間報告をまとめる方針だ。
 委員会は事故原因にとどまらず、政府と東電の事故対応の問題点、過去の原発政策や原子力行政をめぐる政府機関のあり方などを幅広く検証する。このため、菅首相や海江田経済産業相ら関係閣僚らからも聞き取り調査を行う。東電関係者のほか、国際原子力機関(IAEA)の専門家からも意見を聞く方針だ。 .最終更新:5月24日(火)10時12分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110524-00000256-yom-pol

さて、昨日の行政監視委員会で何度も触れられていましたが、政府が発足する事故調査・検証委員会の委員長が決定しました。残念ながら、私は畑村さんを知りませんし、「失敗学のすすめ」も読んだことがありません。ちょっと勉強しないといけないと思っています。
この記事どおりにいくと、昨日の委員会で言われていたとおりの方針のようですが、やはり政府が人選を進めているとありますし、どこまで信用できるのかは未知数です。

今後の人選等、注視していきたいと思います。

・・・失礼します。