個人的なことですが、書き忘れたので・・・。
祝!100件目の記事です!!!!wwwww(でもあっというまでした~・・・。)

さて、そんなことはさておき、参議院のHPの行政監視委員会(5月23日)の放送を本日1:00より生で見ました。
どうやら、相当注目度が高く、アクセスが殺到した為、最初は見られなかった方も居たようです。

この日をどんなに待ちわびたことか・・・。

映像はUstreamにUPされていたので、貼らせていただきます。
参議院Ustream中継 脱原発への道 1/2
http://www.ustream.tv/recorded/14906087 (179:50)
参議院Ustream中継 脱原発への道 2/2
http://www.ustream.tv/recorded/14907869  (15:52)

<追加>
参議院インターネット審議中継でもアーカイブがあります。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
このHPの「行政監視員会」を選択し、5月23日を探してください。

先に言っておきます。すばらしい内容でした。
この中継が地上波NHKで放送されなかったことが残念でなりません。
私にできることは、これをまとめて、一人でも多くの方に裏側を見てもらうことです。
私たちが判断する為には、表と裏両方みる必要があります。
今回は、今まで裏にされてなかなか日の目を浴びなかった方々の話がまとまってきめる貴重な機械です。この内容が今後日本のメインストリームになるよう、祈っています。
<追記>そうです、午前中にニコ生で国会中継されていた震災復興委員会はひどかったですよ。途中で見ることをあきらめてしまいました。自民党が原因追及したいのはよくわかるんですが、震災復興委員会でする質問ではないものが多すぎました。復興の為の議論を見たかったのでとても残念です。もちろん事故検証は絶対必要なのですが、あの場でやることではありません。それと比べても、この行政監視委員会は非常にレベルが高かったと思っています。

【以下追記】
5月24日のたねまきジャーナルにて本委員会の取材をされた東京報道の松井ひろふみ記者が報告してくれていますので、UPいたします。
【福島原発】5/24/火★昨日の参議院行政監視委員会の記者レポート
http://www.youtube.com/watch?v=-RRpGSZYQxQ (9:33)

10分程度ですので、是非お聞きください。
この行政監視委員会が開かれた経緯や、その裏側で各所からのプレッシャーがあったようです。本当に是非聞いてください。

失礼します。

以下、可能な限りまとめを書かせていただきます。

「参議院行政監視 委員会」 行政監視、行政評価及び行政に対する
苦情に関する調査(原発事故と行政監視システムの在り方に関する件)  
◆参院行政監視委の参考人:          
京都大学原子炉実験所助教 小出 裕章君            
芝浦工業大学非常勤講師   後藤 政志君               
神戸大学名誉教授       石橋 克彦君      
SB株式会社代表取締役社長 孫  正義君 
行政監視委員会理事会 

最初に各参考人から15分ずつ解説があった後、16:20分ころまで質疑応答が続きました。
某掲示板にまとめをUPしていたので、それを修正しつつ貼り付けます。

【小出先生の話】
使用したと思われる資料、さらに独自で計った3月15日東京の放射線量
原子力に夢を持ってその研究に入ったが、入って調べた後、原子力は大変貧弱な資源であるということに気づいた。化石燃料(石油・石炭)がまだ充分(石炭の確認埋蔵量:60年分、究極埋蔵量:800年分)ある。原子力の資源であるウランは、石油の数分の1、石炭の数十分の1程度しかない貧弱な資源である、ウランは必ず必要なのだが、それを濃縮して原発で使用しているが、実はプルトニウムを利用して、高速増殖炉でエネルギー源にすることを目標とした。ししかし、高速増殖炉はできない!
高速増殖炉はどんどん先延ばしになっていることを指摘。
「2030年に技術体系を確立したい」と言っていたが、 とうとう見通しも立てられなくなった。 10年たつと目標が20年先に逃げていると、グラフで解説。結果的に費用・一兆円詐欺と指摘。
原子力の世界は、非常に異常である。

福島の事故については、原発は膨大な放射能を使用する施設。
広島の原爆のウランは800g。
原子力発電一基のウランは1t/年。
原発は機械である。機器故障は当たり前。
人間が作業するに当たり、ヒューマンエラーは必ず起きる可能性が残る。 原発推進者は破局的事故を想定不適当として無視してきた。 どうやって電力会社が破局的事故が起きないと説明してきたかというと 「指針に基づいて建設しているため、格納容器は絶対に壊れない」と言い切っている。 だからいかなる放射能も出てこないと説明してきた。

しかし、今現在破局的事故は起きてしまっている。 とても悲惨な状況が福島で起こっている
防災は危険を大きく評価して、住民を守るのが原則。
日本政府は事故を過小評価し、楽観対応してきた。当初レベル4としてきて、最後の最後にレベル7とした。住民にも3km、10km、20kmと「万一の為」の避難をしてきた。これはあまりにも不適切。
パニックを避けるためには、正確な情報を開示すること。
しかし日本行政は逆だった。常に危機的な情報を隠してきた。
SPEEDIも隠した。

誰の責任かを明確にしないまま、住民や労働者に危険を強制している。作業員の被爆量などを引き上げたりしている。 こんなことをやっていていいのか?

原発事故の本当の被害が一体どうなるか、考えると途方にくれてしまう。
日本の法律を適用すると、福島全体の土地を放棄しなければならない。 それを避けようとすると、福島の方には被爆を強制することになる。

一次産業はそうとう厳しい苦難にあう。
住民も家を失い、生活が崩壊していく。

東京電力の補償では到底足りない。何度倒産しても足りない。本当に補償するなら日本が倒産しても足りないだろう。賠償がいったいどうなるのか。

ガンジーの7つの社会的罪を解説。

【後藤先生の話】
元東芝原子炉プラント、格納容器の設計を担当してきた。
今回の原子力事故がどういったものか解説。

原子炉を止める=核反応を止めるためには、制御棒を燃料棒の間にいれる。
今まで十数件制御棒のコントロールができなかった事故があった。
20年以上隠してきた。しかもそのうち2件は臨界に達している。
制御棒でここまで事故がおきる時点で、原子力は成立しないと後藤氏自身が確信した。

今回は運よく制御棒は入った。
しかし、電源を失った為、ポンプ類を失い冷却ができなくなった。
燃料棒が水面から出てしまい、大量の熱が発生し、水素爆発した。
炉心=圧力容器が壊れ、それをぎりぎりで冷却を維持してきた。
今でも非常に不安定。装置が駄目になっているので、人海戦術でなんとか繋いでいる状態。
しかも閉じ込め機能を失っている。 

シビアアクシデントの解説。
止める・冷やす・閉じ込めるという基本的な核燃料への対応。
燃料棒が解け落ちた状態で、水に触れると水蒸気爆発が起こる可能性がある。
ただ解け落ちるだけならチャイナシンドローム。
水素爆発は起こったが、水蒸気爆発はまだ起こってない。
水蒸気爆発が炉内で起これば、今までの被害とは桁違いの被害になってしまう。

デザインレビューの件。
原子力技術は細分化されていて、他分野の把握は難しい。設計は閉鎖的。
こんな事故がおこるわけないとしてするデザインレビューは形式的なだけで意味がない。
審査に専門技術者が本当にいるのかもわからない。

今回の事故だけでなく、原発はトラブルが続発中。
高速増殖炉も落ちた機械が取り出せない。(Naがあるから中が見えない)何もできない状況がずっと続いている。設計はいったいどうなっていたのか。
被爆を前提にした設計は非人間的。 5分間被爆すれば作業できるような設計はあり得ない。
被爆はコントロールできない。 人間はミスするもの。
処分ができない放射性物質を扱うのも問題がある。

メルトダウンした燃料が圧力容器内にあるのか格納容器内にあるのかすら判っていない。
全くコントロールできていない。どうやって責任をとれるのか?
全てのデータを信じられない。

随分よくなってはきているが、安定させるのがいかに難しいか。

1-3号炉は格納容器が破損←もう容器ではない。
10万トンの放射性物質が含まれた水が漏れ出している。
今は大量ではないかもしれないが、この汚染水を格納能力をもったものに移送することが求められる。 どれも究極の選択になってしまっている。水を入れないと冷却できないが、汚染水ができてしまう。さらに、ベントする意味は、放射能を漏らすということ。 人に向けて放射能を出すということ。
コレは重い問題です(怒)
みんなにちゃんと説明していないのではないか?!

今は、安全性の哲学がない。
確実でないことは安全だとはいえない。 「多分大丈夫」などということはあり得ない。グレーゾーンのことは理屈上起こりうる。 このグレーゾーン問題の解説は今回は省略します。

事故の原因は地震と津波。でも人的エラーも重なっている。
シビアアクシデントは不可避である。 基本的に自然条件の設定が間違っていた。 
たとえ地震や津波の対策をしたとしても、落雷や竜巻などが起これば、機器が壊れる。
機器が故障して、さらに人為的ミスがかさなれば、必ず起きる。発生確率が小さいからといって無視してきた原子力安全保安院は問題がある。
原子力安全保安院の指針に問題があった。

確率の低い事故を防止することができなければ、その技術はやめるべきだ。

今度原子力事故を起こせば、日本は壊滅する。
シビアアクシデントを起こさない証明をしなければいけないが、それを証明することはできないだろう。危険な原発は段階的に止めるしかない。
新たな分野へシフトするべきだろう。
利権ゆるしてはいけない。
全体を見直して、エネルギー政策を見直して、原発をなくすほうがいいだろう。

【石橋先生の話】
委員会の資料は紙ベースだと言われたのでペーパーですいません。
お手元の資料をご覧ください・・・w

6年前の162回国会の衆議院の公聴会に参加し警鐘を鳴らしたつもりでしたが、国会には響かなかったようで、残念に思っている。
福島事故は大津波によって電源喪失によって起こったといわれているが、地震そのもので事故が起こった可能性が高い。 それに触れないように体制がなっているようなので、ここで強調しておく。
田中光彦さんが書いている本で以下のように書いている。
「要するに、地震の揺れによって1号機は配管の破損がおこったと考えられ、冷却ができなくなった可能性がある。 2号機は地震の揺れによって圧力抑制室に破損があり水素が漏れ出た可能性がある。」←地震学的に充分ありえる。
基礎板のゆれが2,3,5号機の東西方向の揺れでは耐震設計をオーバーしている。
想定より超えた度合いは2007年の柏崎刈羽ほどではない。
今回は振動の時間が非常に長かった。地下で地震波を3分ほど出し続け、くりかえし過重によって破損が出た可能性がある。
一方、2009年に原子力安全保安院と原子力安全委員会に耐震が確認されている。
止める・冷やす・閉じ込めるの機能が地震で失われた可能性がある。その点で非常に重要なポイントとなる。
今日東電から発表があるようだ。(地震起因ではないという内容で)
これは大切な問題なので、公開されて議論されるべき。

想定の範囲を超えている時点で、2006年改定の指針の信頼性が無くなったといえる。見直されるべきだ。
政府より大津波と全電源喪失時の緊急安全対策をするよう通達された。全電力会社は、その対応をしているが、この一連の事態は大きな問題がある。
1.地震起因で破損が起きたことを無視している。
2.保安院自らが大津波と全電源喪失を想定しなさいと言ったが、これは原子炉立地審査指針に反している。 原則的立地条件は全国の原発で想定できない。
人間の常識から考えて、大津波が発生するような場所で原発を運転することが正気の沙汰ではない。たかが発電所なのに、ここまで危ないものを大津波が起こるようなところで動かす必要はないでしょう。

原子力安全保安院と原子力安全委員会は原発擁護機関になっている。
2007年柏崎刈谷が止まったとき、新潟中越地震起因で止まったとき、委員になっていたが、
運転再開に向けて柏崎刈谷地下の海底活断層の存在を無視した。 原発耐震偽装だといっていい。
コレに関しては、毎日新聞で一般向けに投稿したが、原子力安全保安院は毎日新聞社に「おかしいから訂正しろ」と言って来た。そういうことまであり、非常に問題がある。

原発を擁護することに関しては、多くの地震・地質研究者が加担している。
日本活断層研究会のシンポジウムでは活断層を無視しているような話がよくでる。倫理問題だけでなく、有名国立大学は加担せざるをえないような構造が出来上がっている。

そもそも日本という国は原発に適さない国である。地球の全地震の10%が集中している。
そもそもこういう土地に原発をつくるべきではない。もし、フランス人やドイツ人が日本に住んでいたら、絶対日本には原発を建設しないだろう。 日本が異常だと思う。

本質的な安全は原発が存在しないことだと思う

自作まんが?の解説 (ざわざわw)

フランスやドイツと大きく異なるのは、日本の原発は地震が必ず着いて回る
今後、新設増設はやめてほしい。
耐震設計審査指針にも不備があるが、新設増設しなければこの指針も必要なくなる。 むしろ安全運転を管理する為の指針を厳重に作り直す必要あり。第3者機関を設立し、全原発をリスク評価して、危険度の高いものから止めていく方向へ。
トップは浜岡は永久に止める必要がある。津波だけ対策すればいいレベルではない。

残念ながら、福島第一の悲劇がなければ、原発を止めることへ動けなかった。
不作為の大罪を犯してしまった。27年間歴代政府が積み重ねてきた国民・世界に対する罪である。

日本全国の原発を順次点検・閉鎖へ向けてうごいていかなければ。
止めるといっても我々は当分、使用済み燃料等とは付き合っていかなければならない。
その間に地震等もあるだろう。
非常事態に備えて、コネチカットの原発非常事態用パンフレットを解説。 日本でも作成を要請。

【孫氏の話】
先生方から解説あったように、原発は恐ろしいもの。
原発への依存度を下げていく為の代替エネルギーを提案。

原発の10年後のイメージは、事故後の現在の半分くらいまで下げていくべきだろう。
省エネと自然エネルギーに答えがある。水力を含めて10%だが、20年後には30%へ引き上げたい。 太陽光を7割、水力2割、風力1割。
ヨーロッパは自然エネルギーへのシフトが始まっている。ドイツは10年前固定買取制度が始まり、1KWあたり65円で買取しはじめると太陽光発電が普及し出した。 党派を超えて、今国会でこういった政策(全量買取)を打ち出して欲しい。 日本では、現在住宅用は入らない規定になっているので、そこも改定して欲しい。
電力会社の送電網への接続義務。 但し書きなして対応してほしい。

新たに提案がある。【電田プロジェクト】※デンデンと読みます。
太陽発電するためには広い土地が必要。50万ヘクタールある休耕田、耕作放棄地等を活用したい。全部に敷き詰めて、そのうち2割に太陽光発電を行うと50GW発電できる。 農地には農地しかしてはいけないルールがある。 公益性の高いものに対しては使ってよいとあるので、この法解釈を加えて欲しい。農地のまま仮設置で太陽光パネルを設置させてほしい。仮設置のものは農地まま使用する(電田プロジェクト)

屋根への設置も是非検討してほしい。
 
屋根  20GW
電田  50GW
その他 30GW
風/地熱他50GW
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Total 150GWで全体エネルギー構成比(年)の20%をカバーできる!
使われてない土地をこの国難のために使用しましょう。

あきらめるのはまだ早い。
国難において、建設的な代替案を是非後送りせず、柔軟な発想でやっていきたい。

今までの計画は原発を50%にするといっていた。恐ろしい計画だった。 これを白紙から見直すのであれば、後悔しないような見直し方をしてほしい。 まずおおまかなビジョンを持って、実現していってはどうか。

子供たちに安全な未来を!


はぁ~・・・、疲れた・・・orz

でも、次の記事で、議員から出た質問事項をUPしようと思います。
質問議員の名前の横にUstreamのアーカイブの時間を併記しておきますので、全部見る時間がない方は、気になる質問だけでも御自身で確かめられてください。

それでは、失礼します。