福島第一原発1号機「メルトダウン」漏水も 
読売新聞 5月12日(木)22時55分配信

  東京電力福島第一原子力発電所1号機で、原子炉内の核燃料の大半が溶融し、高熱で圧力容器底部が損傷した問題で、東電は12日、直径数センチ程度の穴に相当する損傷部から水が漏れていると発表した。

 溶融した燃料は圧力容器の底部にたまっていると見られ、東電は、この状態が、核燃料の「メルトダウン(炉心溶融)」であることを認めた。

 東電はこれまで、燃料の一部損傷などと説明していた。

 東電は、圧力容器の温度は100~120度と安定しているため、事態がさらに悪化する可能性は低いと見ているが、圧力容器を覆う格納容器からも水が漏れだしている可能性が高く、格納容器を水で満たす「冠水(水棺)」など事故収束に向けた作業は難航も予想される。

 東電の松本純一原子力立地本部長代理は同日夕の記者会見で「燃料が形状を維持せず、圧力容器下部に崩れ落ちた状態」と現状を説明し、メルトダウンを認めた。

 東電によると、1号機では現在、燃料を冷却するため圧力容器内への注水(毎時約8トン)が続き、累積注水量はすでに1万立方メートルを超えている。ところが、10日に圧力容器の水位計を調整した結果、冷却水の水位が容器の底部から最大4メートル程度しかないことが判明。この漏水量から圧力容器の損傷を計算したところ、直径数センチの穴に相当することが分かった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110512-00001114-yom-sci


ようやくと言っていいのかどうかわかりませんが、認めたようですね・・・。最初からメルトダウンが発生していると言っていた方々の予想が的中してしまった結果ですね。

こうなってしまっては、本当に一般市民レベルでできることは、「被曝を避ける」こと以外ないのかもしれません。

本件について小出先生のたねまきがUPされていたので、ご紹介します。




まだまだこれから必死の作業が続くと思われます、作業員の方々の無事を祈ります。

本件はコレにて失礼します。