ぼちぼちいこか。。。

「できない理由を探すより、できる方法を探そう」
毎日忙しく仕事に追われている方々のために、原発関連のニュース、重要な講演などの文字起こしや自分の考えをUPしています。
少しでもみなさんのお役に立てるよう頑張ります。みんなで一緒に考えて行動していきましょう! 

いつもご覧いただきありがとうございます。
「これは!」と思う記事がありましたら、ぜひ身近な方に広めていただきたくお願いいたします。

著名な識者の方のカテゴリを作りましたので、文字起こしなど幾分探しやすくなったかと思います。基本的に私がやった内容起こしは転載OKです。

多の方に届くように願っております。

2012年11月

11月22日 除染の特殊勤務手当:日当1万円のはずが2千円に・・・【3次下請けでは100円・・・】

※この記事は、
11月5日 1日3000人働く福島原発:先月時点で登録者は8000人のみ【除染作業よりも冷遇される原発作業員】に関連しています。

除染手当ピンハネの実態調査訴え 元作業員会見
共同通信(2012年11月22日)
 東京電力福島第1原発事故を受け、福島県内の警戒区域などで国が直轄で進める除染事業をめぐり、作業員への特殊勤務手当(1日最高1万円)が支払われていない恐れがある問題で、手当の不払いにあった元作業員の30代の男性が22日、環境省で記者会見し、国による調査の徹底を求めた

 男性は「作業員は声を上げにくく、手当が支払われていない人はほかにもたくさんいる。誰がピンハネをし、なぜこんな構造になっているのか明らかにしてほしい」と、不払いが常態化している実態を訴えた

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11月17日【動画ご紹介】原発ゼロ「京都アピール」講演会の様子【安斎育郎氏×和田武氏×植田和弘氏】



京都にいる間に原発ゼロ「京都アピール」講演会に参加してきました。

事前に配信許可をいただいたので、現地でライブ配信をしながらだったのですが、300名収容可能な教室で、ほぼ満員。続きを読む

11月15日 福島県:県民健康管理調査の第2回検討会の進行表の存在が発覚【公文書ファイルではなく、職員個人が資料を保管していた…】

※この記事は、
11月14日 福島県:県民健康管理調査の準備会の議事録メモを情報公開【実際の検討委員会の倍の時間を掛けて意見調整!?】に関連しています。

福島健康調査:第2回検討委も進行表 県、一転存在認める
毎日新聞 2012年11月15日 22時03分(最終更新 11月15日 23時22分)
 東京電力福島第1原発事故を受け福島県が実施している県民健康管理調査の検討委員会を巡り、秘密裏に準備会(秘密会)が開かれていた問題で、県は15日、新たに第2回検討委(昨年6月18日実施)の進行表が見つかったと発表した。県が10月に公表した準備会の内部調査結果では、この進行表の存在を「なし」と結論付けていたが、準備会の事務担当の職員が所有していたという今回見つかった進行表は、タイトルとして「検討委員会シナリオ」と書かれ、分刻みで山下俊一座長や県職員の発言予定内容が記されている

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11月14日 福島県:県民健康管理調査の準備会の議事録メモを情報公開【実際の検討委員会の倍の時間を掛けて意見調整!?】

※この記事は、
10月3日 福島県健康管理調査:事前打ち合わせが発覚【準備会の存在も口止め・事前にシナリオも用意】
10月5日 福島健康管理調査【続報】:問題になりうる話題に対し「話をそらして」と県側から委員に要望、委員の見解も事前に用意
10月9日 福島県健康管理調査の秘密会調査報告:『県として事前に依頼は打診したけど、委員が「県の要請とは認識してない」って言ったので影響はなかった』などの続報です。

福島健康調査:秘密会で重要方針 情報公開、議事録で確認
毎日新聞 2012年11月14日 02時30分
 東京電力福島第1原発事故を受け福島県が実施している県民健康管理調査の検討委員会を巡り、秘密裏に準備会(秘密会)が開かれていた問題で、県は毎日新聞の情報公開請求に応じて準備会の「議事録」を開示した。準備会について県は、10月の内部調査で「資料の事前説明の場」と位置付けているが、議事録からは、重要な方針や検討委での議論の範囲まで決めている実態が改めて確認された続きを読む

11月14日 新潟県:原発再稼働の是非を問う住民投票、法廷署名数を超えて選管へ提出!直接請求へ

柏崎刈羽原発:再稼働問う住民投票条例案、市民団体が署名提出 法定数大きく上回る 直接請求へ /新潟
毎日新聞 2012年11月14日 地方版
 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う住民投票実施のため、市民団体「みんなで決める会」が13日に提出した署名数は7万人分を超え、知事へ住民投票条例案を直接請求するのに必要な法定署名数約4万人を大きく上回った。だが同様の条例案は東京都や大阪市、静岡県ではいずれも議会で否決されている。この日、記者会見を開いた同会の橋本桂子共同代表(40)は「知事や県議に条例案を理解し、納得してもらえるよう説明していきたい」と強調した。続きを読む

11月13日【一部ご紹介】守田敏也氏講演会@京都『私たちの生活に原発は必要か?~放射能・内部被ばくから原発の必要性を考える~』【その②】

※この記事は、11月13日【一部ご紹介】守田敏也氏講演会@京都『私たちの生活に原発は必要か?~放射能・内部被ばくから原発の必要性を考える~』【その①】の続きです。

引き続き、守田敏也さんのお話を抜粋してご紹介します。
(守田敏也氏)
【被ばくによって現れた症状】
 特に焼却をすると一番危険なのが焼却場の職員の方です。僕がつかんでるのでは、栃木県の北部の焼却場の職員の方が次々と亡くなってるそうです。申し合わせたように夜勤の最中に心臓発作。心臓発作の話もすごく聞きます。あとね、こうやって話をしてると、昼間同志社で話をしてきたんですけど、そこに居た東京から避難してきてる女性が、友人の若い子が福島に直後にボランティアに入ってしまって、ボランティアから帰ってきたときに心臓病になって緊急入院した。弁がちゃんと開閉しないということで。というのも聞きました。続きを読む

11月13日【一部ご紹介】守田敏也氏講演会@京都『私たちの生活に原発は必要か?~放射能・内部被ばくから原発の必要性を考える~』【その①】

一時帰国をしているタイミングで、当ブログでもリンクでご紹介させていただいている守田敏也さん(ジャーナリスト)の講演会に参加することができました。
私は専門家ではないし、現場を見ることもできていないため、できるだけ発言者の方のお話を忠実にお伝えすることに注意しながらご紹介してきました。実は今回も自分用にすべて文字化したのですが、重要な部分のみ抜粋してご紹介しようと思います。守田さんはいろんなところで講演されていますので、是非足を運んでみてくださいね。

3.11以降、日本で講演会に参加したことが無かったのですが、小さな会議室で、主催者の方々を含めて17名という少人数で開催されたということもあり、非常にアットホームというか、距離感が近いと感じました。
大きく4つのカテゴリに分けてお話が進んでいきました。
 1)原発再稼働問題を考える
 2)原発と放射能汚染の現状
 3)放射線の影響をいかにみるか、どこから考えるか
 4)放射能との共存時代をいかに生き抜くのか
原発・被曝問題について、あまり知らない人が参加してもわかるように、順を追って丁寧にご説明されました。

【以下、断片的にではありますが、一部をご紹介します。】

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11月11日【冒頭文字起こし】岩上安身氏×武田邦彦氏『まだ日本人が民主主義になるには相当時間がかかる』

久しぶりに岩上さんの武田邦彦先生へのインタビューがあったので、ご紹介します。

3.11以降、国の原子力政策に疑問を持ち、勉強してきた私のような新参者にとって、今の日本の現状は非常に歯がゆく感じられます。
さまざまな方がこの問題との向き合い方に苦心し、ある方は辛抱強くデモに参加し、ある方は虚無感・疲労感に襲われ、またある方は距離をおかれているかもしれません。

正直、私もこの感覚が無いとは申し上げません。

  どうやってこの問題に取り組んでいけばいいのか
  どうしたら政治プロセスに反映させることができるのか
  日本の民主主義はなんなのか
  自分の生活との折り合いをどうつけていけばいいのか
  自分の書く文章によって、誰かを傷つけてはいないか

或いは、自己完結してしまって、このブログ発信をやめる時なのか

答えはわかりません。

自分で見つけるしかないのです。

しかし、どういう形になったとしても、
諦めてはいけない。絶望こそが本当の敗北
という小出先生の言葉をしっかり胸に刻み、進んでいこうと思います。

会員制へ移行して以降、できるだけIWJ独自企画の文字起こしはしないようにしてきたのですが、今回は導入部分のみ文字化しています。

私もサポート会員の一人ですが、テレビでは報じられないことを発信しつづけてくれているIWJへの参加を是非ご検討ください。

前置きが長くなってしまいましたが、どうぞご覧ください。

【動画】IWJ ch1より
20121111武田邦彦インタビュー
http://www.ustream.tv/recorded/26908062 (01:28:02)


 

【以下、お時間のない方のために冒頭部分のみ内容を起こしています。ご参考まで】

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10月20日 あのメガフロートの行方・・・ (11月10日追記あり)

※この記事は、
5月21日東電:1SVの瓦礫と2号機・3号機の汚染水と、メガフロート<追記あり>
6月30日 東電:5,6号機の低濃度汚染水をメガフロートへ移送開始に関連しています。

静岡県から約5億1000万円で東京電力が買い受けたメガフロート。
ふっと「あの大騒ぎしたメガフロートって、今どうなってるんだろう・・・?」と思い、さらっと調べてみました。

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11月8日【動画】第2回もんじゅ研究計画作業部会の様子【※(注意)この動画はフィクションではありません】

※この記事は、
9月20日【内容起こし】小出裕章氏:大間原発のフルMOX燃料、もんじゅで放射性物質の半減期を減らす研究?、廃炉の技術とクリアランス@たね蒔きジャーナル,
9月13日 政府の『原発ゼロ方針』に対する反発と核燃サイクルの行方【当面先送りの意味】
9月7日 政府の方針「もんじゅ廃止/30年には原発比率15%を下回らせゼロ目標」に対し、六ヶ所村の反応ともんじゅの予算などに関連しています。

【動画】hosriki chより
121108(録画)第2回 原子力科学技術委員会 もんじゅ研究計画作業部会 13:00~
http://www.ustream.tv/channel/hosriki-ch#/recorded/26817033


「もんじゅ、13年度中に運転再開」 原子力機構が方針
朝日新聞社 2012年11月8日22時0分
 日本原子力研究開発機構は8日、2013年度中に高速増殖原型炉「もんじゅ」の運転を再開して性能試験に入れるとの見通しを示した。ただ、敷地内の断層調査なども予定されており、先行きは不透明だ。

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11月5日 1日3000人働く福島原発:先月時点で登録者は8000人のみ【除染作業よりも冷遇される原発作業員】

原発作業員が去っていく  福島第一原発“廃炉”の現実 投稿者 tvpickup

※上記の動画の内容は、ほぼこの記事でカバーされています。
原発作業員登録数 説明の3分の1だった
NHKニュース 11月5日 18時47分
東京電力が、福島第一原子力発電所の廃炉に向けて、現場で働く作業員として登録した人数が、先月時点で、これまで説明してきたおよそ2万4000人より少ない、8000人であることが、取材で分かりました

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11月4日 大飯原発の活断層評価は持ち越しへ:渡辺満久氏『これはのんきな学術調査ではない。追加調査は原発を止めてから』

※この記事は、10月23日【一部ご紹介】大飯原発:敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合の様子「科学的ではない判断をした場合は糾弾される覚悟を」の続報です。

大飯原発、活断層の可能性指摘 規制委、追加調査も示唆
共同通信(2012年11月 2日)
 原子力規制委員会(田中俊一委員長)は2日、現地調査団を派遣して、関西電力大飯原発(福井県)の敷地内をほぼ南北に走る「F―6断層(破砕帯)」を調査した。延長部分とみられる断層が新たに確認され、調査団の専門家は活断層の可能性を指摘。団長役の島崎邦彦委員長代理は「必要であれば(関電に)再調査を求める可能性も選択肢の一つ」と述べ、追加調査を示唆した。

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11月2日 【写真追記】ハリケーン・サンディの影響をモロに受けております。

ご無沙汰してしまって申し訳ありません。
 タイトルどおり、10月29日にヒットしたハリケーン・サンディの影響を受け、11月2日現在も停電中でございます。停電ですので、インターネットのルーターも完全アウトとなっており、非常に不安定な回線で時折つながる程度でしかアクセスができていません。今この記事は、家から10分程度離れた地区のスターバックスから書いています。
 10月29日の21時頃にテレビとインターネットが落ち、その後電気全体が落ちました。幸いにもガスと水道は供給されていたため、生活面で困ることはありませんでした。翌30日、外を見に行ってみると、ハドソン川沿いのお店はほとんど浸水して水が引いた後でした。残されたがれきでおおよその水位が分かりました。私の住む家は丘のほうにあるので、浸水には至っていません。もちろん街全体が停電状態で、今週はほぼ全ての学校がお休み状態です。 31日にどうしても手に入れなければいけないお薬があったのですが、薬局の処方箋ネットワークも落ちており、処方箋を受け付けてくれる薬局は私の住む街ではたったひとつでした。なんとか手に入れることができたのでホッとしましたが、ひやっとしましたね。
 そのころになると、非常用Generatorでなんとかローカルスーパーが開けてくれていたのですが、ここではコンセントの争奪戦(笑) 気を利かせた人がタコ足を持ってきたりしていましたが、みんなコンセントのあるところに座り込んで、ラップトップや携帯電話の充電を待っています。(かくいう私も、ただいま早起きして充電しながらこの記事をiPadで書いてるのですが(笑))
「どうやら長引きそう…」
と判ってきたころだったので、長期戦を見込んでみんなが動き出したころだと思います。
 11月1日になると、停電から復旧した地区でお店が営業しはじめ、なんとParamusのショッピングモールはほぼ通常営業! 学校が休みの子供達を連れた家族も多くみられました。恐らく、映画館もあいていました。そこらじゅうのコンセントの周辺に座り込む充電待ちの人々。普通に買い物してる人もたくさん(笑) いやー、たくましい…。あのショッピングモールの中にいたら、ついいつもどおりの気分になってしまいます。そのくらい別世界のように感じました。
 毎晩日が暮れる前に身支度をし、できるだけいろんな浪費を抑えて、のんびりするしかあるませんから、むしろ健康体になっているような気がします。タイミングの悪いことに、このサンディが去った後に寒波がやってきているようで、寒さが一段厳しくなりましたが、湯たんぽを炊いて暖をとっています。
 こちらでは信号機がつかなくなることはしょっちゅうあるので、車の運転もそれほど混乱していません。長期戦になるということで、今はガソリンスタンドの行列がピークになっていると思われます。営業しているガソリンスタンドには、警察が誘導しており、あの行列だと数時間は待たないとダメでしょう。
 11月1日あたりからNJトランジットのバスが動きだし、NY方面へ向かう道路は大渋滞。ラジオでは「5時間かかる」とも言っていました。「どうしても事務所の状況をチェックしなくちゃいけなくて」とインタビューに答えている男性がいましたが、本当に大変ですね…。
 このハリケーン・サンディで、100名近くもの死者が出たと聞いています。安全でいることを第一優先に、徐々に復旧が進むことを願います。

実は今週末日本に一時帰国するのですが、飛行機はちゃんと飛ぶんでしょうかね?(笑)

【追記】11月6日
今さらですが、当時の写真をアップします。
電力は11月5日に復旧し、一応ライフラインは元通りとなりましたが、依然ガソリンの給油が難しい状況のようです。また、どうやら次のストームがNYへ向かっているようですね・・・。
私は無事帰国しています。

10月30日時点での日系スーパー近辺の様子
写真5
お店の前までがれきが来ていました。ハドソン川沿いにあるRiver Roadは、10月29日時点でおそらく水没していたと思われます。
写真4
散乱したがれきと、下に敷き詰めてあったブロックがはがれてしまっています。ゴルフ場の打ちっぱなしのネットもぼろぼろに破れてしまっていました。
写真3
右側にボルトで固定してあったベンチが移動してしまっていました。
写真2
日系スーパーの向かい側に建設中のマンション。地下部分は完全に水没。見えているのは1階部分が水没している様子です。完成がまた遅れそうですね・・・。
写真
ここはまたちょっと違うブロックなのですが、ホテルの前の駐車場が完全に水没しています。水が引いてもこの状態のままでした。ピークの時は、このSTOP表示があるところも余裕で水没していました。

と、やはり津波を彷彿とさせるような状況。
人の力では遠く及ばない自然の力です。
できるだけうまく付き合っていくしかありませんね。

しかし、今回の停電で思ったのは、やはり情報源をいかに確保するかということです。
ネットが不安定になった段階で、私の情報源は車のラジオだけという状態になってしまい、こんなブログをやっているにもかかわらず、水の確保と非常食程度の防災対策しかできていないと実感しました。(電気がない生活は苦ではなかったのですが・・・)
もし、このタイミングで原発事故が起こっていれば、私は逃げ遅れていただろうと思います。

あらためていろいろと考えさせられるハリケーン・サンディでした。

失礼します。
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