ぼちぼちいこか。。。

「できない理由を探すより、できる方法を探そう」
毎日忙しく仕事に追われている方々のために、原発関連のニュース、重要な講演などの文字起こしや自分の考えをUPしています。
少しでもみなさんのお役に立てるよう頑張ります。みんなで一緒に考えて行動していきましょう! 

いつもご覧いただきありがとうございます。
「これは!」と思う記事がありましたら、ぜひ身近な方に広めていただきたくお願いいたします。

著名な識者の方のカテゴリを作りましたので、文字起こしなど幾分探しやすくなったかと思います。基本的に私がやった内容起こしは転載OKです。

多の方に届くように願っております。

2011年10月

10月30日 政府:在ウクライナ大使館に原子力分野の専門職員を増員、情報収集へ・・・

※この記事は、
10月14日 【内容起こしUP】菅谷松本市長『チェルノブイリから学ぶこと』講演会@福島【その①】
10月7日 今中哲二助教の2006年のチェルノブイリ20 年:事故の経過、汚染、被曝、影響をご紹介
10月11日 小出氏:東京都のセシウム汚染状況、二度と戻れない地域、子供たちの甲状腺ガンとチェルノブイリハート@たねまき
10月4日 【動画追記あり】福島の子供たち130人中10人に甲状腺機能に変化・・・
10月3日 長野県松本市教育委:学校給食の放射線測定、ウクライナ基準を採用【西日本・県南産は検査せず】
10月3日 ECRRクリスバズビー氏のレポート「福島の子供たちの心臓発作について」【心筋への被曝は取り返しがつかない】に関連しています。


政府、在ウクライナ大使館拡充 チェルノブイリ情報収集
2011/10/31 02:02   【共同通信】
 政府は30日、旧ソ連時代の1986年にチェルノブイリ原発事故が起きたウクライナの日本大使館について、原子力分野の専門職員を増員するなど態勢を拡充する方針を固めた大使館を拠点に、原発事故後の立ち入り制限区域の管理や放射性物質の除染、内部被ばくへの対応について情報収集を強化。東京電力福島第1原発事故で直面する日本国内の問題解決に役立てる意向だ。
 拡充経費は当面約2億円を見込んでおり、2012年度予算案で要求する。一部は11年度から前倒し実施したい意向。原発の安全性向上が国際的課題に浮上する中、ウクライナとの関係緊密化は重みを増している。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011103001000563.html

遅い・・・。
っていうか、今更感満載なんですけれども・・・。

既に日本には、チェルノブイリで研究や調査をなさった先生が多くいらっしゃいます。

その方々からお話を聞くのが、一番早いのではないですか?

政府に都合の悪い内容は、受け入れたくありませんか?

失礼します。
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10月30日 日本原子力研究開発機構理事長:もんじゅ「発電の実用化とは別の研究開発に軸足を移す方針」を明言・・・

※この記事は、
10月14日 文科副大臣:もんじゅを視察「(安全検証の委員会組織について)安全評価もあるが、年内に初会合を」
7月23日 小出氏講演:「原爆・原発と憲法9条」@堅田9条の会【その③】の続報です。

もんじゅ、研究開発に軸足 原子力機構理事長
2011/10/30 18:58   【共同通信】
 核燃料サイクルの中核を成す高速増殖炉の原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)を運営する日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長は30日までに共同通信のインタビューに答え、実証炉や実用炉の建造を目指す従来路線は「なかなか国民には理解してもらえない」との認識を示し、発電の実用化とは別の研究開発に軸足を移す方向性を明言した。

続きを読む

10月29日 細野環境相:放射性廃棄物の処理工程表を福島知事に提出・・・

※この記事は、10月28日 原子力委員会の専門部会:「燃料取り出しに10年、廃炉に30年、費用は1兆1500億円」【燃料の状態不明のままの試算】に関連しています。

汚染廃棄物30年以内に最終処分 原発事故、環境相が工程表
2011/10/29 18:15   【共同通信】
 細野豪志環境相は29日、福島県庁で佐藤雄平知事と会談し、東京電力福島第1原発事故を受けた除染で出る汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設について、今後3年程度をめどに建設、供用を開始した上で、貯蔵開始から30年以内に福島県外で最終処分を完了させるとする工程表を提示した。中間貯蔵施設は、汚染土壌などを「一定期間、安全に集中的に管理・保管する施設」と位置付け、福島県内のみに設置。遅くとも2012年度中に立地場所を選定するとした。
 細野氏は今後、用地確保に向けた調整を本格化させる方針で、「県や市町村の協力なくして進められない」と協力を要請した。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102901000453.html

除染工程表:福島の汚染土壌「中間貯蔵は30年以内」
毎日新聞 2011年10月29日 22時11分(最終更新 10月30日 0時13分)続きを読む

10月29日 日本・インド:事故後中断中の原子力協定交渉を促進させることで一致・・・

※この記事は、
10月4日 温暖化対策パナマ会議の非公式協議で途上国支援に原発を排除しない表明をした日本
9月20日 自民党・安部氏:インド首相と会談「原子力分野で日本に協力してほしい」
9月8日 世界の原発老朽化事情@WSJ【米国、認可期間を80年を調査ですと!?】
7月25日 韓国・インドが原子力協定に署名・・・などに関連しています。

日印、原子力協定交渉を促進 外相会談で合意、レアアースも
2011/10/29 13:43   【共同通信】
 玄葉光一郎外相は29日、インドのクリシュナ外相と都内で会談し、東京電力福島第1原発事故を受けて中断している両国の原子力協定締結交渉を進展させることで一致した。昨年10月に当時の菅直人首相とシン首相との会談で合意したレアアース(希土類)の共同開発の協力推進も確認した。
 冒頭で玄葉氏は「日本とインドは戦略的パートナーとして経済や安全保障を含め、幅広い分野で協力を強化していかねばならない」と強調した。
 会談は07年から毎年行われている両外相による「戦略対話」として実施。今年8月に発効した日本とインドの経済連携協定(EPA)を踏まえ、貿易や投資を促進させることで一致する見通し。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102901000395.html

インドは、ずっと日本にそういうアピールをしてきていましたから、政府としてもどうしても手放したくない分野なのだろうとは思いますが、また勝手にどんどん進めている印象は否めません。

「原発の技術をあげるから、レアアース頂戴ね。」
ということでしょう。

インド側から断ってくるということは無さそうだなと見ています。

・・・・失礼します。
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10月29日 文科省:世田谷区で最大170μSv/時を計測・・・

※この記事は、
10月13日 東京都(世田谷区・北区)・千葉県船橋市などで高線量ポイントを発見
10月20日 小出氏:食品の暫定基準値は5mSvベース、空間線量とラジウムの性質@たねまきなどに関連しています。

世田谷の高線量、文科省が再測定 最大170マイクロシーベルト
2011/10/29 11:28   【共同通信】
 東京都世田谷区八幡山1丁目のスーパー周辺で高い放射線量が測定された問題で、文部科学省は29日、線量が高い2地点の地表面をあらためて計測し、最大毎時170マイクロシーベルトを測定したと発表した。別の地点では同110マイクロシーベルトだった。
 同省は28日夜、高い線量を計るのに適した機器を使って計測し直した。世田谷区は28日、1地点で最大同110マイクロシーベルト、別の地点で同30~40マイクロシーベルトだったと発表していた。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102901000199.html

ちょっと、かなり高いですね・・・。
世田谷は、先日もラジウム入りの瓶の話で高線量地点が報道されていましたが、これはどういうことでしょうか。
続報を待ちます。

失礼します。
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10月29日 フランス放射線防護原子力安全研究所:セシウム137の放出量を2万7千テラベクレルと推計

※この記事は、10月28日 ノルウェー研究チーム:4月20日までのセシウム137の総放出量を約3万6千テラBqと試算に関連しています。

海洋流出、東電発表の30倍 セシウム、仏研究所が推定
2011/10/29 00:10   【共同通信】
 【パリ共同】フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は28日までに、東京電力福島第1原発事故で海洋に流出した放射性物質セシウム137の総量を約2・7京ベクレル(2万7千テラベクレル。京は兆の1万倍)と推計する調査報告書を発表した。東京電力は5月に、海に流れ込んだセシウム137の推計値を発表しているが、その30倍近くに相当する計算になる。
 報告書によると、これほどの量の放射性物質が海洋に流れ出たのは、過去に例がないという。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102801001057.html

海外の試算の方が信じられるような気がするのは、私だけでしょうか・・・。

失礼します。
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10月28日 ノルウェー研究チーム:4月20日までのセシウム137の総放出量を約3万6千テラBqと試算

※この記事は、
10月12日 北大・小城教授「放射性物質は海の生態系に絶望的な影響を与える」原発事故による海洋汚染・・・
9月14日 気象研究所・電力中央研究所:5月までの海洋放出セシウム137の総量、1万3500テラBqと試算【世界に広がる海洋汚染】
8月25日 国立環境研究所:3.11~3.30の間の放射性物質の放出量解析を発表・・・
8月25日 保安院:【広島の168倍】福島原発事故の放射性物質放出量を試算【これを楽観視できるのか?】
6月6日小出氏:保安院の77万テラベクレルとテルルとプルトニウム・・・@たねまきに関連しています。

セシウム放出、推計の3倍 欧州チームが指摘
2011/10/28 11:39   【共同通信】
 【ワシントン共同】東京電力福島第1原発事故に伴う放射性セシウムの放出量は、日本の原子力安全委員会による推計の3倍近くに達し、チェルノブイリ原発事故の4割を超すとの論文をノルウェーの研究者らが27日までにまとめた。大気物理学の専門誌に投稿され、結果が妥当かどうか専門家らが検証している。
 研究チームは、日本国内のデータや、核実験を監視するために世界中に設置された観測網を利用し、事故発生から4月20日までに大気中に放出されたセシウム137は約3万6千テラベクレル(テラは1兆)と推計放出量の19%が国内に、残りの大部分は海に落ちたとみている
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102801000364.html

細かい数値は、さすがに比較していませんが、今まで様々なところで、セシウムの総放出量が計算されていますが、おおよそ東電が当初試算したものの3倍近くになっていたようにに思います。
(東電は5000テラベクレル、保安院で1万5000テラベクレルの試算をしています。)

しかし、今回のノルウェーの研究チームは、さらにその2.5倍、つまり、東電の試算の7.5倍以上の放射性物質放出を試算しました・・・。

何が正しいかどうかは、Bochibochiには到底判断できないんですが・・・。

失礼します。
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10月28日 政府閣議決定:2010年度版エネルギー白書「聖域なく見直す」も、具体的な反省なし

※この記事は、
10月13日 経産省:2010年度版エネルギー白書から「原子力の意義や利点強調部分」削除へに関連しています。

原子力の安全規制を強化 推進の記述減り「反省」も
2011/10/28 09:40   【共同通信】
 政府は28日、2010年度版のエネルギー白書を閣議決定した。東京電力福島第1原発事故の検証結果を踏まえて安全規制を強化する方針を強調。「これまでの政策を反省し、聖域なく見直す」と明記し、原発推進の意義を強調していた従来の記述を大幅に減らした
 経済産業省は記述の変更に関し「来夏に向けたエネルギー政策の見直しに、予断を与えないようにした」と説明。具体的な反省点などには踏み込まなかった
 白書は野田政権の方針に沿って「原発は中長期的に、依存度を可能な限り引き下げていく」とし、再生可能エネルギーの開発や省エネの「強力な推進が重要」とした。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102801000211.html

なんでしょう。
これはさすがにガス抜き効果しかないのではないかと・・・。
具体的な反省など、経産省にできるはずもなく・・・。

失礼します。
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10月27日 内閣府・環境省:千葉県柏市の27万6千Bq地点の調査開始

※この記事は、10月25日 小出氏:千葉県柏市の27万6千Bqと内部被曝、南相馬市の子供たちからセシウム137、事業者からの報告・ストレステスト、原発コストと汚染水の処理@たねまきに関連しています。

千葉・柏市の高濃度汚染究明へ 国が現地調査を開始
2011/10/27 21:14   【共同通信】
 千葉県柏市根戸の市有地で採取した土壌から高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、内閣府と環境省の担当者らが27日、原因究明のための現地調査を始めた。来週にも本格的な調査に入り、濃度が高まったメカニズムや有効な除染方法を検討する
 27日は専門家とともに現場付近の側溝などの放射線量を測定。環境省自動車環境対策課の上河原献二課長は「まずは原因究明を急ぎ、結果を踏まえて柏市と除染方法を協議したい」と話した。
 22日の柏市などの調査、1キログラム当たり27万6千ベクレルのセシウムを検出している。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102701000911.html

理由がわからないことには、対策のしようもありませんのでね・・・。
もっと多くの地域を、こういったレベルで調査してほしいと思います。

それにしても、なぜに「環境省自動車環境対策課」?

失礼します。
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10月28日 東電:さらに支援機構に9000億円要請、終身年金3割カット・・・【原子力損賠支援機構に返済の義務なし!?】

※この記事は、
10月24日 東電:文科省に対し、原陪法の1200億円を請求へ
10月3日 経営・財務調査委:東電に対し、今後10年間のコスト削減を当初より倍増、総括原価方式の問題を指摘
8月4日 原発賠償支援法について読売新聞の社説をご紹介【東電を守るのではなく、被災者を助ける】などに関連しています。

東電が政府に緊急計画を提出、支援機構に9000億円の援助要請
ロイター 2011年 10月 28日 18:30 JST
[東京 28日 ロイター] 東京電力は28日、福島第1原子力発電所事故の損害賠償金支払いで政府の原子力損害賠償支援機構から資金援助を受けるための特別事業計画(緊急計画)を政府に提出したと発表した。
 東電は同計画の中身を公表していないが、複数の関係筋によると9000億円規模の資金援助を要請した。

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10月28日 原子力委員会の専門部会:「燃料取り出しに10年、廃炉に30年、費用は1兆1500億円」【燃料の状態不明のままの試算】

※この記事は、
10月17日 北電社長:泊3号機のプルサーマル計画を凍結、静岡県知事:「原子力については勉強するしかない。科学を信じている」
10月11日 東海村村長:東海第二原発「立地条件不適切、老朽化も進み、廃炉すべきだ」
10月9日 東海原発:福島第一事故で廃炉の工程遅れの見通し【クリアランスと廃炉・・・】などに関連しています。

溶融燃料取り出し開始まで10年 原子力委専門部会
2011/10/27 17:45 【共同通信】
 東京電力福島第1原発の廃炉について、1~3号機の原子炉から溶け落ちた燃料の回収を始めるまでに10年程度かかるとの考え方を、国の原子力委員会の専門部会が27日までにまとめた。廃炉の完了までには数十年かかる見通し。
 28日の専門部会に諮り、12月に廃炉の工程に関する報告書をまとめる予定

続きを読む

10月26日 関電:大飯原発のストレステスト提出、京都府の様子と今冬の節電10%で調整へ

この記事は、
10月20-22日 原子力安全委のEPZ見直しの各地の反応と、京都・滋賀が原子力安全協定を関電と締結へ
10月19日 滋賀県:原子力安全協定締結へ関電へ申し入れ、長浜市の取り組みと、EPZとUPZ
10月14日 関電:12月第4週には8.7%の電力不足を試算、原発再稼働なければ節電要請へ
9月16日 【京都市回答追記あり】京都市防災対策総点検委員会の中間報告:「複合被害少ない」「汚染は琵琶湖の湖水で薄まる」
9月16日 関電:大飯原発3号機1次評価終了、9月中にも保安院に提出へ・・・
7月13日 後藤氏:ストレステストについて【ストレステスト・格納容器・緊急提言】@CNIC【その①】などに関連しています。

関電、大飯原発の安全評価提出へ 停止中で初、週内にも
2011/10/26 21:38   【共同通信】
 関西電力は26日、定期検査で停止中の原発が再稼働する場合に必要な「安全評価」について、大飯原発3号機(福井県おおい町、118万キロワット)の1次評価結果を28日にも経済産業省原子力安全・保安院に提出する方針を固めた
 東京電力福島第1原発事故後、原発の安全性への疑問が強まり、定期検査入りするなどして停止した原発は1基も再稼働していない。再稼働に向けた安全評価提出は初。
 提出後は、保安院が内容の妥当性を評価するほか、国際原子力機関(IAEA)の再点検を受ける予定。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102601000866.html


保安院、津波への安全新たに要求 原発評価方法で設定へ
2011/10/28 13:54   【共同通信】

続きを読む

10月28日 厚労相:食品の被曝線量を来年4月より年間5mSv→1mSvへ引き下げも、内部被曝のみで生涯100mSvは継続【厚労省の矛盾】

※この記事は、10月27日 小出氏:食品安全委員会の生涯100mSv(内外合わせて)、震災翌日のヨウ素剤対応、遮水壁と東海第二の水漏れ@たねまきに関連しています。

食品の上限「年1ミリシーベルト」 放射性セシウム
2011/10/28 11:02   【共同通信】
 食品中に含まれる放射性セシウムの暫定基準値の算定根拠となっている年間被ばく限度について、小宮山洋子厚生労働相は28日の閣議後記者会見で、現行の年5ミリシーベルトを同1ミリシーベルトに引き下げ、来年4月から適用する方針を明らかにした
 野菜や肉の場合、現行の暫定基準値は1キログラム当たり500ベクレル。新基準値はより厳しいものになる見通しだが、個々の食品の具体的数値は今後、専門家の意見も踏まえて検討を進める。
 厚労省は31日、薬事・食品衛生審議会を開催。規制対象の食品群の分類の見直しなども議論する方針。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102801000321.html

食品の被ばく限度量 引き下げへ
10月28日 12時37分 
小宮山厚生労働大臣は、28日の閣僚懇談会で、食品に含まれる放射性物質の基準値について、来年4月をめどに、目安とする被ばく量の限度を現在の5分の1の年間1ミリシーベルトに引き下げ、厳しく見直す方針を報告しました。

続きを読む

10月26日 【内容起こし】福島第一原発設計技師(田中三彦氏、渡辺敦雄氏、後藤政志氏):地震の揺れで機能喪失を指摘【その③】

※この記事は、10月26日 【内容起こし】福島第一原発設計技師(田中三彦氏、渡辺敦雄氏、後藤政志氏):地震の揺れで機能喪失を指摘【その②】の続きです。

<44:00頃~>
(後藤氏)
後藤政志です。
引き続きまして、格納容器の機能喪失ということで、今、最初から配管破断から配管破断があっても、格納容器というのは配管破断しても、格納容器で中に放射能・水素、すべて含めてですが、閉じ込められるという機能を持ってるわけですね。

38-1


続きを読む

10月26日 【内容起こし】福島第一原発設計技師(田中三彦氏、渡辺敦雄氏、後藤政志氏):地震の揺れで機能喪失を指摘【その②】

※この記事は、10月26日 【動画・内容起こし】福島第一原発設計技師(田中三彦氏、渡辺敦雄氏、後藤政志氏):地震の揺れで機能喪失を指摘【その①】の続きです。

●原子炉冷却材喪失事故(LOCA)
原子炉の冷却系の配管などが破損したり、あるいは弁が開いたままになったりして、そこから原子炉冷却材が流出する事態を原子炉冷却材喪失事故(LOCA: Loss of Coolant Accident)という。LOCAが起こると原子炉は自動的に緊急停止するが、停止後も核燃料の中に蓄積された核分裂生成物が熱を出し続けるので、炉心が過熱して破損することを防ぐためには、十分な冷却を維持しなければならない。このためにはまず、原子炉の中の冷却材を減少しないように維持することが必要である。
万一のLOCAに備え、原子炉には非常用炉心冷却装置(ECCS)と呼ばれる安全装置が設けられていて、ポンプや窒素ガスで加圧されたタンクなどで構成されている。LOCAが起こって原子炉の中の圧力が下がると、このECCSが自動的に働いて、タンクなどに貯蔵されている低温の水を原子炉に注入する仕組みになっている。
http://www.bousai.ne.jp/vis/bousai_kensyu/glossary/ke36.html

<25:30>
(渡辺氏)
渡辺敦雄と申します。よろしくお願いします。
引き続きまして、今田中さんがご説明した、格納容器の中の配管破断、LOCA、冷却材喪失事故が起こった場合、起こったんであろうと推定しましたけれども、私は起こったことを前提として、これから
「原子炉格納容器というものに、どのような荷重がその時起こるか?生じるか?」
ということ、その結果、実際には多くの構造物が壊れる可能性を秘めているので、その辺を地震の荷重等含めて、お話していきたいと思います。
座らせていただきたいと思います。続きを読む

10月27日 小出氏:食品安全委員会の生涯100mSv(内外合わせて)、震災翌日のヨウ素剤対応、遮水壁と東海第二の水漏れ@たねまき

※この記事は、
10月26日 日本原子力発電:東海第2の圧力容器水漏れ事故発生【総量22.4トン、400ベクレル】
10月21日 小宮山厚労相:食品の暫定基準値「新基準値は厳しくなる」10月中に正式見解を答申へ
10月7日 政府:原子力安全委からのヨウ素剤服用助言、「対策本部に届かなかった」と答弁書を決定に関連しています。

今日もたねまきジャーナルを聞くことができました。
食品安全委員会、とんだ暴挙です。外部・内部被曝合わせて一生涯100mSv・・・。
信じられない・・・。

どうぞ。

20111027 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章


【以下、お時間のない方のために内容を起こしています。ご参考まで】

続きを読む

10月26日 【動画・内容起こし】福島第一原発設計技師(田中三彦氏、渡辺敦雄氏、後藤政志氏):地震の揺れで機能喪失を指摘【その①】

※この記事は、
9月12日 【文字起こしUP】後藤政志氏解説「東電黒塗り文書について」@CNIC
8月23日 【起こし追記】民主党・原口議員:『ICが3回止められていた』『東海第二、主蒸気逃し安全弁で減圧!?』@ニュースの深層【その①】
8月22日 【CNIC動画追記】四国電力:愛媛県中村知事を訪問【伊方原発1号機の炉壁脆性検査を前倒しへ】
7月13日 後藤氏:ストレステストについて【ストレステスト・格納容器・緊急提言】@CNIC【その①】
7月12日 広瀬隆氏×岩上安身氏インタビュー【即刻学童疎開を!】@IWJの内容起こし【その①】
6月24日後藤氏「1号機のベント『失敗』について」解説@CNIC
6月7日後藤氏:東電・保安院の報告書を解析@CNIC
5月31日後藤先生が水蒸気爆発のメカニズムについて解説@CNIC
5月27日後藤先生の解説:事故の進展と情報伝達@CNIC
5月24日後藤氏が東電データを解説@CNIC
【追記あり】5月23日参議院行政監視委員会のまとめ(小出氏・後藤氏・石橋氏・孫氏が参考人)などに関連しています。

地震で圧力上昇抑えられず 第1原発の設計技師ら指摘
2011/10/26 19:41   【共同通信】
 東京電力福島第1原発の設計に携わった元原発設計技師ら3人が26日、都内で講演し、今回の事故では津波襲来前に、地震の揺れによって原子炉格納容器の圧力上昇を抑える機能が喪失していた可能性があり、構造上の問題があると訴えた。続きを読む

10月26日 農水省:5000ベクレル以上の農地表土を焼却・セシウム除去実証実験

福島県飯舘村で新たな除染試験 高濃度の土壌を焼却
2011/10/26 21:17   【共同通信】
 東京電力福島第1原発事故で汚染された田畑の再生に向け、日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)は26日、福島県飯舘村で、農地の土壌を焼却し、放射性セシウムの除去効果を確認する新たな実証試験を公開した。
 農林水産省から委託された土壌改良技術開発の一環で、農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)との共同研究。測定結果は2~3週間後に判明する予定。
 農水省によると、福島県で土壌1キログラム当たり5千ベクレル以上の農地全ての表土を削り取ると、東京ドーム2、3杯分の約300万トンになると推定され、残土の処理が難題となっている。
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102601000963.html

フィルタとか、本当にどうなってるんでしょうか。
そこが心配です。

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10月26日 日本原子力発電:東海第2の圧力容器水漏れ事故発生【総量22.4トン、400ベクレル】

東海第2原発、圧力容器で水漏れ 60トン超か、周辺影響なし
2011/10/26 14:34   【共同通信】
 日本原子力発電は26日、定期検査中の東海第2原発(茨城県東海村)で、原子炉圧力容器の下部にある水を止める板のねじを誤って緩め、放射性物質を含む水が格納容器に漏れたと発表した。外部への放射性物質の漏れはないが、作業員4人が水をかぶった
 4人は検査の結果、被ばくは確認されなかった。経済産業省原子力安全・保安院によると、午後1時に漏れが止まったことを確認。漏れた水は毎分400リットルで、単純計算すると総量は64トンになる。燃料の冷却に問題はないという。

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10月26日 小出氏:原子力の日、関西でのホットスポットの可能性、一関の空間線量、お茶と牛乳、雪の遮蔽と放射性物質の揮発性@たねまき

今日もたねまきジャーナルを聞くことができました。
本日は質問が多岐にわたっていました。

どうぞ。

20111026 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章



【以下、お時間のない方のために内容を起こしています。ご参考まで。】

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