ぼちぼちいこか。。。

「できない理由を探すより、できる方法を探そう」
毎日忙しく仕事に追われている方々のために、原発関連のニュース、重要な講演などの文字起こしや自分の考えをUPしています。
少しでもみなさんのお役に立てるよう頑張ります。みんなで一緒に考えて行動していきましょう! 

いつもご覧いただきありがとうございます。
「これは!」と思う記事がありましたら、ぜひ身近な方に広めていただきたくお願いいたします。

著名な識者の方のカテゴリを作りましたので、文字起こしなど幾分探しやすくなったかと思います。基本的に私がやった内容起こしは転載OKです。

多の方に届くように願っております。

2011年04月

4月29日 東電:被曝線量「福島の作業を別枠に」-もはや政府・東電は人ではない。

被ばく線量 「福島の作業別枠に」東電要望  東京新聞   
2011年4月29日 朝刊

 原発作業員の被ばく線量上限をめぐり、東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理は二十八日の記者会見で、「作業員確保の観点から、通常時の被ばくと福島第一原発での緊急時の被ばくは、別枠と考えたい」と述べ、国と上限の緩和に向けて協議していることを明らかにした。
 国は、今回の原発事故に限って緊急業務の場合の上限を年間一〇〇ミリシーベルトから同二五〇ミリシーベルトに引き上げた。ただし、厚生労働省は通常業務では年間五〇ミリシーベルトかつ五年間で一〇〇ミリシーベルトという上限を設けている。
 福島の事故で復旧作業に従事した作業員のうち三十人が一〇〇ミリシーベルトを超えた。
 基準に照らせば、この人たちは今後五年間は他の原発で働けなくなる。
 このため東電は基準緩和について、原子力安全・保安院と協議を開始。松本氏は「線量は上がれば上がるほど、健康への影響が出るとは思っており、保安院とよく相談したい」と述べた。保安院の西山英彦審議官は「現実的な解決策を考えるべきで、厚労省とよく協議している」とした。
 一方、細川律夫厚労相は二十八日、閣議後の記者会見で「通常業務で年間五〇ミリシーベルト、かつ五年間で一〇〇ミリシーベルトという規則は変えない」と、東電の要望を認めない意向を示した。
 福島第一の復旧作業で一〇〇ミリシーベルトを超えた作業員について、厚労省は東電に、復旧作業期間を含む五年間は通常業務にも就かせないよう指導する方針。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011042902000054.html

本当にひどい。

みなさんアンカーはご覧になれたでしょうか。あれで一気に吉田所長の存在がクローズアップされ、東電と現場との意見の相違など、とり立たされるようになっています。

確かに今の現場の作業員の方々の今後を考えると、その後の職の問題もあるでしょう。

でも、命を削って作業してくれている方々に対して、それでもまだ「働け」というのですか・・・。
福島での作業を別枠にしたって、その人の生涯被爆量はなくならない。
胸が痛いです。

2-3日更新できなくなります。

失礼します。

4月28日 今日朝からずっと聞いている曲です。


歌うたいのバラッド
Song & Lyrics Kazuyoshi Saito

嗚呼 唄うことは難しいことじゃない
ただ声に身をまかせ 頭の中をからっぽにするだけ
嗚呼 目を閉じれば 胸の中に映る
懐かしい思い出や あなたとの毎日

本当のことは 歌の中にある
いつもなら照れくさくて言えないことも

今日だってあなたを思いながら 歌うたいは唄うよ
ずっと言えなかった言葉がある 短いから聞いておくれ
「愛してる」

嗚呼 唄うことは難しいことじゃない
その胸の目隠しを そっと外せばいい

空に浮かんでる言葉をつかんで
メロディを乗せた雲で旅に出かける

情熱の彼方に何がある?
気になるから行こうよ
窓の外には北風が
腕組みするビルの影に吹くけれど

ぼくらを乗せて メロディは続く・・・

今日だってあなたを思いながら 歌うたいは唄うよ
どうやってあなたに伝えよう 雨の夜も 冬の朝も そばにいて
ハッピーエンドの映画を今 イメージして唄うよ
こんなに素敵な言葉がある 短いけど聞いておくれよ
「愛してる」

4月28日 地震発生から49日

某掲示板で黙祷をした。

涙が止まらないです。

あの日、14:46:18、日本のすべてがひっくり返った瞬間・・・。

あの瞬間から49日。

死者14,564名、行方不明者11,356名(4月28日現在警察庁発表)

これだけの方々が苦しみながらこの世を去る大惨事となった・・・。

私たちが、見送ってあげないと。
怖かったでしょう
苦しかったでしょう
くやしかったでしょう
もっと生きたかったでしょう

その思いを私たちは受け継ぎ、この日本で生きていく。

どうか、安らかにお眠りください。

今週は、喪に服します。

4月26日郡山 橘小学校の線量測定結果:ネット上の言論統制がここまできました。

郡山 橘小放射線測定値報告の中断のお知らせ
先日来、本校独自で実施した校舎内及び校庭等の放射線測定値をホームページに掲載してまいりましたが、インターネット等での測定値の発表は、文部科学省や県など公的な機関が測定したものに限るとのことから、今週からホームページへの掲載は中断することとなりました。なお、学校独自の調査はこれまでどおり継続し、数値の推移等については、学校便り等で保護者の皆様にお知らせしてまいりますので、ご理解いただきますようにお願いいたします。

4月27日大阪府:「原発の新設やめる」橋下知事の決意

橋下知事、「原発の新設やめる」 節電数値目標設定へ 
2011/4/28 1:41 日本経済新聞
大阪府の橋下徹知事は27日の会見で、東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故を踏まえ、関西に電力を供給する原発の新規建設や既存原発の運転期間延長の中止を目標とした節電計画づくりを始めると表明した。知事は、「原発の新設や延長をやめるため、一歩踏み出そうと思う」と強調、産業活動の抑制や都市魅力向上政策の阻害にならないような節電計画を模索するという。

28日に大阪市内で開かれる関西広域連合委員会で提案、参加府県の賛同を得たい考えも示した。受け入れられない場合は「府単独で取り組む」と強調、数カ月かけて計画を作成する方針。

消費電力の削減値目標など具体的な計画を策定した後、原発が立地する福井県など関係自治体、同県内で原発を運転する日本原子力発電や関西電力に働きかける一方、関西の府県民に節電の協力を求める。

関西では原電敦賀原発(福井県敦賀市)の増設(3,4号機)や、運転40年を超える関電美浜原発1号機(同県美浜町)の建て替え(リプレース)が計画されている。

橋下知事は「福島の状況をみると、原発はない方がいいが、今の生活を前提にすると必要悪で、単純な『原発悪玉論』には乗っかれない」と述べ、稼働中の原発の即時運転停止は求めない意向を示した。一方で、新規建設や既存原発の運転期間延長の中止については「今なら府県民のみなさんがその目標に向かってある程度の負担を被ってでもやろうと真剣に思ってくれる」と強調した。

関電など供給者側には代替エネルギーの開発、消費者側には節電への協力を呼びかける。「原発を1つでも止められるとなれば、コンピューターや自動販売機の節電などみんな動いてくれると思う。消費者側が動けば、供給側も納得する」と述べ、行政として個人の具体的な節電計画も提示する方針も示した。
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819A91E0E5E2E0838DE0E5E2E6E0E2E3E39391EAE2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E5

動きましたね!橋下知事!
このニュースを聞いて、やはり嬉しかったというのが感想です。

ますます「このタイミングを逃してはいけない」という思いが強まりました。

中には、橋下知事のこの発表に対して、何か裏があるのではないかと勘繰る人もいらっしゃるでしょう。
しかし、たとえそれがあったとしても、この意思表示の意味は非常に大きい。
政府に期待できないというのであれば、自治体で動くしかない。これは第一段階だと思っています。

京都も続きますよ!橋下知事!

山田啓二府知事、よろしくお願いします。

ちょっと今回はこの辺で。

ぼちぼちってどういう意味だったけ?www

4月27日 陳情書を請願書にするために

地元自治体に原発建設を永久的に廃止する内容で住民投票をすることや、憲法改正のために国民投票する旨の陳情書を用意していることは、何度もお話したと思います。

今日は、活動を一歩前に進めました。

やはり、陳情書では弱い。
署名活動をしようかとも思ったが、それをするにしたって、やはり請願書の形をとるほうがいいに決まっている。
焦ってうやむやな形にしてしまうくらいなら、ちょっと待って紹介議員を探すという選択をしました。
署名活動は、それかやっても遅くないと思うので。

なので、とりあえず、思い浮かぶ方に、メールを差し上げました。
地元は、実は京都です。
そう、ご存じの方も多いかと存じますが、京都は共産党が強い!www
これを活かさない手はないです。

メールを送った相手は、昨日、全国知事会の会長に当選された、山田府知事と、こくた恵二衆議院議員のお二人です。

一応主な内容を載せておきます。
【メール内容】
今回、原子力発電にかかる陳情書を準備しておりまして、
この機会にぜひ、こくた衆議院議員にご一読いただきたくメール差し上げました。
内容は以下のとおりです。
 
原子力発電所を京都府永久的に建設しない条例を制定するため住民投票実施に関する陳述書(請願書)
  
【陳述(請願)の要旨】
 1 原子力発電所を京都府に永久的に建設できないように条例を制定するため、住民投票を実施すること。 
 2 原子力発電に頼らないエネルギー政策を打ち出すよう国へ働きかけること。 
 3 原子力発電の商業的使用をやめる旨の憲法改正のため、国民投票を実施するよう国へ働きかけること。
【陳述(請願)の理由】
1.現在、東日本大震災を起因とし、福島第一原子力発電所は依然として危機的状態にあります。この惨劇からもわかるとおり、放射能・放射性物質は私たち人類にはコントロールできない危険な物質であることは間違いなく、また、日本は有数の地震国家であることを考えれば、今後このような惨劇を繰り返さないよう対策することは当然だと考えます。原子力発電にこれ以上頼らず、日本を繁栄させていくことは、私たちが後世に残せる最大の遺産になると考えます。つきましては、その第一歩として京都府には原発を永久的に建設しないための条例を制定するため、その是非を問う住民投票を行うことを希望します。                                       
2.原子力発電を無くしていくためには、自然エネルギーを利用するエネルギー政策は不可欠であり、国をしてその制作を打ちださせるためには、京都府からの働きかけは重要だと考えます。                                       
3.最終的には、憲法に原子力発電の商業使用をやめる旨の改正をするため、早急に国民投票を実施し、原発の是非を国家総動員で決定することを希望します。例文としては、「日本国民は、放射能におびえない安全で持続可能な環境が世界的に実現することを誠実に希求し、核・原子力の利用は、兵器・商業に利用する手段としては、永久にこれを放棄する。この目的を達するため、核燃料は、これをいっさい保持しない。」 以上 
  
 現在は紹介議員の方が見つかっておらず、陳述書として作成しておりますが、もし、議員(府知事)にこれにご賛同いただければ、とわずかな期待を寄せております。
何卒ご検討・ご回答のほどよろしくお願い申し上げます。
【以上】

さてさて、どのような回答がいただけるでしょうか。そもそも回答もらえるの?
判らないことだらけですが、一歩一歩やっていこうと思います。

あ、ちなみに小沢一郎さんにもご意見させていただいております。さらに、別件で意見を差し上げた西村ちなみ衆議院議員は、メールでご返信をいただいていたので、そこでも上記内容のご提案をさせていただきました。

どうなりますかね・・・?

また何かあったらご報告します。

今のところはここまで。

4月22日嬉しいニュースをご紹介:札幌の弁護士らが「脱原発」の国民投票呼びかけ

「脱原発」の国民投票を呼びかけ 札幌の弁護士ら 
2011年4月22日10時49分 朝日新聞社
札幌弁護士会の市川守弘弁護士らが呼びかけ人になり、「脱原発の国民投票をめざす請願運動」を始めた。原発の増設・新設の禁止や、既存原発の段階的廃止についての国民投票実施を国会に求めていく。
環境問題や自然保護に取り組んできた市川氏らは、今回の福島第一原発の事故で原発の「安全神話」が崩れたとして、「国内には浜岡原発をはじめ多くの原発が地震と津波の危険にさらされている」と指摘。
「国民が原発について十分に討議し、意思表示してこなかったことが、今回の事故原因の一端になっているのでは」と問いかけている。
 市川氏らの案では投票権者は18歳以上の日本国民とし、投票期日は、福島第一原発のすべての原子炉が冷温停止状態に入った後、なるべく早い期日としている。
 請願署名の連絡・問い合わせ先は東京都文京区大塚5の6の15の401、保田・河内法律事務所内、脱原発の国民投票をめざす会(03・5978・3784)へ。
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104220132.html

いやはや、嬉しいニュースです。しばらくバタバタいていて、落ち着いて精査する時間がなかったのですが、ようやくベースへ帰還できました。

この弁護士の方について、もう少し私なりに調べる必要があるかなとは思っていますが、いい傾向であることは間違いありません。

今夜、私の陳述書(請願書になるかもしれませんが)を完成させる予定です。明日からは、時間の許す限り賛同してくれる人の署名を集めに動こうかと思います。

また、本日某衆議院議員の方から以前意見した内容について、とても丁寧なご返事を頂戴しました。こうやって声を届けるだけではなく、その回答がもらえるということはとても有意義なことと思います。投げっぱなしではいけないですから。
その「以前意見した内容」というのは、4月20日の記事の母乳からヨウ素131が検出
で首相官邸へ送った内容と同じだったと思います。せっかくご丁寧にご返事をいただいたので、一歩踏み込んで、私の陳述書のドラフトをご提案させていただきました。どうなるかはわかりませんが、とにかく伝えたいことは伝えます。

今日はじっくり取り組みます。
また完成したらUPしようと思います。

ぼちぼちは当分必要ないね。

4月26日 気分転換に、応援歌

今、自分の心が折れそうな時、この歌を思い出して自分を励ましています。


My measure 
song & lyrics lecca

必要と思われることなら 全部やってきた私にはロスも多くて
もっと簡単にたどりつけたはずの
ここまで来るのにだいぶ遠回りした
私が私でいるため 切り取って手放してきたいくつもの
安心や妥協や夢さえ
いつの間にか懐かしくなる

昨日よりも強くいられるために
なくすものよりも得るものがどれだけ大きいか
歯をくいしばりながら噛みしめた

何が正解なんて分からない
どれか一つだけってこともない
いま自分のものさしで歩いてゆこう
そうすれば涙がこぼれても we’re just fine
分かるのは途切れない自分の気持ち
まだまだやれるんだってもがいてるの
もっともっとゆけるだけ
This is my measure、all by my measure

見本のいない私にとって ゆずれない現場は他でもないここで
こっから世界を変える、なんて大それた夢を胸に抱いてるの
私が走ることで もしかしてどこかの誰かがまた笑ってくれるなら、ね
いつもよりかうれしくて

分からないなら信じるしかない
目を閉じてては知ることもできない
きっと最高の景色 目にするためすすむから

何が正解なんて分からない
どれか一つだけってこともない
いま自分のものさしで歩いてゆこう
そうすれば涙がこぼれても we’re just fine

ストイックに生きることがかっこいいとは思わない、
けど これしかないから 誰にも胸の情熱は負けないの
失敗も経験のうち、そう思えるよう目をそらさずに
自らの歩いた道いつまでも忘れぬように
正しい答えなんてないから 自らの炎でLight Up
みんながみんな火を燃やすから
時に意見はまとまらないさ
でもそれでもぶつかるぐらいが
ゆくべき場所が見えてこないか?
誰もが理想かかげるFighter
泣いた後歩み止めないで

何が正解なんて分からない
どれか一つだけってこともない
いま自分のものさしで歩いてゆこう
そうすれば涙がこぼれても we’re just fine

どこが限界なんて決めてない
あと少しでも前に進みたい
ほら自分のものさしで選んでゆこう
なくしたぶんまで得られれば we’re just fine

分かるのは途切れない自分の気持ち
まだまだやれるんだってもがいてるの
もっともっとゆけるだけ
This is my measure、all by my measure

頑張ります。

4月24日 今日のデモから改めて学ぶ/芝公園と代々木公園

今日は大きなデモが二つ開催されました。
ひとつは芝公園発信のエコパレード。(参加者1万人か5000人のどちらかでした)
もうひとつは、代々木公園発東電前までのデモ。(参加者4500人と発表)
一応記事になっていました。

「原発止めろ」と東電までデモ  
2011年4月24日(日)18時16分配信 共同通信
旧ソ連のチェルノブイリ原発事故から26日で25年になるのを前に、原発に反対する市民団体などが24日、東京都港区内の公園で集会を開き、脱原発社会の実現を訴えた。約4500人の参加者は集会後、東京電力本店前までデモ行進し「原発止めろ」と声を上げた。「原発とめよう!東京ネットワーク」の主催。集会の冒頭、市民団体「原子力資料情報室」の伴英幸共同代表が「大きな余震があれば、福島第1原発でさらに事故が起きる可能性があることを認識しなければならない」とあいさつ。チェルノブイリ原発事故で被災した非政府組織(NGO)メンバー、パーベル・ウドビチェンコ氏もゲストとして参加。「(汚染された地域では)牛乳から基準を超える放射性物質がしばしば検出されるため、孫は新鮮な牛乳を飲めない。核の災いが再び起きることがないようにしましょう」と訴えた。
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2011042401000508/1.htm

やりすぎず、引きすぎずで、程よい熱でしたね。
東電前の警備は物々しく、一触即発の様を呈していましたが、おそらく過激な行動はなかったと思います。
マスコミの姿も、NHK、フジ、テレ東、テレ朝などが見られました。きっちり報道されることを祈っております。

Ustreamでも中継され、Twitterも盛り上がっていましたが、視聴者数は、せいぜい二つを足しても1000ほどでした。できれば日本人全員に見てほしいと思っているので、なんとか報道としてみなさんの目に留まるよう願います。Ustreamの録画を見つけましたので張っておきます。(@原子力資料情報室CNIC)
http://www.ustream.tv/recorded/14242753

そして、改めて思いました。

国民投票、やりましょう?

あれだけの同志がいれば、絶対できる!

早く陳情書、仕上げないと・・・。今週はずっと外にいたので、細かい編集ができずにいたのですが、来週は少し時間がとれそうなので、完成版、できると思います。

各種意見書フォームがまとまってきたので、ご紹介します。
①CRIIRAD(放射能に関する調査および情報提供の独立委員会・仏)
 大気中の放射能に関する情報の全面公開を要求する署名。
 HPで16ヶ国語に翻訳されています。
【日本語版PDF】
http://www.criirad.org/actualites/dossier2011/japon/petitions_langues/Petition_japonais_relu.pdf
【ホームページ】
http://www.criirad.org/actualites/dossier2011/japon_bis/en_japonais/japonais.html

②反原発オンライン署名サイト。
http://nmfp.web.fc2.com/

③原子力安全委員会への意見送信フォーム
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/tyoki_oubo.htm

みなさんもご自分の意見、発信してみませんか?

ぼちぼちしてる暇はないね。

4月22日孫正義氏とエネルギー財団と自由報道協会

孫正義氏記者会見 主催:自由​報道協会
http://live.nicovideo.jp/watch/lv47117671?ref=top


これは2011年4月22日20時より開催された、ある種、孫正義氏の立身会見の様を呈した内容になっています。
その二日前に行われた会見でも、おおよその内容は発表されていましたが、とうとう公となったわけです。

コレを見た私の感想は・・・・。
おこがましいのを承知で言わせていただきます。

「私が考えていたことがほぼ網羅されている」

原発神話崩壊による、自分の無知への叱責。
メディアによる情報統制。
エネルギー自由化への道。
政府対応における不満。
そして、自分の責任の果たし方。

孫正義という人物に対して、私は少なからずアレルギーがある。
しかし、ここまで考えて実行に移している彼を、批判する気は毛頭ない。
むしろ自分の思想にシンクロした瞬間が何度もありました。

できるかどうかは、私にもわからない。でもやらなければ。

2時間弱の会見ですが、是非一度ご覧いただいて、思うところがあるならば、それを行動に移しましょう。


ぼちぼちしてる暇はない。

被災地復興のための増税論について その②

先ほどUPした被災地復興のための増税政策について、各省庁へ発信しました。
内容は、以下のとおり。

被災地復興のための税金政策についての提案

税金を区別する政策をご提案します。
①被災地(地震・津波被害地域)を特別販売地として設定し、被災地域内での消費税について%を減らす。
→被災地内での税の負担が軽減し、経済もまわっていくと予測できる。
②消費税を被災地とそれ以外の産地別に設定し、被災地域が産地のものについて%を減らし、それ例外の産地のものは%をあげる。
→高い消費税を払いたくない人は、進んで被災地のものを買う。それ以外の産地のものについては、かなりの不公平感が出てくると予想するが、「増税をする」という考えありきなので、しょうがないとしか言えない。

しかし、ここでいう被災地に、原発被害地域を省いてください。放射能汚染については、これに該当させられない。残念ながら、高濃度汚染地域については、復興という言葉はまだ浮かんでこないからです。

細かい%や、地域の指定の仕方などは、先生方にお任せできると思います。

是非ご検討ください。
(以上)

上記の意見を、下記のHPより各省庁へメールしました。
https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose

参考にしてくれるといいのですが。

みなさんも意見があれば、どんどん発信していきましょう。

ご報告まで。失礼します。

被災地復興のための増税論について

<東日本大震災>復興税に長短所 消費税なら被災者も負担  
毎日新聞 4月18日(月)20時45分配信
東日本大震災の復興財源として、政府・民主党は震災復興税の名目で増税の検討に入る方針で、野党側にも「増税は避けられない」との考えが強まっている。ただ、具体的にどの税目を増税するかについては、消費税や所得税、法人税などさまざまな案が浮上。それぞれの税には長短所があり、負担増に対する国民の反発も予想されるため、政府は増税の在り方などで慎重な判断を迫られそうだ。【久田宏】
「いつから、何で増税するかはこれから議論する。(手法としては)消費税や所得税上乗せなどがある」。民主党の岡田克也幹事長は17日のNHK番組で、復興財源の確保のための増税(震災復興税)を幅広く議論していく考えを表明した。当面の財源を確保するために通常の国債とは異なる「復興再生債(仮称)」を発行し、その後導入する震災復興税の税収を償還に充てる考えだ。
まとまった額の財源の確保が期待できるのが、1%の税率引き上げで約2・2兆円の税収増となる消費税だ。国民に広く薄く負担を求めることになり、民主党内には「『国民全体で被災地を支える』という復興の理念にかなう」との声もある。
しかし、全国一律の消費税引き上げは被災者にも負担を求めることになり、被災地だけを除外する場合には「還付などの手続きが複雑で技術的に難しい」(財務省政務三役)という欠点もある。また、消費税増税は年金など社会保障改革の財源に充てることを前提に政府・与党で議論を進めてきており、野党からも「消費税は社会保障に充当すべきだ」(自民党の石原伸晃幹事長)との声も出ている。一方、政府内には、所得税を一時的に一定の割合で増税する案も浮上している。増税のための事務手続きが比較的、簡素化できるのが利点だ。被災者が住宅などの損害額を所得から控除できる期間は現行の3年から5年に延長される方向。「大きな損害を被った被災者は控除によって所得税を支払わなくて済むようになるので、増税の影響は抑えられる」(政府税調幹部)という。
ただし1割増税したとしても、見込まれる税収は1兆円程度と、消費税に比べると見劣りする。給与所得がある現役世代の負担が相対的に大きくなるため、世代間の公平性に欠けるとの指摘もある。
また、政府・与党は11年度税制改正法案に盛り込まれた法人実効税率の5%引き下げを撤回することで、約6000億円の復興財源の確保を検討している。五十嵐文彦副財務相は18日、「所得の大きい個人、法人には一定の大きな負担をお願いしなければならない」と述べ、法人増税も検討課題になるとの認識を示した
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110418-00000104-mai-bus_all

消費税10%半ばまで引き上げ案 集中検討会議で協議へ  
2011/04/22 02:02   【共同通信】
社会保障と税の一体改革論議の中心となる「集中検討会議」(議長・菅首相)で、改革により将来的に消費税率を少なくとも10%台半ばまで引き上げる方向で調整に入ったことが21日、分かった。6月中の改革案取りまとめに向け来週から再開される集中検討会議で協議する。
 高齢化が進み社会保障費が毎年1兆円超のペースで増え続けている一方、一体改革では社会保障を子育て家庭を含む「全世代支援型」に強化する方針。この費用を賄うには「世代間の公平性の観点や税収の安定性」から消費税を基本とし、10%台半ばへの税率引き上げはやむを得ないとの方向になった。
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042101001148.html


さて、ここ1週間くらいで、復興に向けての増税政策のニュースがちらほら報道されるようになってきました。復興税の創設や、消費税の引き上げなど、多方面のアプローチで議論されているようです。

そこで、ある人がふっと言った意見がすばらしかったので、それを具体的に考えてみます。
その人の発言がこれ。
「被災地で買えば消費税ゼロとかできないか。
たとえば、個人商店で、被災地に住居と店があることが条件。」

これを読んでピーンっときた。

税金を区別する政策です。

要するに噛み砕いて言うと、
①被災地(地震・津波被害地域)を特別販売地として設定し、被災地域内での消費税について%を減らす。
→被災地内での税の負担が軽減し、経済もまわっていくと予測できる。

さらに、私が考えたのは、
②消費税を被災地とそれ以外の産地別に設定し、被災地域が産地のものについて%を減らし、それ例外の産地のものは%をあげる。
→高い消費税を払いたくない人は、進んで被災地のものを買う。それ以外の産地のものについては、かなりの不公平感が出てくると予想するが、「増税をする」という考えありきなので、しょうがないとしか言えない。

いかがでしょう。
被災地の経済復興には、効果的な区別の仕方だと思っています。

しかし、ここでいう被災地に、原発被害地域を省いている点は重要です。放射能汚染については、これに該当させられない。残念ながら、高濃度汚染地域については、復興という言葉はまだ浮かんでこないからです。

この意見、ちょっと発信してみようと思っています。
恐らく、官僚や政治家の方々は頭がとてもいいと思うので、詳細は任せられると思うのです。

甘いですかね・・・?でも、やってみようと思います。

では、今回はこの辺で・・・。

ぼちぼちなんてしてられまへん!

4月21日 高濃度汚染地域の方々へ

ちょっと先ほどの母乳の一件から、少し落ち着いたので、もともと事故発生当初から私が思っていたことを書きます。

まず、最初に高濃度汚染地域として注目された場所は、南相馬市と飯舘村。

南相馬市の市長は、ある種国に対してクーデターを起こし、世界に向けて発信したYOUTUBEの映像で、政府の南相馬市に対する対応を痛烈に批判した。そして、独自に住民を避難させたのです。
飯舘村は、30km範囲外にもかかわらず「線量が高い」村として注目され続けていたのですが、私はその時点ですぐに「首相が土下座して避難させるしかない」と考えていました。

土や水、空気が汚染された土地で生活し続けるのは、チェルノブイリから学ぶと、とてもじゃないけれど健康とは程遠いものになるからです。子育て終了世代はまだいいんです。もう、あとは自分の身体のケアだけすればいいのですから。でも、子育て世代以降の若い子達は、これから子孫を残していくんです。それなのに、高濃度汚染地域でそのままだましだまし生活しつづけるよう指示を出し続けたのは、紛れもなく「政府」。

国民殺し政府といわれる所以だと思う。

私ひとりが騒いだところで、現地の住民には届かない。
権力のある人が、その権力を使って指示するしかないんです。

お願いですから、首相、みんなを避難させてください。

まだ間に合うから。一刻も早く。

4月20日母乳から放射性ヨウ素131検出

母乳から微量の放射性物質=市民団体が検査―福島 
(時事通信)4月20日(水)19時50分配信
福島第1原発事故で水道水や農作物から放射性物質が検出された問題を受け、市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」(村上喜久子代表)は20日、福島市内で記者会見し、福島など4県の女性9人の母乳検査で、茨城、千葉両県の4人から1キロ当たり最大36.3ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。
 厚生労働省は水道水の放射性ヨウ素が同100ベクレルを超える場合、粉ミルクなどに入れて乳児に摂取させないよう求めているが、母乳については明確な基準はなく、村上代表は「今回の数字が高いとも低いとも判断できない」としている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000133-jij-soci

母乳から微量の放射性物質 
(共同通信)2011年4月20日(水)21時23分配信
市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」は20日、独自に母乳を民間放射線測定会社に送り分析した結果、千葉県内居住の女性の母乳から1キログラム当たり36・3ベクレルの微量の放射性ヨウ素を検出したと明らかにした。放射性セシウムは検出されなかった。厚生労働省によると、原子力安全委員会は母乳に含まれる放射線量について安全基準の指標を示していない。今回検出された数値は水道水に関する乳児の摂取基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を下回っている。ネットワークの村上喜久子代表は「安全性について判断はまだできないが、母乳は赤ちゃんが口にする。国は早急に広範囲な調査を実施してもらいたい」と訴えている。検査した母乳は生活協同組合などを通じて呼び掛け、千葉のほか、宮城、福島、茨城県内の女性9人から提供を受けた。

http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2011042001001059/1.htm


とうとう始まってしまった。
あれほど、妊婦には被爆に注意せよとチェルノブイリの経験からも言われていたのに、それを生かすことができなかったのか。

まだ間にあう。

「首相、明日21日に20km圏内の警戒区域の説明に向かうのであれば、お願いですから、子育て世代以降の若い子たちも、避難させてください。このままでは、本当に悲しい歴史の繰り返しになってしまう。

首相、お願いです。」

同様の内容を首相官邸へメールしました。

こんなことしかできない自分の無力さに、苛立ちが倍増してしまう。

ぼちぼち?絶対無理だね。

首相官邸へ意見を送ろう

みなさん、そろそろストレスがたまってきているんじゃないでしょうか。
もしかしたら、逆にあきれてしまって、興味が失せてしまっているかもしれませんね。

でも、ひとつ、あなたの意見を首相官邸へ伝える方法があります。

このHPへ飛ぶと、「首相官邸のご意見募集」のページへ行くことができます。
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

ご参考までに、私の送った内容を掲載させていただきます。

テーマ:
今後の原子力発電について、国民投票で決めてほしい

意見・要望
3.11起因による原発事故の収束がまるで見えない中、国民も原発を無視できない状態になっている。今後の政府のエネルギー政策に注目しているが、国会議員や政府に任せておけないというのが、本音である。従って、原発の是非を問う国民投票を実施してほしい。原発の段階的廃止を憲法へ組み込み、その改正を国民投票で判断する。
日本史上初の国民投票で原発の是否を問うことは、後世に残せるすばらしい功績になると思う。是非、実行していただきたい。
(以上)

これが一体どれほどの力になるのかは、わかりません。
しかし、意思表示をする。

今の日本人にできる、最低限の責任の果たし方。

目をそらしてばかりではいられないはずです。

あなたの意見を首相官邸へ届けてください。

今日は、このへんで。

ぼちぼちしてたら、置いていかれるど?

国民投票について

先の記事でも書いたように、私は今陳述書の用意をしています。
改めて言うと、私の目標としている流れとしては、

①地元自治体で、今後原発建設をさせない条例制定のための住民投票
②原発に頼らない自然エネルギーへの政策転換を政府に促す
③最終的に、原発廃止を盛り込んだ憲法改正のための国民投票を行う

この3ステップです。

①の住民投票が、実は一番むずかしいと踏んでいます。
なにせ、うちの県には、原子力発電がないのです。
ですから、ないものを今後つくらせないための住民投票、やってもらえるかどうか・・・。
まぁ、町は保守的なほうなので、勝算は十分にあると思うのですが。

②は、そうですね。今日SB孫正義さんが民主党の復興ビジョン会合に担ぎ出されていましたが、なんとも気持ちの悪い会見でした。なんでしょうね?あのヨイショ会見は。なんとなく恐ろしかったです。
まぁ、私の感想は置いておいて、その会合の内容でも、原発の30%をカバーするにあたって、太陽エネルギーに着目されていました。そういう議論は自然と沸いてくると思います。地元自治体から政府へ働きかければ、なお良しといったところでしょうか。

問題は、最終ステップの③
現在、日本で国民投票法が履行できるのは、「憲法の改正時」に限られています。
そして、未だかつて、実施されたことはありません。
詳細は以下のとおり。読み飛ばしていただいて結構ですが、興味のある方は是非ご一読ください。

【以下Wikipedia:憲法改正より参照】

日本では日本国憲法第96条においてその改正手続を定めている。
    1.国会の発議
    2.国民の承認
    3.天皇の公布

国会の発議
国会の発議は両院の総議員の3分の2以上の賛成によってされる。ここでいう「総議員の3分の2」はそれぞれの議院の3分の2であり、両院の議院全員で3分の2ではない。

国民の承認
国会が議決すると、法案は国民投票にかけられ、承認は多数決によっておこなう。投票の規定については
日本国憲法の改正手続に関する法律による。


天皇の公布
国民投票で可決されると、改正憲法は天皇がこれを国民の名において公布する。


【以下Wikiperida:日本国憲法の改正手続に関する法律より抜粋】
法律の概略

具体的な手続きに関しては「日本国憲法の改正手続に関する法律施行令」(平成22年政令第135号)及び「日本国憲法の改正手続に関する法律施行規則」(平成22年総務省令第61号)で規定。
対象・投票権者
  ・国民投票の対象は憲法改正のみに限定(1条)。
  ・投票権者は18歳以上の日本国民(3条)。ただし、18歳以上の者が国政選挙で投票できるように公職選挙法の選挙権の年齢や民法の成人年齢(20歳以上)などの規定について検討し必要な法制上の措置を講じて、18歳以上の者が国政選挙で投票することができるように改正するまでは、国民投票の投票権者も20歳以上とする(附則3条)。
  ・成年被後見人は投票権を有しない(4条)。在外邦人にも投票権はあり(62条)、いわゆる公民権停止を受けた者も投票権者から除外されていない。

憲法改正原案
  ・各院に憲法審査会を設置し、憲法改正原案について審査を行うが、公布後3年間憲法改正原案の発議は凍結する(附則1条、同4条)。
  ・憲法改正原案は、衆議院100名以上、参議院50名以上の議員の賛成で国会に提出できる(国会法第68条の2)。
  ・憲法改正原案の発議は内容において関連する事項ごとに区分して行う(個別発議の原則、国会法第68条の3)。

憲法審査会
  ・憲法審査会規程は衆議院では制定されたが参議院では制定されておらず、両院とも委員等の選任は行われておらず組織としての活動は始まっていない。審査会の設置に関する条項は2007年8月の臨時国会召集とともに発効している。

投票方法
  ・国会発議後は、60-180日間ほどの期間を経た後に国民投票を行う(2条)。
  ・国民投票は、憲法改正案ごとに1人1票の投票を行う(47条)。
  ・投票用紙(縦書き)にあらかじめ印刷された「賛成」または「反対」の文字(いずれもルビ付き)のどちらかに○をつける方法で投票を実施(57条)。
  ・印刷されている「賛成」の文字を二重線を引く等して消した票は反対として扱い、「反対」の文字を二重線で引く等して消した票は賛成として扱う(81条)。

投票の結果
  ・投票総数(賛成票と反対票の合計。白票等無効票を除く)の過半数の賛成で憲法改正案は成立(126条、98条2項)。
  ・最低投票率制度は設けない。

無効訴訟
  ・無効訴訟は国民投票の結果の告示から30日以内に東京高裁に投票人が提起することができる(127条)。
  ・訴訟を提起しても国民投票の効力は原則停止しない。
  ・憲法改正が無効とされることで重大な支障を避けるため緊急の必要があるときは、本案について理由がないと認めるときを除き、憲法改正の効力を全部又は一部を判決確定まで停止することができる(133条)。

投票運動
  ・選管委員や職員及び国民投票広報協議会事務局員に限定して国民投票運動を禁止する(101条)。
  ・公務員や教育者の、地位を利用した投票運動を禁止(103条)。罰則は設けないが、公務員法上の懲戒処分の対象にはなる。
  ・公務員の国民投票運動及び意見表明に関する、国家公務員法及び地方公務員法上の政治的行為に対する規制については、賛否の勧誘が不当に制約されないよう法制上の検討を行う(附則11条)。
  ・憲法改正の予備的国民投票については、その実施の有無及びその対象について検討を加える(附則12条)。
  ・テレビ・ラジオによるコマーシャルは投票日の2週間前から禁止(105条)。ただし、罰則を設けない。
  ・国会において設置される国民投票広報協議会(議席数に応じて会派ごとに割りあてて構成。衆参各院から10名ずつ選任される)が、改正案の要旨(その他、国会審議の経緯などを客観的に記した分かりやすい説明)、賛成意見、反対意見からなる国民投票公報、新聞広告、テレビラジオによる憲法改正案の広報のための放送(政見放送に類似したものでスポットCM等を想定したものではない)を行う(106条・107条)。この際、賛否については同一のサイズ及び時間を確保する(106条6項・107条5項)。
  ・広報のための新聞広告、広報放送はいずれも国費で行われる。

施行期日
  ・国民投票の実施など主要な規定については公布の日から起算して3年を経過した日(2010年(平成22年)5月18日)から施行するが、憲法審査会に関する部分など一部の規定は公布後の次国会から施行する(附則1条)。

(以上、参照終わり)

と、長々とあるのですが、要するに国民投票を発議するためには、衆参両院で、それぞれ3分の2以上の賛同が必要なのです。
そこまで、国民の気運があげられるかが、一番の問題となるでしょう。

日本史上初の国民投票が、原発の是否を問うなんて、すごいじゃありませんか!

やはり、やらなければならないことが、たくさんあります。
・メディアコントロールからの脱却
・国民の意識改革
・代替エネルギー政策 等々

恐らく、ステップ①の各地で原発の賛否を問う住民投票がなされれば、自然と国民投票へシフトしていくと予想しています。

さてさて、壮大なスケールの目標ですが、やってできないことはないと本気で思っています。

今日のところはひとまずここまで。
ぼちぼちなんかしてられない。

4月19日小出先生のたねまきジャーナルから、今後の日本を考える。

昨日放送されたラジオを紹介しましょう。

【福島原発】2011/4/19/火★1.作業員からも工程表に疑問-2.Meltdownとは 1/2



【福島原発】2011/4/19/火★1.作業員からも工程表に疑問-2.Meltdownとは 2/2


上の二つの音源を聞いてほしい。
これに対して反論できる人が一体どれだけいるのだろうか。反論できるなら、ぜひお聞きしたい。
小出先生は、実に冷静である。
私の耳には、その発言に嘘がないことがはっきりと伝わってくる。

言いたいことは全部小出先生が言ってくれているので、ここで重ねて意見する必要もないだろう。


こういう国にしてしまった、私たち国民は、これからどうすればいいのか。

今、よく言われている「政府は国民を見殺しにする」といった発言について、事実そういう行動を政府は取っている言わざるを得ない。食品の安全基準値をさらっと引き上げ、「直ちに健康に影響はない」と連発。空気中に飛散している放射性物質や放射能の予測データはタイムリーには発表せず、すべて後付け。要するに、

「個人で判断してください」

ということなんです。

経済的に余裕のある方は、対策もわりとしっかりと取ることができる。しかし、中流以下の家庭では、その個人の判断のハードルを下げて、だましだまし生活を続けるしかない。

今はそうやって、みんな怖い気持ちを隠しながら、生活している。
この生活がいつまで続くのかもわからない。

みんな黙って、今の生活を続けていくのか?

それじゃぁ、何も変わらない。
このまま政府の言いなりになって、ゆっくりと確実に汚染され、心も体も蝕まれていくだろう。

私はその道を選ばない。
私のやることで、政府を、日本を少しでも変えられるなら、喜んでこの身をささげようと思う。

今の時点でも、やれることは数えるほどしかできていない。
  ・国が見捨てた村/飯舘村へ直接義捐金を送金
  ・NHKへチェルノブイリ関連のドキュメンタリーを再放送依頼
   →先日もふれたが、これは成果があがり、5月9日よりNHK/BSにてチェルノブイリ関連のドキュメンタリーの放送が決まっている。今後は、地上波・ゴールデンを目指して、さらに依頼していくつもりです。
  ・東京電力へ作業員の待遇改善の要求をメールする
  ・陳情書の作成および、賛同者の署名を集めること
  ・必要だと思った情報は、時間の許す限り拡散する

私の目標は、未来の子供たちに残せる日本にすること。

具体的には、今のところ陳情書(「自分は何ができるか」の記事の中に紹介してます)を読んでもらえば判っていただけると思う。

もし、私のやろうとしていることに意見があれば、どんどん教えてほしい。

一人の力は、とても小さい。
けれど、その一人ひとりが集まることによって、とてつもないパワーになる。
きっと、日本人にもそれができると信じている。


今回は、このくらいで。

ぼちぼちとか、ほんと言ってらんないから。

低濃度(?)汚染水の自主放出についてと4月18日後藤氏:福島原発解説@CNICのご紹介

さて、先日強行された低濃度汚染水の自主放出についてお話します。

正直にいって、
「これで日本は国際社会から見放される。終わった・・・。」
と思いました。

それほど重要なことだと思いました。

今は、汚染水を自転車操業的に保管していくしかない状況ですが、その中でも4月4日、なぜか即決されたような印象で、自主放水が決まりました。

今までいろいろなことが後手に回ってきたのに、なぜこれについては迅速に決定がなされたのか、未だに腑に落ちていません。

海洋放出量は計1万393トンで、含まれる放射性物質の総量は約1500億ベクレルであったと発表されています。

量や、濃度の問題ではないのです。

「日本が自らの手で放射性物質を海洋へ放出した」

私は、もはや「天災ではなくなった」という認識になりました。

実際、アメリカの報道(特にCNN)は、
「Japan decided to release over 10,000 tons of low level contaminated water into the sea ON PURPOSE」
と何度も報道。

こちらに居ることが怖くなった瞬間である。

「本当に海へ放棄することが必要だったのか?」
アメリカでも問われています。

さらに、ロシアや韓国など、事前の情報が不十分だとの不満が出ていますね。

結果として、4月11日にM7.4の強い地震が福島を再び襲い、おそらく世界はまた同情的な報道になっていることと思います。

が、しかし、この自主放水はやってはいけないことです。
本当の最後の最後の手段なんです。
「流れてしまっている」のと「意図的に流す」とでは、結果は同じでも、国としては許されないことです。
あんな早い段階で、早々に放出なんてありえない。
こんなことが再び起これば、世界中を敵に回します。

同様のことをおっしゃっている動画を紹介します。

【2011/4/18 CNIC News 後藤政志氏 福島原発解説】
http://www.ustream.tv/recorded/14116053

今までの流れがとてもよくまとまっています。

みなさんも一度よく考えてみてください。

もうぼちぼちいってる場合じゃない。

失礼します。

ずっとうそだった /斉藤和義さんについて

先のブログでも紹介したが、斉藤和義さんは、本物である。
私は、今後どんなことがあっても、彼を支持しつづけると思う。

彼のやったことは社会人としては、許されないのかもしれない。
けれど、彼は社会人である前に、一人の人間として、この反原発ソングを発表したのだと思う。

彼を尊敬して止まない。
実は先ほど紹介した英訳は、基本的に私が翻訳しました。素人ですので、誤訳やスペルミス等ありますが、充分人に伝わる内容だと思っています。訳文のみ以下記載します。



Song and Lyrics : Kazuyoshi Saito
"You have been telling a lie"

When we walk around this country,
we can find 54 Nuke power plants

My text book and CM always told me,
"It's SAFE"

You have been telling a lie,
then your excuse is just "UNEXPECTED"
I remember the clear sky,
but now, it turns black rain

You've been telling a lie,
it was exposed after all, I know
Yeah, it was a lie, "Nuke is completely safe"
You've been telling a lie,
I just wanna eat such a delicious spinach once again.

Yeah, it was a lie,
You should have noticed this ball game

We can't stop the contaminated wind anymore
Do you accept if you find it about how many people would be exposed by the radiation?
How do you think? I'm asking you, Jap Gov.


When you leave this town,
Coudl you find delicious water?
Tell me, whatever, there's no way to hide

They are all suck, Tepco, Hepco, Chuden and Kanden
We never dream a dream anymore
But they are all suck
They still keep going
They are truely suck
I wanna take action, how could I handle this feeling?

They are telling a lie.... 
We are all suck....

            (恐縮ですが転載自由とさせていただきます。)

私たちの絶望がとてもよく反映された歌詞になっていると思います。

でも、ここから一歩先へ進み、suck達のお尻を叩かなければ。ただ絶望しているだけでは、何も変わらない。

できることから、少しづつやろう。

斉藤さんの意思を受け継いで・・・!

今回はこの辺で。


ぼちぼちやってるわけにはいかない。

作業員の方々へ

では、次に作業員の方々のことを考えます。

すでに地震発生から1ヶ月以上過ぎ、現場で作業されている方々は、極限を超えていると想像しています。

まず、最初に作業員の方々で注目されたのは、やはり2号機タービン建屋のたまり水でしょうか。
1人は長靴着用、その他2人はくるぶしまでの作業靴で浸水したタービン建屋で45分ほどの作業に当たられました。その結果、その浸水=たまり水が放射性汚染水だったことがのちになって判明(1号機の線量測量結果より予測可能だったと判明)し、さらに、監督者も同行しておらず、線量は測られないまま「独自」で判断して作業を続行したとの報道でした。

そんなわけないじゃないですか!
曲がりなりにも電気のプロが、水に浸りながら作業をすること自体、ありえない。しかも放射能が漏れているとわかっている状況の中で、独自に判断って何ですか?
どうしてもやらなければいけない作業があったに違いないんです。
現に、それ以降、たまり水問題のおかげで、タービン建屋の作業が行われたという発表はありません。

海外でどのように作業員の方々のことが報道されているかご存知でしょうか?
CNNやBBCはこぞって、「FUKUSHIMA50」と名づけ、(当初、残った作業員は50人と伝えられていたため)象徴的に報道していました。所謂、ヒーローとしてです。

しかし、日本はどうでしょうか・・・?
命を懸けて作業されている方々に対して、あんまりじゃありませんか?
確かに、人間ですから、ミスもあるでしょう。しかし、だからといって日本の未来を託している現場の方々を嘲っていい道理はありません。日本人全員が、作業員の方々の無事を祈るのが当たり前じゃないでしょうか。

その後も、被ばく線量の限界を上げて、作業時間を確保したり、また、線量計が足りなくなったからといって、代表者にしか持たせず作業させたり、さらには、その線量の数値の記録・説明がきちっとされていないのではないかといった記事もありました。
ご紹介いたします。
 http://zh.ziphilia.net/bbs.cgi/economy/1303003449/

2011年4月17日(日)「しんぶん赤旗」

大震災直後 福島第1原発構内に下請け作業員 内部被ばくか
基準の7倍超 処置されず

 東日本大震災が発生した3月11日午後に福島第1原子力発電所構内にいた作業員が内部被ばくしている疑いがあることが、 本紙が入手した内部資料で明らかになりました。

 東京電力が原子力安全協定に基づいて周辺自治体へ通報する判定基準となる数値の7倍以上に達している人もおり、 被ばくの可能性がありながら放置されている下請け労働者が多数存在している可能性があります。

 測定を受けた作業員によれば、 単位は体内から1分間に放出される放射線量を示すcpmで、 「カウント」と呼ばれています。

 備考欄の数値のうち上段のAが事後、 Bが事前で、 8人中7人はAが大きく上回り、 東電が自治体に通報する判定基準738も超えています。さらに、ある関係者は「福島第1では1500以上と測定された場合、 精密検査の対象になっていた」と証言しますが、 8人中6人はこれを超えています。 しかし、 作業員は、 数値の意味について説明は受けておらず、 何の処置も受けていないといいます。

 この申請書に記載されている作業員は3月11日まで福島第1原発の4号機原子炉建屋内で定期検査に従事していました。 同日、 作業を終えて1号機前のバス停にいたところで地震が発生。 非常呼集を受けた後、 作業は解除されました。 しかし、 同原発のWBCが壊れたため測定を受けられず、 4月6日に新潟県の柏崎刈羽原発で測定を受けました。 つまり、 大震災から4週間近くたった時点でも、 事前の数値を大きく上回ったのです。

 東電による判定基準の7倍以上となる5368カウントを計測した作業員は、 「屋内退避」圏の福島県南相馬市に住んでいます。 要介護の母親を抱えており、 自主避難が困難な状況にあります。

 この作業員は、 「長い間原発で作業をしてきたが、 こんな数値は見たことがない。 ずっと南相馬にいたから、 放射能が蓄積されたのではないか」と不安を隠しません。

検査が必要

 立命館大学・安斎育郎名誉教授の話 本来なら、 WBC測定の前後の数値はそう差がないはずなので、 この人たちは内部被ばくの疑いがある。 作業中に水のようなものが付着したか、 空気を吸い込んだ可能性がある。 便を採るなどの検査が必要だ。

資料は、 放射線業務を行う作業員の登録を解除(契約終了)するための申請書です。 備考欄に記載している数値は、 登録期間の前後に義務づけられているWBC(ホールボディカウンター=別項)の測定結果です。
以上参照終わり

一体どういうことなのでしょうか。
このような現場対応では、とてもではないですが、人は集まらないでしょう。
チェルノブイリの石棺工事には延べ80万人が動員されたと伝えられています。今回は少なくとも3基、原子炉ごと封鎖する必要があるでしょう。(4号炉はまだ未知数ですので、省きます)
日本にそれだけの人を集められるのか、甚だ疑問です。

海外に泣きつこうというのですか?そんなことをすれば、もう日本ではなくなるということです。それを他国にお願いするということは、自治権を放棄すると同様の所業といわざるを得ないと思います。

可能性として考えられるのは、自衛隊の皆さんです。
現在は、10万人体制で、地震・津波地域の捜索や復興に尽力していただいておりますが、泣きつく所は、自衛隊の皆様くらいしか、思い浮かびません。

そして、やはりチェルノブイリの経験を考えると、作業員の方々の今後の健康。想像を絶します。既に何名もの線量オーバーの方が東電会見のホワイトボードに記載されていましたが、その方々の今後を思うと、胸が痛いです。なんの言葉も掛けてあげられません。


それでも、あなたは、原発と共に生きますか?

今日のところは、この辺で。

ぼちぼちしている場合ではない。 

 

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